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実家の冷蔵庫から伺えるもの:母は"自閉症"?

実家の冷蔵庫、400Lオーバーの大きさのが2台あって、普段は夫婦2人暮らしなのに、常に満タンになっている。

買いだめ習慣は良いのだが、バターが10箱以上ストックされていたり、そんなに賞味期限の長くない食品の賞味期限切れが在庫の1/4くらいあったり。

そんな買い溜めのための買い出しを手伝って感じるのは、母の強迫観念のような「品切れへの恐怖感」である。

店頭に並んでいたら習慣的にカゴに入れるような動き。

先月の母親の実家片付けのために1週間ほど開けるというのに、その直前まで普段通りに牛乳やらヨーグルトを爆買いしていた。

これで食材廃棄が起きないのが面白いところだが、普段の食事の分量が多過ぎるからだろう。

母のこういう買い物行動を見て父は言う。

「(母は)自閉症なんだよ」

大学教員として、教え子の行動をよく見ていた父親らしい観察眼である。

父の専門は教育学ではないが、非定形発達っぽい学生の話は父からよく聞いていたので、そう見たのだろう。

子の立場からは難しいところだ。

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