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うまくいかない時に、「もっと頑張る」よりも大事なこと

『世界一やさしい「才能」の見つけ方 』が2023年4月3日に発売。

本作は、世界累計30万部突破の大ベストセラー『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』待望の第二弾となります。

本noteでは発売を記念して、特に学びが多い部分を抜粋して紹介します。

才能探しのプロが、今でも後悔してるエピソード

僕の、後悔している出来事をお話しさせてください。小学校の教室での出来事です。

小学5年生のころ、クラスにすごく引っ込み思案で、人前に出るのが苦手な女の子Cさんがいました。

Cさんが、国語の授業で当てられて教科書を読むことになりました。けれど、大きな声を出すのが苦手で、なかなか声が出せません。

そうすると、先生がみんなの前で「もっと大きな声を出せるでしょ」と大声で怒り始めました。

けれど、Cさんは大きな声が出せません。

先生は「やればできるでしょ、努力が足りないのよ」というような言い方で、女の子を責め続けます。

僕は、教室の椅子に座ってその光景を見ていて、腹の底から怒りが湧き出てきて拳を握りしめたことを覚えています。

本当は、先生に対して「Cさんの才能を踏みにじるな!!!」と言いたかったのです。

大きな声を出すのがそんなに苦手なのであれば、無理にできるようにがんばって自信を失う必要なんてありません。

それよりも、持っている才能を活かせるようにサポートしたほうが、自信が持てて、社会でもずっと役立ちます。

けれど、先生に対して当時の僕は何も言えませんでした。

先生の、才能を否定する行為を見逃してしまったことを今も、ずっと後悔しています。

Cさんに先生が怒っているのを、黙って見過ごしてしまった後悔

うまくいかない時は、「もっとがんばる」ではなく「やり方を変える」

Cさんが大きな声を出せなかったのは、努力が足りないからではありません。

もちろんあなたが今うまくいっていないとしても、努力が足りないからではありません。

ただ才能を活かせないことをしているだけなのです。

うまくいかないときにやるべきことは、「もっとがんばること」ではなく「やり方を変えること」です。

本書をここまで読み、自分の才能を見つけたあなたは、「他人の才能」も見つけられるようになっているはずです。

ぜひあなたには、気づいた才能を、直接その方に伝えてあげてほしいのです。

僕は、本書を読んでくださったあなたから「他者の才能に気づいて伝える活動」が広まることを願っています。

あなたから才能を伝えられた人は、また次の人の才能を伝えてあげるでしょう。

そうして、世界中の人が他人の才能に気づいて、伝え合って、すべての人に才能を見つけてもらえたら、本当にこの本を書いて良かったと思えます。

もし、すべての人が自分の才能を見つけたら、どんなに素晴らしい世界になるでしょうか?

著者情報

八木 仁平(やぎ・じんぺい)
3ヶ月10STEPでやりたいこと探しを終わらせる「自己理解プログラム」代表。高知県生まれ。
早稲田大学卒業後すぐに独立したものの、お金以外の働く目的を見失って鬱状態に。
本当にやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組む。
その手法を発信し始めたところ、ブログは累計2600万PV。Twitterフォロワー数40,000人超に。
自己理解プログラムには全国から問い合わせが殺到している。最終目標は「国語・算数・理科・社会・自己理解」といわれる世界をつくること。共に実現するメンバーを募集中。

30万部突破のベストセラーの第二弾!
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』が4月3日に発売!

『世界一やさしい「才能」の見つけ方
一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』

30万部突破のベストセラー!
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

世界累計30万部突破!やりたいこと探しの決定版

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