中華リバースエンジニアリング 2023/11/25の日記


https://twitter.com/doom_k/status/1728378536875176202
これに参加しました。

普段はあんま知らない人に見られたくないからという理由でささやかな金を取っているこの日記ですが、人のファンボがキッカケで行われた会の様子を書いた日記で金を取るのは個人的によろしくないと思い、今回はマガジンから外しました。

当日目的地の最寄り駅に着き、ATMから金を下ろそうと思ったら財布にメインのクレカとメインバンクのキャッシュカードが入っていないことに気づき、たいへん慌てた。(今回参加していた方にpaypay送金を行って現金支払いを肩代わりしてもらいました。ありがとうございました)

せっかくなので一眼レフで料理の写真を撮った。後から見返すと絞りが雑でボケボケしているものが多く、悔しい。
(ここに画像を入れる)

当日のコースはおまかせで、出てくるまで一切明かされなかったこともあり料理名の部分で記憶がかなり曖昧。

なしの漬物、ゴーヤーときゅうりの漬物とかぶの漬物(おそらく) あとアボカドのゼリー寄せ
アボカドのねっとりしたやつがとても好みだった。ピータンが入ってる? ここでピータンを生まれて初めて食べた。振り返ってみれば、食べたことのない食材を色々食べる会だった。自分の食がいかに保守的なのかと思い知る。

はまぐり
ここで貝のうまさに打ちのめされる。これから何度も打ちのめされます。

焼き豚、焼きあひる
中身付き北京ダックだ!とはしゃぐ。
焼き豚の皮が今まで口にしたことのない食感だった。サクリとザクリとパリのちょうどあいのこみたいな……。

冬瓜と豚あばら肉のスープ
おお、ソーキだ! という反応をしてしまった。
知らない味の中に知っている味があり、給食で食べた冬瓜のスープみたいな懐かしさがあった。やさしくも深く、深い……。

えび揚げ春巻き
フィリングっぽくなってる部分がトロトロでうまく、エビの食感を際立たせていた。あと皮のちょっと膨らんだサクサク部分だいすき~。

鮑とナマコと椎茸の煮
ナマコを食材としていただくのは初めて。ゼラチン質の食物だった! 椎茸と鮑の組み合わせをダイレクトに感じられるうまさ。鮑めちゃくちゃうまい。しいたけも。私はしいたけが大好物なので、幸せだった。

白みる貝の炒めもの(たぶん)
貝、いちじくの中にしれっと松茸が入っており、笑う。食べたことない貝のうまさを覚える日だった。
会の最中に松茸は向こうだと日本よりたくさん取れるからあんまりレア度が高くないみたいな話を聞いた。

アカハタの酒蒸し
身がふわふわでうまい、スープがひたすらうまい。骨を外すところを見せてもらったが、尾から骨を外した方が綺麗に身が離れやすいことがわかった。普段の食事でも特に意識せずに頭から骨をを剥がしていたので、目から鱗が落ちた。ほんとに。

牛すじ煮込み
トロトロぷるぷるしていておいしい。あとおでんの牛すじ(メンブレン)しか知らなかったので、素直に「牛すじって『これ』なんだ」となる。

牡蠣チャーハン
チャーハンがとてもうまいことに驚き、さらに牡蠣一粒に込められた味の強さに驚く。牡蠣はオイスターソースの原料なんだな、という世間一般的にはよく知られている事実をこの時ほど強く意識したことは、ない。

ごまだんご
いろいろなものを食べてきたお腹に優しいデザートだった。
後からしみじみと、「あれ、うまかったな…」となるような味をしていた。

人生で食べたことのないものをたくさん食べて経験値がモリモリ増えるとてもよい会だったな~と思う。料理も味わう度にどうやって作ってるのかな~何を使ったらこういう味なんだろうな〜と想像してリバースエンジニアリングを試みるのだけど、本当に何をしているか見当もつかないブラックボックスが大抵の料理に存在しており、難しい。でも多分中華料理の経験値が少なすぎるところもあるんだろうな。

ここからは食事とは別に、ファンとして好きな作家先生の会に参加した部分の感想をちょっとだけ。
先生のファンボ参加者が食事にまつわる写真を色々上げているdiscordがある。そこに以前スヨリトでやった羊丸焼き会をやったときの写真を上げていたことを当日先生に言及もらった。びっくりした、めちゃくちゃ嬉しかった。たしかに当時レスもらったけど覚えてくれてるとは思ってなかったので……。あのとき、自分の小市民な部分が急にエンジンの回転数を上げてきた感覚があった。ほんと嬉しい、嬉しい嬉しい!! 嬉しいです!!! ピースピースピース!! もちろん認知されるためにやったわけではないが、今も書きながらじんわりと嬉しいを噛み締めている。

また機会があったらぜひ参加したいです。楽しかった。

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