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【BadBuddySeries】第2話感想 : 勘違いから始まらない恋。代わりに深まる友情に似た何か。

タイBLドラマBadBuddySeriesが好きすぎるあまりに記憶を失くしてもう一度楽しみたくなったので、気合いで記憶を失くし初見の心意気で感想を書き殴ろうという主旨のnoteです。

今回は第2話。
個人的には全体で見るとリピは比較的少ない回ですが、見れば見るほど味わいが増す神回。
では、いざ。

《第2話あらすじ》
度重なる工学部と建築学部のケンカについて、教授から警告されたパットとパーンは、隠れて連絡を取り合いながら互いを避けて生活することに。そんな中、出前の配達員が向かいの部屋に住むパットとパーンの料理を取り違えるトラブルが起きる。2人は互いの部屋を知らないため、パットは相手を女子学生だと思い込み、顔を合わせないまま猛アタックを開始。まもなく真相に気づくものの、それぞれの仲間が盛り上がってしまい、ややこしい事態に…。
テラサ/各話あらすじより引用

以下記憶喪失になります。
※全力ネタバレ注意※

2話のストーリーのラストまで触れているので各自お気を付けくださいませ。

互いが向かいの部屋に住んでいるとは露知らず連絡先を交換したPatとPran。裏で手を組み密に連絡を取り合ってはなんとか工学部と建築学部が物理的に接触しないよう手を尽くすが…

はじまりました。
いきなり2人のモーニングルーティンのターン!
時間通りに起きてシャワーを浴び身支度を整え朝食をとり皿を洗い時間通りに出掛けるPran。
ギリギリまで眠るせいでシャワーを浴びる時間はないしとにかくスプレーで誤魔化すPat。
この短いシーンでも2人の性格の違いやライフスタイルの違いが分かりやすく描かれてて面白いですね。
普通に考えたら正反対で相容れない2人。

図書室で身を翻したりトイレに押し込んだり連絡取り合いながら鉢合わせないよう頑張るPatとPranがとにかくめちゃくちゃかわいい。
ヘッダーにも使ったけど色違いの学部シャツ着てノールック首脳会談する代表2人最高では?打ち合わせなしで相手の意図を察して話を合わせる代表2人最高なのでは?息ピッタリなのでは?
2人とも背が高いのに並んだ時に体格差があるのもまた最高ですありがとうございます。

そんなある日Pranのもとに、注文したデリバリーの店から1本の電話が。向かいの部屋に届けるはずの商品を誤ってPranの部屋に届けてしまったと言うのだ。サービスだと思い込み既に食べてしまったPranは、謝罪のメッセージを添えたお詫びの品を向かいの部屋、つまりPatの部屋のドアノブに掛けるのだった。

正体知らずに距離縮めてしまうパターン?
勘違いから始まるラブコメですか?
そういうの大好物です。さあこい。

ドアノブに掛けられた綺麗な字の謝罪のメッセージとお詫びの品を見たPatは、向かいの部屋には女性が住んでおり、尚且つ自分に気があると勘違い。Kornたちに宣言し、意気揚々とアプローチを開始する。Pranは部屋のドアに新たに掛けられた「今日は月が綺麗だから屋上で一緒に見ないか?」と明らかな口説き文句が添えられたプレゼントを不審がるものの、好奇心が抑えきれず屋上に向かってしまう。そこで待っているのがPatだとは露ほども思わず…

知らずに距離縮めるパターンではなかった。笑
ゴリゴリ追撃してくるスーパーポジティブPatくんのアプローチにやや引きつつ、いやー、ちょっとこれあの、あー……みたいなめちゃくちゃ微妙な顔するPran。Patの待ち人が自分だと気付いて逃げるように去ろうとするところもだけど表情や仕草がコミカルで面白いなー。
Patの勝負服と思われる謎の夕暮れアロハはもはや5周くらい回って愛しい。お土産物屋さんで買った?

予期せぬ展開に面白くなっちゃって思わず笑みをこぼしたり、軽口を叩き合ってキザにキメたり煽ったり、無意識かもしれないけど2人が楽しそうに張り合っているのを見てるのが楽しい。PatとPran、仲良く喧嘩しな…。

寮の屋上で遂に向かいの部屋の住人がお互いであることを知るPatとPranだったが、そんなことは知る由もないKornたちはPranの部屋に度々ドア越しにちょっかいをかけてくる。

部屋をドンドン叩いて中にいるのー?出てきてよー?というダルうざ絡みしてくる工学部陣へ告ぐ。
これは本気で一人暮らしの人間にはトラウマになる事象なので二度とやるな。やるな。

この状況ではいつかバレると危惧した2人は今後の対応について話し合うことにするが、いつもの通り言い争いに。そしてそんな時に思いもよらぬ来訪者、Patの父がやってくるのだった。

話し合うのが目的だから場所は別にどっちの部屋でもいいけど?なPatに対し、部屋に入るのも入られるのもまだ気持ち的に抵抗があるPran。こういう部分にも2人の違いが感じられて面白い。
このPatのある種あっけらかんとしたところに調子狂わされるPranの姿が過去も未来も容易に想像出来ます。

Pat父の突然の襲来により慌ててPatのベッドの下に身を隠すPranだが、本人がその場にいるとは微塵も思っていないPatの父の口からは自分の家族を詰る発言が次々と飛び出してくる。傷付いたPranは寮から出ていくことをPatに告げ、その場を去ってしまうのだった。

ここまでずっとドタドタわたわたと楽しいシーンが続いていたので、友達にすらなってはいけない2人なのだとうっかり忘れていました。辛い。

Pranに聞かせないようなんとか父親を諌めようとするPatの努力も虚しく、ベッドの下のPranの瞳からはどんどん光が消えていく。悲しみ、怒り、悔しさ、諦め。今まで蓄積された感情が見えるよう。屋上ではあんなに楽しそうにしていたのにな…。

Pranのあんな寂しい笑みを浮かべた姿を見てしまったら、いいからPat父ちょっとそこ座れやオルァ!!!と荒ぶる治安悪い自分を抑えきれません。許さん。

Pranとの間に起こったことをPaに話したPatだったが、Paからは「罪悪感があるからわざわざ話しに来た」と図星を指されてしまう。
幼い頃にPaを助けてもらったこと、そして高校時代にPranが突然転校させられた原因が自分にあること。これまでのPranへの借りを解消すべく、Patは寮からは自分が出ていくとPranに告げるのだった。

いやーでも実際全然Patは悪くないんだ…Paのことも転校のことも、全然悪くないんだよ…。
でもあんなPranの顔見たらまたムカつく顔で喧嘩売ってこいよ反論しろよってなる気持ち分かるし、元気のないライバルの顔見て自分も元気なくなるPatの本質はきっと良いやつなんだと思う。

と、しんみりしてたらラッキースケベもとい押し倒しという名のラッキーBLハプニング。
こういうの進研●ミで見たことある!!(ない)
突然ドアを開けられてワタワタするところまででワンパッケージ、もはや様式美ですね。

ベッドの上でくすぐり合ってふざけたりエレベーターでぎゃーぎゃー言いながら帰ったり、もはや友達と名前を付けていないだけでどう見てもすっかり友達な2人がかわいくてたまりません。
悲しい顔よりぎゃーすか騒いでる時のお顔の方が2人とも似合っているよ。

一方その頃、2人の努力の甲斐も虚しく校内のバス停ではKorn、Waiらが衝突。乱闘騒ぎを起こしてバス停を破壊してしまうのだった。

ってアホか!!!!!新喜劇か!!!!!
代表二人が目を離した隙になんてことを。PatとPranは果たして教授になんと言い訳するのだろう?そして学部での活動は禁止されてしまうのか??音楽祭での勝負は出来なくなってしまうのか!?

と、色々気になるけれど、第2話はこれにて終了。

じゃれ合う2人を可愛いなと楽しく見守っておりますが、この2人がこの先恋に落ちて甘い空気感になっていくなんてまだまだ想像出来ません。

ただ2話まで見て思うのは、畳み掛けるようなテンポで転がっていく掛け合いのリズムの良さとか、たまに素で笑ってない?とニヤニヤさせられるナチュラルな雰囲気とか、OhmNanonの芝居の上手さなのか元々親友という関係性の成せる技なのか判別が出来ない部分にもまんまと心踊らされております。
シリアスなシーンもしっかり芝居で魅せてくれるから45分があっという間。
3話がどうなるのか楽しみです。

それではお付き合いありがとうございました。
また次回ー!



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