台湾人は「阿莎力(アッサリ)」した人が好き?
台湾語と日本語
台湾は多言語国家であり、主に
「中国語」(界隈では「台湾華語」と呼ばれる)
台湾固有の「台湾語」
そのほか、客家語、原住民の言語など多数あります。
「台湾語」は今も年配の方や農村部などで多く使われており、若者は聞き取れるけどあまり話せないという人もいます。
この台湾語、実は植民地時代の影響で、日本由来の言葉も多くあります。
阿莎力(アシャリ)の意味
今日紹介するのは、日本語で「あっさり」という意味の台湾語、「阿莎力(āshālì)」です。
日本由来の言葉で、発音は「アシャリ」で同じですが、意味は日本語の意味と少し違っていて、食べ物の味がアッサリしてるとは言いません。
主に、問題解決能力に長けているとか、スパッとした判断や行動など人の性格を表す言葉です。
台湾では「アッサリ」な性格は良いイメージがあります。
例えば「アッサリしているね」は褒め言葉、「アッサリしてない」はマイナスなイメージになります。
日本と台湾のカルチャーギャップ
この「アッサリ」な性格ですが、実は私が台湾に来たばかりの頃、なかなか慣れない問題の一つでした。
例えばLINEのやり取りで、台湾の友達にめちゃくちゃお世話になった時のこと。
私は感謝の意を込めて、絵文字攻撃と共に、こう送りました(日本語に訳した)
その女子から返ってきた返事は
だけでした。私との温度差。
もちろん私の友達には、スタンプとか可愛い絵文字で返してくれる友達もたくさん!!いますが、こんな感じの淡々とした返信もわりと見かけます。
皆さんはこのような返信についてどう感じますか?
日本にもアッサリした人はいますし、民族性というのも不適切かもですが、私は最初この温度差がどうにも慣れませんでした。
なぜかというと、自分の感謝や謝罪の心がちゃんと受け取られず、興味がないような、冷たく感じてしまったからです。
(実際みんなめっちゃ優しいので、絶対そんなことないですよ!!)
しかし、その後友達に理由を聞いてみたところ、どうやら優しさのベクトルが違う説が浮上しました。
その友達いわく、日本人は「相手のために犠牲になってあげるから感謝されたら嬉しい」けれど、
台湾人は「自分がしてあげたいからするので、そこまで見返りは求めてないかも。もちろんお礼の品とか貰えたら喜ぶよ」と言っていました。
(追記: 「阿莎力」の本来の意味のように「スピード重視」という説も濃厚です)
本当かどうかは分かりませんが、「なるほど〜むしろ良い意味だったのか」と腑に落ち、誤解が解け、気にならなくなりました。
あと気持ちや言葉の感謝も大事だけど、行いでもって感謝していこうと思いました。
またに、日本人の繊細さ、台湾人の気前の良さ、どちらの良さにも気づくことができた、大きな発見でした。
皆さんはアッサリした人は好きですか?- 人を見る時は広く考えることが大事
ここまで長くなりましたが、とりあえず台湾では「アッサリ」は良いイメージの言葉であり、日本とも少し用法が違うことがわかりました。
もし今後皆さんがアッサリした人に出会っても、広くポジティブな見方で捉えてみると見方が変わるかもしれませんね。
また機会があれば、面白い台日の文化の違いや、台湾語など紹介したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました〜
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