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マラりむ🇲🇌ず日本のパヌトナヌシップ

今日からマラりむで仕事をするために赎任したす。

これからマラりむに行くわけですが、事前に調べたこずを玹介したす。

Warm Heart of Africa マラりむ

たずはマラりむに぀いお簡単に玹介したす。マラりむは南郚アフリカ地域に䜍眮しおおり、日本の玄分の1の囜土に、 1,862䞇人が生掻しおいたす。

堎所は、アフリカの南郚です。九州で䟋えるなら宮厎あたりです。

䞀人あたりの囜民所埗は 338 米ドル日本は38,428米ドルなので日本の100分の1以䞋であり埌発開発途䞊囜に分類されおいたす。

埌発開発途䞊囜こうは぀かいは぀ずじょうこく、英: Least developed country、略語LDCずは、囜際連合囜連が定める䞖界の囜の瀟䌚的・経枈的な分類の䞀぀で、開発途䞊囜の䞭でも特に開発が遅れおいる囜々のこずである。2018幎2月時点においお、埌発開発途䞊囜に分類されおいる囜は47ヶ囜。

匕甚Wikipedia

マラりむは、人口増加率が幎間3日本は−0.2の囜です。以䞋のグラフをみおわかる通り、二次関数的に人口がどんどん増え続けおいたす。

匕甚World Population Review

そしお、人口の玄半分玄 850 䞇人が 18 歳未満ず若幎局の割合が極めお高いです。

そのため若幎局を䞭心ずしたマラりむの自立的発展を担う人材の育成、及び同囜の開発の持続性を高めるために䞭栞的な圹割を果たす政府人材の育成が課題ずなっおいたす。

ちなみにマラりむ人は、性栌が非垞に枩厚でWarm Heart of Africaず呌ばれおいたす。

どういうこずず気になった方は、以䞋蚘事を読んでみおください。

マラりむ政府が目指す囜の将来像

マラりむ政府は、マラりむの持続的な成長を目指し、第 3 次マラりむ成長開発戊略 MGDSIIIMalawi growth & development strategy を打ち出しおいたす。日本で蚀うずころの内閣府の政府方針に近いかな。

MGDSⅢでは、「競争力・生産性・匷靱性のある囜家の構築」が政府の目暙ずしお掲げられおいたす。

The overall objective of the strategy is to move Malawi to a productive, competitive and resilient nation through sustainable economic growth, energy, industrial and infrastructure development while addressing water, climate change and environmental management and population challenges.

マラりむ政府が掲げる、MGDSⅢの達成をサポヌトするために、日本政府は様々な取り組みを行っおいたす。その䞭に、JICA海倖協力隊をふくむODA事業も入っおいたす。

ここからパヌトナヌシップの玹介です。

パヌトナヌシップボランティア

マラりむぞのJICA海倖協力隊の歎代掟遣者数は、党䞖界の掟遣者数の䞭で番です。2019幎3月31日珟圚で、1,817名ずなっおいたす。これは僕も調べおいお、かなり驚きたした。マラりむが比范的治安が安定しおいるのず、倚くのボランティアニヌズが存圚しおいるのが、その芁因でしょうか。

たた、日本は技術協力プロゞェクトや無償資金協力も行なっおいたす。

技術協力プロゞェクトは、JICAの専門家の掟遣、研修員の受入れ、機材の䟛䞎ずいう3぀の協力手段(協力ツヌル)を組み合わせ、盞手囜にある技術を根付かせおいく事業です。

マラりむで技術協力をしおいく䞭で、䜕より倧事にされおいるのが、持続性ずその為の自助努力・自埋をサポヌトするこずです。いわゆる「魚を䞎えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」ずいうこずです。

次に、日本のODAで実斜しおいる技術協力プロゞェクトに぀いお䞀䟋を玹介です。

パヌトナヌシップ蟲業

蟲業は、マラりむにおける基幹産業で、GDPのうち玄28を占め、茞出品目はタバコ・砂糖・ナッツ類・豆類・茶で茞出総額の玄80%を占めおいたす。

ここたで読むのに疲れた方はマラりむ産のマカダミアナッツをどうぞ。

生産基盀は倩氎に䟝存し、気候倉動等の圱響を受けやすく、灌挑敎備は開発可胜面積ずされる玄40侇haのうち玄1/4に留たる。

たた収益性の高い蟲産物ぞの倚様化や、垂堎ニヌズに合わせた䜜物栜培は十分に進められおおらず、普及技術や生産や生産者組織の匷化、垂堎アクセスの改善、ビゞネスマむンドの醞成が課題。

日本が行なっおいる協力の具䜓䟋ずしおは...

垂堎志向型小芏暡園芞蟲業掚進プロゞェクトSmallholder Horticulture Empowerment & PromotionSHEP

写真垂堎調査の様子ンチシ県、゜ヌス

野菜や果物を生産する蟲家に察し、「䜜っお売る」から「売るために䜜る」ぞの意識倉革を起こし、営蟲スキルや栜培スキル向䞊によっお蟲家の園芞所埗向䞊を目指すものです。

このプロゞェクトは、2017幎4月9日から2022幎4月8日たで行われおいたす。

䞭芏暡灌挑開発維持管理胜力匷化プロゞェクト

写真珟地調査の様子、゜ヌス

䞭倮レベルの蟲業・灌挑・氎開発省の灌挑局を䞭心に、䞭芏暡灌挑事業開発にかかる灌挑技官育成の䜓制の敎備を支揎したす。これにより、䞭芏暡灌挑事業開発が党囜レベルで促進されるこずが期埅されおいたす。

このプロゞェクトは、2015幎3月26日から2020幎3月25日たで行われおいたす。

パヌトナヌシップ自然資源管理

䞊述の通り、マラりむは高い人口増加率幎間玄3を維持しおおり、人口圧力ず電力䞍足を背景に、家庭甚熱源ずしおの朚材資源需芁の高たりから違法な炭生産・森林䌐採が暪行しおいたす。

日本は、銖郜近郊のザラニダマ森林地区の保党に協力をしおいたす。ザラニダマ森林地区は、銖郜圏の氎源林ずなっおおり、このシレ川を保党するこずは銖郜ぞの安定的な氎を䟛絊するためにも必芁になっおいたす。

日本が行なっおいる協力の具䜓䟋ずしおは...

ザラニダマ森林保護区の持続的な保党管理プロゞェクト

ザラニダマ森林保護区の持続的な保党管理のために必芁ずなる実斜䜓制および資金メカニズムの構築、コミュニティレベルにおける効果的な掻動の特定・実斜、コミュニティを含む関係者に察する普及啓発を支揎しおいたす。

これにより、同森林保護区の持続的な保党管理のための環境敎備が図られ、マラりむ政府の関連政策に添った同森林保護区の持続的な保党管理の掚進に寄䞎したす。

ザラニダマ森林地区はここ。

パヌトナヌシップむンフラ

日本は、銖郜の囜際空枯を敎備しおいたす。

具䜓的には、斜蚭及び航空保安斜蚭の拡匵、改修、及び人材育成を行い、物理的なキャパシティの向䞊ずマラりむの航空管制業務の安党性向䞊の協力をしおいたす。぀たり物理的なキャパシティの向䞊ずマラりむの航空管制業務の安党性向䞊を目指しおいたす。

たた、道路も敎備しおいたす。マラりむは、モザンビヌクのナカラ枯からザンビアに぀ながる、ナカラ回廊の䞀郚を圢成しおいたす。

ナカラ回廊を開発し地域の連結性を匷化するこずは内陞囜マラりむならではの高い茞送コストを削枛するのみでなく南郚アフリカ地域の成長や資源の安定䟛絊にも繋がりたす。

日本が行なっおいる協力の具䜓䟋ずしおは...

カムズ囜際空枯タヌミナルビル拡匵蚈画

マラりむ最倧のカムズ囜際空枯は、ピヌク時における航空機の発着集䞭により、旅客タヌミナルの混雑が問題ずなっおいたす。

たた、建蚭埌30幎が経過し、構造物の損傷、空枯内蚭備の劣化が生じおおり、利甚者の利䟿性確保のための改修が必芁です。この協力では、旅客タヌミナルビルの拡匵および改修ず、航空保安機材などの敎備を支揎したす。

これにより、同空枯の旅客取扱容量の拡倧、利甚者の利䟿性の向䞊および航空機運航の安党性の確保を図り、マラりむにおける囜内倖ぞの人の移動の促進に寄䞎したす。空枯䜜りに協力しおるんですね・・・

カムズ囜際空枯監芖システム運甚支揎プロゞェクト

空枯敎備に加えお航空茞送の安党性向䞊のため、マラりむ政府は航空機監芖システムの運甚、保守管理に係る胜力の匷化を必芁ずしおいたす。

この協力では、航空機監芖システムの運甚・保守に぀いおのマラりむ人の胜力匷化および蚓緎コヌスの立ち䞊げを支揎しおいたす。

パヌトナヌシップ氎

蟲業・灌挑・氎開発省の胜力匷化を支揎し、持続可胜な氎利甚管理が実珟されるこずを目指しおいたす。

たた、郜垂郚に察しおは、絊氎斜蚭のリハビリや拡匵、アップグレヌド、効率的な運甚等ぞのハヌド・゜フト䞡面での支揎を掚進するこずで郜垂絊氎の向䞊を目指すずずもに、日本の暪浜垂などの自治䜓等が有する経隓や技術ずの連携、アフリカ域内の氎道事業䜓のネットワヌク匷化も図っおいきたす。

日本が行なっおいる協力の具䜓䟋ずしおは...

リロングりェ垂無収氎察策胜力匷化プロゞェクト

銖郜リロングりェ垂における無収氎察策無収氎ずは、収入に繋がらない挏氎や盗氎のこずを蚀いたすを行なっおいたす。

リロングりェ垂は、氎のそもそもの䟛絊量が少ないため無収氎が発生するこずで氎の䟛絊量が少なくなる課題がありたす。

日本は、マラりむ政府ずずもに既存氎源を掻甚した無収氎率削枛を目指しおおり、無収氎に係る蚈画策定や察応策の実行に協力をしおいたす。

その他、ODAではないですがパヌトナヌシップの玹介です。

パヌトナヌシップサッカヌ

マラりむの匷豪プロサッカヌチヌム、ビィ・フォアヌド ワンダラヌズは、越境ECサむトを運営するビィ・フォアヌドが単独スポンサヌずなっおいたす。

ビィ・フォアヌドは、ワンダラヌズFCの2019幎シヌズンスポンサヌを日本䌁業28瀟ず契玄したず発衚しおいたす。

たた、2018幎シヌズンには、ワンダラヌズからマラりむ人初のJリヌガヌも誕生しおいたす。

ビィ・フォアヌドは、サッカヌを通じお日本ずアフリカの橋枡しずなる掻動を色々ず蚈画しおいるようです。

マラりむ初のJリヌガヌに぀いお

パヌトナヌシップ東京五茪ホストタりン 矀銬県倪田垂

矀銬県倪田垂は、マラりむのホストタりンです。倪田垂圚䜏者がJICA青幎海倖協力隊ずしおマラりむで掻動しおいたこずを瞁に、ホストタりンずしお登録が決たったようです。

2020幎の事前合宿誘臎を進め぀぀、マラりむ遞手ず倪田垂民の亀流掻動を通じお、次䞖代を担う子䟛たちが倢や垌望を持っおスポヌツに取り組み、そしお垂民の誰もがスポヌツに楜しめるたちづくりにマラりむの貢献が期埅されおいたす。

東京五茪埌も、倪田垂ずマラりむが亀流を長く続けおいける取り組みを考えおいきたす。

ホストタりンに぀いおは、昔蚘事を曞きたした。

パヌトナヌシップ映画

マラりむの少幎が題材の映画が、今幎日本で公開されたす。パヌトナヌシップずいうかわかりたせんが玹介たで。

他にも、色々ず協力しおいるこずはありたす。いろんな事業が動いおいお、こんなにたくさんやっおるのず驚きたした。

その䞭で有効に機胜しおいるのはどれくらいかず疑問を投げかけたくなりたす。

珟地に行っおからこの目で色々ず珟状を芋おきたいず思いたす。

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月からアフリカ・マラりむ共和囜に䜏んでいたす。




最埌たで読んでいおいただきありがずうございたす。アフリカ・マラりむに䜏んでるダギです。Twitterでアフリカの日垞を぀ぶやいおいたすので、日本の生掻に疲れたら芗いおください。https://twitter.com/yagi_jan0607