その煌めき、それはプラチナ

✳︎過去記事の懐古録用の再編集版です。


U17の日本代表対スイス代表
この試合を観ておりました♪


前節はブラジル代表相手に2度のビハインドを追いつきながらも後半のロスタイムにオウンゴールで2-3での惜敗・・・

今大会では定評のあるスイス・メキシコ、そしてこの世代でも常連国のブラジルという

まさに『死のグループ』




注目している選手は

#7 
宇佐美貴史 我らがG大阪の誇る17歳
〝まさにこの世代の王様”プレースキック・テクニック・ドリブルはこの世代では格が違う

#10 
柴崎岳 青森山田高の17歳
〝視野の広さと流れの中でのキックの精度がピカイチ〟

#13 
堀米勇輝 甲府ユースの16歳
〝ずば抜けたテクニックを持つテクニシャンでフェイントの速さが抜群〟

【あくまでも当時の個人的な感想です。】



この世代は特におもしろい。
今でもそう思います(*^^*)

強豪国!であるという前評判はどんなに高くてもこの世代の突発的な爆発力には叶わない


ほんの数分でお互いに何点も入ることもあれば、
たった1本のロングボールで点が入ったり、
フル代表ではありえないことが1試合の中で何度もある
そんなことが在り得るところが魅力的!!


今回の日本代表はとにもかくにも『我が強い』

良くも悪くもこの一言に尽きると思います!笑


特に日本のフル代表にはあまり観られない強引さが今回の代表では持ち味♪

アタッキングサードに入れば当然のように仕掛け、自分で切れ込み、
そして自分でシュート!!なんてシーンも多いのが魅力です。


悪い意味で言えばセーフティゾーンでも仕掛けたり、ボールを持ちすぎてカウンター
それでピンチを招くことも多い。

上手いが故に“策士、策におぼれる”
という感じです。



ダントツで宇佐美#7 がこの世代では巧いが
彼がボールを持って前を向いたときには尋常でないほどのワクワク感✨


フル代表の本田選手はこの世代の我の強さをそのまま持って今に至る感じに思えます。

もちろんそれが全て悪いわけでなく
プレイスタイルを変えないなら後は監督の使い方次第。
武器にもなれば弱点にもなる、まさに〝諸刃の剣〟というところでしょう




宇佐美は最高のチャンスメイカーではあるものの
ゲームメイカーではない

動き出しの速さ・パスワーク・テクニック・プレスの早さ・一瞬のキレでは世界のTOPレベルに匹敵するほどのモノがあるのは確か!!!

しかしながら、運動量を含めたフィジカルの強さ・フィニッシュの精度で劣っている部分があることが明確な課題に思えます。

この試合も前半は2-1。

後半だけみれば1-3・・・
合計の結果は3-4での敗戦。


こんな不安定な試合ではあるものの
その魅力は果てしない



その輝き、そして煌めきはプラチナどころではないかもしれません!


✳︎個人的に12年前の記事を誤字、脱字など含め再編集したものです。



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