【長島 純郎】2019.3.30-31 Tour de Bintan その2
最終日
40-44カテゴリ 23位 108㎞
前日と打って変わって暑くなりそうな空模様だ。
またスタートゴール地点が変わり、ビンタンリゾートホテルがスタート・ゴールとなる。
ビンタン常連の長妻さんにコースを聞くと、前日よりもレイアウトはハードで、アップダウンがきつめとのこと。
日本人最高位は総合2位の岩島さんでトップと30秒差だ。今日はスプリントポイント(SP)が二か所ああり、先頭通過でボーナス10秒となる。
朝食時に同宿の長妻さんと話して、少しでも岩島さんの為に動こうと決めて2列目からスタートした。
僕は前日の影響(ハンドルのせい)で左腰が痛い。。。SPのボーナスタイムの演出くらいしたい。
序盤から岩島さんが逃げるが、リーダーチームが着実に引き戻す。
前日よりも集団は活性化している。
第一SPがある丘に近づく。岩島さんが行く気がありそうなのを確認。
長妻さんが逃げようとして捕まって緩んだSP500m手前で先頭に出てスピードを上げる。後ろから右にずれてと声が聞こえたのですっとよけて岩島さんがかっとんでいきSPを先頭通過を確認した。
ここで集団が少し絞れ、前はこのままいこうという感じで進む。
急に天候が悪くなり、大粒の雨があたり雷鳴が轟きだした。。。
近くに何度か雷が落ちたような激音が鳴り響く。
隠れる場所のない林の中を走る。
しばらくすると集落が出てきて、リーダーチームが集団をとめコース上の屋根付きの民家のガレージに緊急避難した。切り裂くような雷の音が頭上で鳴り響いていた。
20分くらいだっただろうか。寒いしもうやめたいなぁとふと思ってしまう。
雷がおちつきはじめたところで再スタートした。遅れた選手や他のカテゴリの選手もごちゃまぜとなる。
ごちゃごちゃした中で確認すると僕のカテゴリの先頭はペースを上げてずいぶん前にいるではないか。
雨はまだぱらつき、完全ウェットとなった路面、そのうえ他のカテゴリも混ざり若干カオスとなっている中で中切れを埋めていく。雨が上がり湿気と気温が一気に上がる。
海に出たところで完全に置いて行かれた,,,
とりあえずITTモードで追っていると、後ろから同じ状況の同カテゴリの強力な選手が着て合流し、3人で必死でまわし集団を追いかけるが見えない。が、10分程度追ったところで、前の集団が緩んでいて無事追いついた。
太陽が出て蒸し暑い。
60㎞過ぎ当たりで急に集中力が落ちてきた。
集団は一列棒状、後ろでひらひら走って回復しようとしていた。
たびたびペースが上がるので、前方に上がるがどうも力が入らず、ふと集団後ろに下がった瞬間に切れてしまった。
気を取り直して追って、あとちょっとといったところで集団のペースがまた上がり諦めてしまった。
レースはここでジエンド。せめて次のSPまではと思ったが、、、
あとは後ろの別カテゴリの集団にジョインして邪魔しないように最後尾で淡々と距離をこなしゴールした。
総合は岩島さんが2位10秒差
千切れたのはスタミナ不足とスピード不足でもあるのだろう。水分補給のミスもあったかも。そもそも小休止後に油断したのがいけない。
次のレースは沖縄2days、そしてツールド宮古島。宮古までには仕上げていきたい。
レース後はアワードパーティ
食欲ゼロ、、、干からびた身体にポカリを注入して宿に戻った。バイクを詰め帰国準備して、海辺をぷらぷら散歩。夕方のフェリーでシンガポールに戻り空港へ。ラウンジでビールと軽食を取って深夜25時の成田行きへ(羽田便取れず)。座席はプレエコに無料アップグレードできたので翌日の午後からの仕事に備え爆睡となった。
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