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【BadBuddySeries】第3話感想 : こんな男に恋をするなという方が無理というもの。

タイBLドラマBadBuddySeriesが好きすぎるあまりに記憶を失くしてもう一度楽しみたくなったので、気合いで記憶を失くし初見の心意気で感想を書き殴ろうという主旨のnoteです。

今回は第3話。

3話、名シーンしか無い。
面白すぎて怖い。

では、いざ。

《第3話あらすじ》
パットとパーンの知らない間に工学部と建築学部の面々がケンカ騒ぎを起こし、かつて両学部が共同で作ったバス停を破壊。先に手を出した建築学部が罰として自腹で修理することになってしまう。しかし、争いの原因を作ったのは工学部であり、それを知ったパットは苦境のパーンを助けようとする。パーンは厳しく突っぱねるが、それでもあの手この手で何とか力になろうとするパットに、次第に心を動かされていく。
テラサ/各話あらすじより引用

以下記憶喪失になります。
※全力ネタバレ注意※

3話のストーリーのラストまで触れているので各自お気を付けくださいませ。

音楽祭で披露するための曲作りがなかなか上手くいかないPranに、Waiは実体験からヒントを得ろとアドバイスする。無意識のうちにPranの脳裏に浮かんだのは、高校時代のPatとのささやかな思い出だった。

ここで明かされるまさかの恋心…。え、あ、ちょっと待って。Pran、片思いのキーワードで思い出すのPatのことなんですか?高校の時からずっと、無意識かもしれないけど好きだったんでしょうか…。え、イケメンピックが決め手…?(怪訝な顔の絵文字)

からの、屋台でうっかり一緒になってラーメンを啜る2人。口からリリースするPat本当にやだ。笑
Pranも食おうとすな。笑

Pranは普段冷静だし落ち着いてるし常識人って感じなのに、Pat相手だと全力で挑発に乗ってしまうんだなあ。箸で戦ったり部屋まで競争したり百面相しながら煽ったり自然に忖度を挟み込んだりしつつ2人が楽しそうにしている姿を見ているとこちらもニヤニヤが止まりません。しかしいつものPバックを無理矢理斜め掛けにするPran、勝負への強いこだわりを感じる。

でもですね、こちとら冒頭でPranの秘めた想いを知ってしまった身なので、ドアを閉めた後にPranが浮かべる笑みにきゅんとしてしまいます。
別れた後にドアスコープからもう一度覗いちゃうところに楽しい気持ちや別れ難さが隠し切れていなくて…。うう、こんな風に仲良くなれて嬉しいよね。

一方で別れ際に「勝負したくなったらノックしろ。会いたいだけならノックはいらない」とキザにキメて去ったPatですが、実際直後にノックされてドア開ける時めちゃくちゃニコニコしているのを私は見逃しませんでした。絶対Pranが来たと思ったでしょ。そうでしょ。なんだよもう俺と勝負したいのか?とか言おうと思ってたでしょ?鼻息フンスしちゃう。

まあ実際やってきたのはPranではなく問題児トリオだったわけですが、冒頭から見逃せなさすぎて2話ラストのバス停破壊シーンのこと忘れてたよね。
P'Aof監督の時間軸マジック。

Wai、Kornらによるケンカ騒ぎで壊れてしまったバス停の修理を命じられてしまうParnら建築学部と一方でお咎めなしの工学部。今回の件についてPatはなんとかPranと話をしようと試みるが拒絶されてしまう。しかしそこで初めてこのケンカの大元の原因が工学部にあることを知るのだった。

糸 電 話 !!!!!!!!!

これ絶対子どもの頃から連絡手段として使ってきた奴だ…あの古びた缶…。仲良くしてはいけない2人の唯一の連絡手段愛おしくて泣いてしまう。
でもPatの部屋の窓からPranの部屋の窓まで割と距離も角度もある上にカーテンも引かれているようだし、あそこに狙って糸電話の缶を投げ込めるPatの肩の強さはガチ。

あと全然関係ないけどPaに建築資材安く買えないかなって言いに行く時のPranのお顔がとても切なくて美しくて綺麗。あの顔見たらPat責めたくなるPaの気持ち分かる。

学生には高額な修理費の工面に苦悩する姿をみかねたPatは、企業からの出資を受けられるデザインコンテストにPranが参加するようやや強引に仕向けようとする。

なぜ喧嘩に直接関わっていないPranがこんなに資金繰りに苦労して、あとのメンツでカレーを食いに行こうとしているのか。
おい建築学部生、一回顔貸しなさい。

一方工学部サイドで責任を感じているのも気に掛けているのもPatのみ。
Patだってバス停破壊問題には関係ないんだけど、動画の中に映っていたのは事実だし、何よりやっぱりPranが暗い顔してると嫌なんだろうなあ。敵対してるのに「力になりたい」って言えるPatはとても格好いいと思います。

コンテストで採用される可能性に賭けて1人プレゼンに向かうPran。…のはすが、なぜか背後にはPatの姿。自称守り神として勝手に着いてきたPatはその名の通りプレゼンで大活躍し、資金の出資へと望みを繋げる。

糸電話 ▶︎ 拒絶
力になりたい ▶︎ 拒絶
図書室 ▶︎ 拒絶

どれだけウザがられても絶対に諦めないマンなPat本当推せる。助けたい気持ちが根本にあるからこそなんだけど、拒絶されたあとにニヤニヤと笑いながら次の策を携えて近寄ってくるメンタル好きすぎる。

全然混んでないエレベーターでめり込むくらいくっつく2人。そして満更でもないどころか明らかに目から気持ちが溢れてしまうPran。ううー。
でも直ぐにコミカルになシーンになるのがこのドラマの良いところだなあ。いやそんなシチュないでしょ!と思うシーンでちゃんとツッコミが入るので妙な気恥ずかしさが残らないのが好き。
そしてエレベーター降りるの邪魔してくるPatはいる。学校で「男子ちゃんと掃除して!」と言われていたPatも絶対にいる。

というかパワーゴリ押し脳みそ筋肉系男子かなという偏見をPatに抱いていたのですが、ここへ来てPatの魅力大爆発してないですか…?
ただ邪魔しに来たのかと思いきや、プレゼン中のPranに大丈夫って伝えるみたいに大きく頷いたり、さりげなく会社の方向性を企業ポスターから察してその場でプレゼン始めたり有能すぎる。Pranもそりゃ安心した表情するよね…分かるよ…。

プレゼンからの帰路、2人は事のついでにと楽器店へと向かう。そしてPatは高校時代あんなに楽しそうにギターを弾いていたPranが現在自分のギターを持っていないことを知る。そのとき偶然通りがかった身内の目から逃れようと2人は物陰に身を隠すが、PatはPranの香りを嗅いで、動揺するPranに気付くこともなく「お前の匂いが好きだ」と屈託なく笑うのだった。

Patお前ええええええええええ

Pranがフリーズしてしまったじゃないですか。ていうか好きな人にあの距離で匂い嗅がれて「いい匂い。俺好み」って言われたらそうなるんよ…。ドキドキするしなんて答えるのが正解なのか分かんないし、なんかよく分からんけどキレてしまうPranの気持ちよく分かるよドキドキしちゃうね…。

でもねPatくん。人間というのは好きな香りを本能で嗅ぎ分けるそうですよPatくん。つまりそういうことなんですよPatくん。分かりますかPatくん。

出資のための最終プレゼンに備え、夜1人新たなバス停案を練るPran。行き詰まっていたところにPatが現れ、実際にどんなシチュエーションで使われるかシミュレーションをしてみようと提案される。しぶしぶ付き合うPranだったが、Patの言葉をきっかけに次々とアイデアが溢れ出していく。そしてPatはそんな生き生きと輝くPranの姿を満足気に見つめていた。

もうこのバス停のシーン全てが神。
良すぎて無限に見ちゃう。たすけて。

友達じゃないだろってトゲトゲしたPranにも鋼メンタルで寄ってくるPatほんと好き。もう「へぁ!」ってカットインしてくるとこから好き。

「俺たちが友達だとしよう」
「嫌だ」
「カップルなら?」
「……は?」

「大真面目だよ。ハニー?」

がんばれPran、平静を保つのです…。ちなみに私は保てなかったので軽く10回はリピしました。ハニー?って声掛けるとこの表情良すぎる。無理。

Pranに難色を示されてじゃあ自分が彼女役でいいって答えて全力でキュートな工学部女子を演じるPat。

か わ い す ぎ る。

鼻がムズムズしてるみたいに笑い堪えてる顔のPranも本当にかわいい。2人のやりとりが可愛すぎて自然すぎてこのままでは台詞ひとつずつ書き出してここが最高と解説し始めてしまいそうです。

というかこういうコミカルさを前面に出すシーンで全く視聴者に羞恥心を感じさせず、なんならきゅんとさせるこの2人何者なんですか?OhmNanonもしかして天才なんですか?天才ですね。

「バス停で雨宿りしよう」
「……(ウンウンウンウン)」

か わ い す ぎ る。

た、たすけて。しんでしまう。
なんだかんだ乗ってくれるPranといいこの2人どこまでかわいいの?待ってください無理です。

それにここからの展開も凄く良かった。
ただ可愛いシーンなだけではなくて、Patとのやり取りからインスピレーションを得てどんどんアイデアが湧き出て来るPranのキラキラした表情見ました?輝く瞳を見ましたか?2人がお互いに良い影響を与え合ってるのが凄くいいなあ。キラキラしたBGMも相まって、夜のバス停でただ2人が喋っているだけなのにキラキラして見えるよ…。

「バス停のことばっかり!」
「キレイな君にアンスリウムを」

もーーーーー!!!!!
か わ い す ぎ る !!!!!

いやPranもノリノリかよ!!かわいいね!!
オイシーのくだりで「テーン」って言うのはハニーとかダーリン的な意味かな。普段のPranからは想像つかないくらいはしゃいでて楽しそうで、なんかもう泣けてきました。

そこから並んで寝転ぶのはもう反則。
しかもさっきまでの明るく楽しい雰囲気から優しく穏やかな雰囲気は反則すぎる。2人が意地を張らずにこんなにナチュラルに会話するのここが初めてじゃないかな。バス停気に入ってもらえるかなって少し弱気なところをPranがPatに見せたの、無意識かもしれないけど信頼だったり心を開いた証だったりするなって思ったらまた泣けてきました。無理だ。Patの「俺は好きだ」の言葉に動揺を隠せないPranが愛おしいよ…。もう全編良すぎて尊すぎるという語彙のない感想しか書けない。

いよいよプレゼン当日。2人が考えた新たなバス停案は見事企業の協力を得られる事に。しかし喜びも束の間、予算オーバーにより出資額が半分になってしまった。少しでも費用を浮かす策はないかとPran、Waiらは話し合うが、修復のための人件費だけはどうにもならないと頭を抱える。そんな時、工学部の面々を引き連れたPatが颯爽と現れる。Pranに「協力する」と言うPatは、さながらヒーローのようだった。

・なんでそんなに建築学部のこと心配するんだよお前おかしいぞとKornたちに言われて答えに詰まる。

・親から隠して持っているのも大変なサイズ感(ギターケースには全力でPranの名前入り)なのに、3年間大切にずっとギターを持っている。

Patくんへ。これが答えなのでは?

その晩、意地っ張りなPranからの精一杯の感謝の言葉を聞いたPatは、隠していたある秘密をPranに明かす。高校時代、突然転校させられて持って行くことすら叶わなかったPranのギターを、あれから3年の間、ずっと大切に保管していたのだ。思わぬサプライズに心から嬉しそうな笑顔を浮かべるPranを見て、Patもまた嬉しそうに笑うのだった。

3話でPatに惚れないのは無理。

Pranには言わず工学部組のプライドやメンツをくすぐってバス停修復に協力させて、音楽祭で勝負出来るように裏で教授に掛け合って甘えて頭下げて、自分が悪いわけじゃないのに動画上げてごめんなって謝って、貯金して買った大切なギターを返してくれて。しかもいつもニコニコ嬉しそうな笑顔で。

繰り返します。
3話でPatに惚れないのは無理。

最後の廊下のシーンなんてもうお互い好きやん…。
お前の顔が好きなんだ、悔しがる顔が!って悪戯っぽく笑ってあごチョンして頭撫でて去っていくPat本当に恋すぎるし、再会してからずっと「好きなんかじゃない」って恐らく自分の気持ちを否定していたであろうPranの瞳から隠し切れずに溢れる思いが、表情が、もう、もう、うううーーーー。

2人がただ話しているだけでこんなに満たされるなんて。もう面白すぎてどうしよう。

1話、2話ではPranの魅力ばかり見てしまっていたけど、3話はPatがあまりにも良くて!!
どれだけ好きになるまいと頑張ったって、あんなに自分を気に掛けて、助けて、笑わせようとしてくれる人、どうやったって好きになってしまうよ。それだけのPatの魅力が3話には詰まっていました…。
どう考えてもお互い特別視しているように見えるのだけど、このもどかしさがどう転がっていくのか楽しみでなりません。

うー、早く4話が見たい!
ではまた次回!



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