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よたよたトレラン記

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長距離とか完全無縁だった40代後半の人が、トレランにハマるまでとこれから。よたよたしてたっていいじゃない~。大会はすべて目標「完走」
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2023年8月の記事一覧

トレランのひとほとんどアシタカ

私のトレランデビューは、 プロトレイルランナー奥宮俊祐さんのイベントであった。 最初に事務所に遊びに行ったときに、 「今度10㎞のセミナーがあるから参加してみたら」「初心者向きだよ」 と誘ってくれたのである。 しかしこちとらランニングを始めて半年、 普通の道を5㎞が限界の40代だ。 初心者向きといっても10㎞て。最高記録の倍やん。 それも、山やん。 そんな懸念を口にしたところ、奥宮選手ことおっくんはとびっきりの笑顔で 「ぜーんぜん大丈夫だよ」と言った。 私は、 へえ、

46歳シロウト、トレラン合宿に行ってみたいという夢を持つ

漫画家のマルサイさんのおかげでランニングを始めてすぐのころ、 「いつかトレイルランニングをやってみたいんです」 とマルサイさんは言って トレイルランナーガチオさんのYouTubeをおしえてくれた。 見てみた動画は、ガチオさんが富士山近くの山の尾根を30㎞縦走するもの。 私はそれまで、トレイルランニングなんて言葉も知らなければ、 山の中を走り回る競技があるということも初耳だった。 ガチオさんの動画を見た感想は、 こんなに気持ちのよさそうなスポーツがあるなんて! 自然

ランニングって宗教っぽいけどホントに救いの神なんだわ

長距離を走りたいとか、走るのが楽しいとか、 思ったことがないまま46歳になった。 体を動かすことはきらいじゃないけど、苦しいことはきらいだから。 ただ、焦りはあった。 年々体力が落ちているし、体の質が急スピードで衰えている。 子どもに誘われても走れない。すぐに疲れて動けなくなる。 ここ3年ほど食生活は変わらないのに、 年1㎏のペースで体重が増えている。 このままではマズイ。 今から何かを始めなければ、取り返しのつかないことになる。 そんなことを思うタイミングで、知り合い

よたよたトレイルランニング

2年前にランニングを始めて、1年半前にトレイルランニングを始めた。 体育をのぞけば長距離のちの字もやったことのない46歳が、よたよたと走り始めてもう2年。 まだよたよたしている。 けれど、20㎞くらいよたよたできるようになっている。 今、3か月後に30㎞よたよたする大会に出るため、がんばって日常的によたよたするようにしている。 よたよた程度でも、夏はつらい。日中はとても生き抜く自信がないので、夜に近所を延々ぐるぐる回る。だいたい6kmくらい、疲れたら歩きながら、変な人が