見出し画像

防衛省、新型艦娘母艦建造か 緊迫する深海棲艦情勢巡り

ホーム >  防衛 >  深海棲艦情勢
毎日新報 | 2024/6/20/3:45 深海棲艦情勢

深海棲艦情勢

日本周辺と太平洋海域における深海棲艦に対する出動は、初出現時の2013年ごろから2024年に至るまでに、大幅に増加していることが特災庁(特殊災害対策庁)により発表された。
2013年の102件から2023年には1357件と、10年で実に10倍以上も増加しているというもので、年々件数が増加する出現数に政府は強い危機感を示している。
そんな折、防衛省は玉野造船と契約し、新型艦娘母艦を整備する意向を明らかにした。
防衛省は去年1月にも新型艦娘母艦建造のため三友重工と契約しており、年々増加する深海棲艦災害に対抗するねらいがあると思われる。

(特災庁資料「栄和5年度深海棲艦情勢」)

主契約者は玉野造船

防衛省・特災庁が発表した資料によれば、主契約者は玉野造船株式会社、下請負社に三友重工業株式会社を選定。早くとも今年中には建造契約を締結、建造を開始する。
玉野造船は、民間の船舶だけでなく、護衛艦や巡洋艦、音響測定艦や、潜水艦救難艦等、様々な防衛軍艦艇の建造を担ってきた。
さらに、同地域内には深棲自衛隊の倉海基地もあり、所属する艦娘からの見解を取り入れながら建造が可能であった。
今回の選定では、その経験と能力を買われたものと推測される。

▲防衛省が公開した報道資料


▲新型艦娘母艦のイメージ

防衛省が公表した新型艦娘母艦

今回の艦娘母艦では、タンカーのような船体に各種設備を積み込むこととなっており、その広い船体を活用して「洋上の鎮守府」として機能させることを期待しているようだ。
武装としてはVLSを搭載するとしているが、防衛省によると搭載するのは攻撃用のものではなく、もっぱら防御に用いるものであるという。
これは、母艦が最低限でも防御手段を持つことで艦娘の帰る艦の沈没を防ぎ、艦娘が母艦の心配をせず攻撃に集中できるようにとの配慮だろう。
母艦として用いた艦が深海棲艦の奇襲を受け沈没するというニュースは記憶に新しい。今回の艦娘母艦では過去の戦訓も生かされており、より一層艦娘の戦闘をバックアップできると複数の専門家から指摘されている。
防衛省は、2026年までに3隻を建造する予定だとしており、今後の対深海棲艦戦略への効果が期待される。



■コラム■ 
艦娘母艦とは?
艦娘母艦は、出撃・遠征を行う艦娘の支援を行うための艦艇だ。
ただ単に艦娘を輸送するものから艤装整備機能を備えたものまで様々なものが存在している。
しかし全ての艦娘母艦に共通するものは総じて「艦娘を主兵装として深海棲艦を撃退する」というものだろう。
なお、特災庁では3つのタイプの艦娘母艦を運用している。
一つが沿岸警備用の小型艦艇、一つが長期行動を想定した中型艦艇、そしてもう一つが洋上基地として機能する大型艦艇。
今回の新型艦娘母艦では、洋上基地としての役割が期待されており、どこにでも艦娘を展開できる能力を備えるとされている。











この記事はフィクションであり実在の組織・人物・深海棲艦・怪獣・その他一切とは関係ありません。
また、この記事の概念全てが二次創作であり、私の妄想です。
くれぐれもこの内容を信じることや、「〇〇は〇〇だからありえない」等といった指摘行為が無いようよろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?