僕は宇宙人とすり替わった

ペネトレイトです。

三本目の記事です。note面白いですね。

さっき祖父のラインが開通しました。あと、祖母は今日はじめてデスクトップにサイトを貼る方法を学びました。僕がおじいさんになったとき、どんなテクノロジーが僕を困らせるのでしょうね。まったく見当もつきませんが、自分もいつか孫に教えてもらいたいものです。

僕が祖父母と仲がいいのは、両親が共働きで忙しかったことも影響しています。小学生の頃は、塾が終わってから駅の本屋に行って、時間をつぶしてから母と合流し、帰宅していました。そのころには、たいてい辺りは暗かったです。心霊がどうだとか、ムーだとか、そんな本ばかり読んでいました。

僕が小学四年生だったある日、事件は起こりました。いつもの本屋に母が行っても、僕の姿がどこにも見つからなかったのです。探しても一向に見つからず、本屋の店員さんに聞いても、今日はまだ見ていないと言います。そして、母は駅員さんや警察にも連絡しました。

だんだんと大事になっていきます。駅の改札口の防犯カメラにも映っておらず、警察の人は、誘拐されて駅近くの民家に匿われているのではないかとも言ったそうです。セコムの人も来て、さあ捜査網を敷こうかということになりました。しかし、なんとその時、本屋の隅から僕が出てきたのです。

警察も本屋の人も、散々本屋は探して、本屋の防犯カメラも確認して、それでも見つからなかったのに、です。実際は、ずっと同じところをうろうろして本を読んでいたのですが、たぶんちょうどな具合でいつも見つからずにいれたんですね。それにしてもすごい奇跡というか。。

オカルトチックに言えば、神隠しということでしょうね。母は、その間に僕が宇宙人とすり替わったのだろうと思うと、冗談半分でよく言っています。この後から成績が悪くなったからだそうです。まあこれは笑い話ですが、なぜこんなにも見つからなかったのかという真相は、今でもわかりません。


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