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ネタバレ感想『メカニック』&『メカニック:ワールドミッション』高品質アクションサプリメントをどうぞ

監督

『メカニック』での監督はサイモン・ウェストです。『コン・エアー』やアンジェリーナ・ジョリー版の「トゥームレイダー』が代表作です。アクションジャンルが得意な監督ですが、他にはリドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』の製作総指揮も務めています。

『メカニック:ワールドミッション』では監督が変わり、デニス・ガンゼルになります。監督作品は『ブラッディ・パーティ』、『THE WAVE ウェイヴ』など。

キャスト

この作品の主人公は、”カッコいいハゲ”でお馴染みのジェイソン・ステイサムです。本当にカッコいいですよね。代表作は『トランスポーター』シリーズ、『スナッチ』があります。

『メカニック』ではドナルド・サザーランド、『メカニック:ワールドミッション』ではトミー・リー・ジョーンズと、日本でもよく知られているベテラン俳優が出演しています。

この映画はリメイク

この映画は1973年に公開された作品のリメイクになっています。当時の主演はチャールズ・ブロンソンで、マンダムのCMなんかで有名ですね。

リメイク前の作品はまだ観ていないのですが、どうやらアートの方向に寄った作品らしく、ジェイスンバンではその部分が削ぎ落とされ、だいぶアクションだけでお腹いっぱいになるようになっています。

感想

『メカニック』

リメイク作品なだけに前作の流れは抑えつつ、現代的なアクション多めの作品になっています。今作のジェイソン・ステイサムはけっこうドライです。人情深いと思いきや、歯向かえば容赦はしません。悪く言えば”どっちなんだよ”って感じ。その点を踏まえながら終盤のシーンをみればきっとツッコみながら楽しんで観ることができると思います。自分は観ていて「えーっ!」と口に出ていました。あと「メカニック」の意味が分かりづらいです。いや、自分の知識不足からくるものなんですけど。観ている最中は、ビショップがクラシックカーの修理が趣味なので、殺し屋界隈でのニックネームが「メカニック」なんだと思っていたので会うが、あれってギャングとかのスラングなんですね。事故にみせかけるように暗殺するスタイル殺し屋のことを呼ぶみたいです。

『メカニック:ワールドミッション』

「ワールドミッション」なだけに世界を飛び回って短期間でターゲットを始末していきます。雑魚との戦闘シーンはさすがジェイソン・ステイサムといったところで見どころ抜群なのですが、ターゲットの暗殺までは前回と比べると芸術点は低めです。飛び込みシーン、ナイフ投げと”ジェイソン・ステイサムといえば”なシーンがあるのが観ていてグッドです。女のために戦う今作ですが、愛に弱いジェイソン・ステイサムを観たいなら『トランスポーター』シリーズを観たほうが良いかも。前作からのつながりはほとんどありません。高品質なアクションシーンをを気軽に摂取したいサプリメント的な映画です。ただ、今作での武器商人を演じるトミー・リー・ジョーンズが個人的には好みなので、そこは是非とも観てほしいですね。

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