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(今更)映画五等分の花嫁を観た話

はいどうもやいばです。身内が観た映画のお気持ちnote書くのやってるので便乗します。

注意
※当然ネタバレあり
※単行本は全部もってるけどアニメは履修してない
※全体的に文章がキモい
※やや過激な言葉遣いがあります
※二か月放置した記事なので記憶があやふやなところあるかも

3番目一番大事です。

これみて「あっこいつ駄目だ」と思ったらブラウザバック推奨、こんなの読むくらいだったら就活しろ。

見る前のいろいろ

五等分の花嫁は本誌(というよりマガポケ)で追ってるくらいには好きな漫画だったわけなんですが、どうにもアニメニセコイのキャッピキャピ演出が合わなくてこの手のラブコメ漫画のアニメ見るのすごい抵抗あったんですよね。実際五等分アニメ1期はまぁまぁ酷いみたいな話ちらほら聞くしほな見んでええかーと五等分のアニメは一切見ませんでした。なんなら一花と四葉しか担当声優知らないレベルの状態で行った。
でもやっぱ気になるじゃん。オタク君はチョロいなぁ。
つーわけで一緒にリアタイしてた後輩も見た方がいいって言ってたし見に行きました。

中野三玖について

冒頭の怪文書で理解してると思うんですが僕中野四葉最推し限界オタクなんです。なんですけどぶっちゃけこの映画結構中野三玖無双(?)してたなって思いました。
2時間半の上映時間に対して普通に尺は足りなそうでハイペースに進んでったんですけど「中野三玖最強ポイント」終盤ひとまとめに圧縮するとこんなに多いんかって思いました。

・水族館デート
中野三玖が自身で決めた将来を風太郎に打ち明ける名エピソード(俺調べ)。ペンギンと対比させる描写は直球ですけど良いですよね。声優さんの声が入るだけで中野三玖としての決意の固さが感じられるような気がしてまぁぶっちゃけこのシーンだけでも見に来てよかったかな~とは思いました。(まだジャブ)
あと「フータロー…」って抗議する顔かわいい。

・最後の祭りが三玖の場合
二分していたクラスの男女を中野三玖が説教して風太郎を襲うシーン。襲う!?いや原作はなんかちょっと強引だけど可愛い感じでキスして…襲ってる襲ってる!!!!これどうなってんの!?いつからそんな肉食獣みてぇな…おいウソだろ!?あの中野一花でもここまでしねーぞ!!!!(いやするかもしれん…)
我慢することをやめた中野三玖とかいう女こっっっっっっっっわ性欲の化身じゃん、、、。原作で知ってるのにだいぶこのシーン衝撃すぎてお情緒壊れそうになってしまいましたわ。「仲!良く!して!」←かわいい

・倫理的にダメなカラオケ
シスターズウォーが決着し、晴れて勝者となったのは中野四葉なんですが…、やっぱその絡み方ヤバくない?「冗談だから」わ、笑えねぇ~…。「絶対に背中を押してなんかあげない」つよーいこの女つよいしこの姉あってこの妹あり~。中野四葉の姉どいつもこいつもメンツがやべーので五月ちゃんだけが救いである。
中野三玖、負けたからといって前を見ることをやめたりはしない強い女なので「やっと自分のことを好きになれた」という中野三玖にとって最も大きな課題であり、それを超えて成長を遂げた姿を見せてくれました。僕は泣いた。
あんまり深い解釈はしないタイプなので考察もクソもないんですけど嘘みたいに笑えない冗談飛ばしてきた姉に対してカラオケでタイマン受けてそのまま朝まで歌う中野四葉のメンタル凄いと思う。まぁなんだかんだそれはそれこれはこれで仲がいい五つ子にしかできないことではある。

中野一花について

僕ねえ、中野一花のことわからないんですよ。ムーブが悪女とかそういう悪い意味で言ってるわけではなくてなんかこう、変な解釈で語ると中野一花のオタクに殺される危険性が怖い。まあ書くけどな。

とりあえず率直な感想言うと出番が少ねぇ。
なんでこうなってしまったかというと一花は修学旅行編で実質退場してしまったのと物語の進行上女優業の専念で学祭にもまともに絡んでこなかったという単純な理由である。
が、しかし、この少ない出番でも有り余るインパクトを植え付けてくるのが中野一花って女で怖いんですよね~。
まず声優:花澤香菜というアドバンテージがやばい。「嬉しかった?」を永遠に中野一花のオタクに聴かせる拷問現代に存在するんじゃないだろうか。最後の祭りシリーズ原作でも一発目からこんなもん出すな!!!!!!と叫んだけど劇場でも同じことが起きるのはなんでなん?????
怒られそうなんですけどこの時点ではもう負けヒロインみたいな扱いになってたのが唯一一花だけだっただけにこういうムーブができるのはあえてねぎ先生狙ってたのかな~と。

自販機の選択肢に自分は入れなかったりまだ四葉と付き合ってないことを知ったくだりなど、非情になり切れない葛藤を魅力として持つキャラクターなんだなあと改めて思いました。
期末テストとか修学旅行の中野一花(花澤香菜)めっちゃ見たくなったのでそのうちアニメは見ると思う、そんくらいには声優の演技が魅力的だった。

中野二乃について(マルオについて)

こいつは””””ガチ””””です。
もう学祭時点で考えうる限り最強のムーブを常に取ってくるので頭抱えながら見てました。「風太郎の背中に乗せてもらう」という最強カードはクラス中野二乃だけに許されたカードです。
学祭で二乃の姉御が担ぎ上げられてる感はアニメになったことでより強くイメージ湧いてきてよかったです。

まず二乃のエピソードってマルオが密接に関わってくるんですがマルオがすっげえ丁寧にちっちゃいパンケーキ食ってる描写面白くなかったですか?
いや分かるよ!真摯に向き合ってくれていることをこれ以上なく描写していることなのは!でもアニメでやられるとそんなガッチガチのテーブルマナーで食います?というギャップが面白かったなという話。この男おもしれ~。もっと言うとアニメ初見ゆえにマルオの声がスーパーイケボ過ぎてびっくりしました。多分マルオASMRあったら買う。
ちなみに特典の漫画で物凄い水着を片思いの元担任に贈っていることが判明した。こいつ普通に危険人物では?
いかんこれではマルオの話で終わる。

中野二乃、父親とようやく溝が埋まったかな…っていい感じの空気なのにそれはそれとして目の前でヤるし(マルオの圧が怖い)、改めて宣戦布告(を中野四葉から引っ張り出す)など非常に強かな面が出ていて特に人気が高いのも頷けるな~と思いました。でも僕は図書館デートに乱入する中野二乃が一番好きだったのでそこカットされたのは許してない。

完全に余談ですが僕の趣味の一つにデュエルマスターズプレイスってのがあるんですけど、先日五等分とコラボした際に中野二乃はデュエプレ界のやべー女からデュエマ(とデュエマではない何か)を教わっていました。やべー女とやべー女組み合わせたら風太郎の胃は持たない、やめて差し上げろ。
もうコラボ終わったけどシールドトリガーを発動する中野二乃を見たい人はすべからくデュエプレやろう。

伸ばさなくていいから…



中野五月について

五つ子の中で一番話が通じるのに終わってみると一番異端だったハラペコヒトデマン。
僕は五月が二番目に好きで五月はどんな感じで参戦するんかな~とニコニコ眺めていたら連載が終わっていました。えぇ…。
なんというかこの女真面目過ぎるがゆえに最後まで踏み込んだ関係になれませんでしたね。
まぁそこが五月のいいところだが。

いや厳密にはただの教師や生徒でもなく関係としては特殊というか、踏み込んだ関係ではないとは言い切れないんですが、他の四人とはベクトル違うよねって話です。
学祭~後夜祭始まるまでにかけては五月がメインスポットと言って差し支えないんですが、エピソードとしては過去との決別と前に進むためのお話が前提だったし特に原作とも変わらなかったのでこのハゲくたばらねぇかな~くらいの感想でした。レスバしてる時はどっちかっていうと原作の顔が好き。
マルオの「明確な敵意」の雰囲気はアニメにして正解だったな~と思ったりもした。あとアニメにすると三玖の変装流石にバレバレだな?こりゃ中野一花先生が”””一般人”””には分からないんだね~と吐き捨てるのにも納得がいくぜ。

一人だけ名前呼ぶだけで赤面したりTHE末っ子出ててそれはそれで可愛かったんですけど、風太郎らいはちゃんとのプリクラ眺めてやっと気づいた気持ちはもう手遅れで、静かに胸の中で押し殺してしまう場面(自己解釈あり)とかは思わず心の中の王子が「やっぱつれぇわ」と言ってしまうくらいつらかった。

そんな中野五月は夢を叶えて教師になる…んですがやっぱそのルックスで教師やったら世の男子中高校生のお情緒は破壊されてしまうだろ。血は争えない…。
しかも特典の漫画では風太郎を連れ込んで水着着ている始末である。そんなとこ担任クラスの生徒に見られたらその生徒当分は枕を涙で濡らすぞ。
ちなみに僕は教え子に猛アタックされて困る中野五月の二次創作が好きです。

中野四葉について

はい、意図的に最後に持ってきました、僕の推しです。
中野四葉のターン、多分中野一花の倍以上あった。
まあ原作通りやるならそりゃそうなるんですけど中野四葉の過去とか初デートとかそのへん予想以上にガッツリ尺取ってきたので僕は死ぬかと思いました。推しの過剰摂取ダメ絶対。

なぜ中野四葉が推しなのか語ると一万字超えるので割愛するとして、劇場版で一番好きな中野四葉は最後の祭りで一人だけ感情が抑えられずに泣いてしまっている場面ですね。(お嫁さんです!は禁止カード指定)
原作では「中野四葉が倒れて病院で今日の学祭終わった通告を受ける」ところで一週分終わったので当時リアタイ勢ワイ、「は???????つら」と中野四葉に対する精神的負荷がエグイことから狂ってしまい、翌週に風太郎に対する想いを本人に伝わらないやり方で伝え、もう二度と表に出さないと誓いつつも積年の想いが叶わないと悟った瞬間に感情が溢れてしまい独り泣きじゃくってしまう中野四葉をお出しされ完全に殺された。
他は文化祭のラブコメ楽しんでるのになんで推しだけ泣いてんの?????????????
ただ普通に学園祭をワイワイ楽しんでくれればっ….それで良かったのにッ……!!!!!すみません狂いました。

これはリアタイ当時悲鳴上げてた僕と聞いてくれた後輩


っていう原作の好き(だけどつらい)なシーンを佐倉綾音が完璧に演じ切っていたので五等分アニメこえ~って思いました。声優で殴ってくるアニメじゃん。
(最後の最後には嘘をつけずに涙ながらに本当の気持ちを伝えることができてもう知ってる展開のはずなのにおじさんはにっこりしていました。)
個人的に「私が一番なんだよ…!」あたりのエゴに満ち溢れた中野四葉の演技サイコー!でした。


唯一不満点があったのは五つ子クイズファイナルで「余ったお前が四葉な、はい全問正解」「あ、あっさり!」のやり取りが無かったことですかね。あのシーン人によっては冷たいからマイルドにされちゃったのかな…。僕は四葉と風太郎が遠慮のない対等な関係を築けてここまで来れたことの表現の一つとして結構好きなシーンだったんでそこだけ気になった。

仲良いね~^^


おわりに

最初いろいろ書きましたけど究極的には推しが中野四葉=五等分の最終盤めっちゃすきなのでラストくらいアニメも観んとあかんか~ぐらいの気持ちで観に行ったんですが、行ってよかったというのが正直な感想です。
やっぱ声優の演技って凄いと改めて感じさせられた映画でした。(小学生並みの感想)

追記:こんなゴミ感想文書くのに二か月もかかってほんますまん。


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