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女性の上昇婚志向(高望み)はネトウヨと同じ?

ダグラス・有沢の法則

え?と思われるかもしれないが、興味深いインサイトにつながる話を個人的な筋で聞いた。

まずは、女性の上昇婚・上昇婚志向と言われるデータがあるという現実から見ておこう。

これに関しては2007(平成19)年のデータを使って総務省が調査していて、概ね裏付けのあるデータとなっている。

これらのデータから、荒く言えば
・男性の有配偶率は本人の年収に比例する
・逆に女性の有配偶率は本人の年収に反比例する
という傾向が見て取れる。この傾向をダグラス・有沢の法則と呼ぶ。

従って、こういう指摘がでてくる👇

ちなみに、昔のデータとの比較はできないんですが、最近のデータでいうと、女はお金があれば結婚しません。1,250万円以上の人は6割以上が結婚しません。金がない女が結婚するんです。男は逆に、金があれば結婚できるが、金がなければ結婚できません。
「金があれば結婚しない、金がないので結婚する女」と「金がないので結婚できない、金があるから結婚できる男」が夫婦になっているんです。そこから分かるように、日本の夫婦は他の国に比べて「愛よりも金」です。

ここまでが従来から言われている話である。

ネトウヨとの共通点:「自分は頑張った」意識

先にネタバレしておくと「自分は頑張った」意識が、自分より給料の少ない男を結婚相手と見ない理由だ、という。これは近所の結婚相談所で仲人をしている方から聞いた話である。

これが宮台真司が指摘するネトウヨに対する一つの仮説とそっくりなのだ。

自分の収入はこれこれ万円、ここまで頑張っているんだから、夫の収入が自分のより少ないんじゃ、やってらんない!

そういう意識があるそうだ。

私見

共働きだったら感覚としては分からなくもない。自分の祖父母も両親も共働きだし、そういう「自分は頑張った」意識は分からなくもない。

しかしそれも自意識の偽装じゃないか、と言えなくもない。

そして自分の頑張りは収入だけなのだろうか?そんなわけなかろうとも思うのである。

評価基準にしろ価値観にしろ、心が貧困化していないだろうか?私にはそう見えるのである。

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