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強いアメリカ、裏の裏

2021年11月
久しぶりの渡米で見た
アメリカーレポート第3弾

今回、驚くこと、感じる事、考えさせられることが多かった渡米。
これまでのようにずっとアメリカにいたら、
気付かなかったのかもしれない。

 

今、日米の二拠点事業の中、
コロナ禍で1年半アメリカを空けたからこそ、
見えている面も多いと思う。

逆もしかりで、日本に入ってきたばかりの頃の、
戸惑いと憤りと、喜びと。


まぁ、いずれにしても母国日本と、
たくさんの経験とチャンスをくれたアメリカと、
両国に対して、常に新鮮な視点を持っていたいと思った。

 

さて、ここからの話は、
今回の渡米で周りの人から聞いた「噂」も多分にある。

ネタの裏は取っていない。
この件について、他の情報をお持ちだったり、
別のご意見のかたは、ぜひコメント欄でご教示頂きたい。


働かなくなっちゃったアメリカ人と
配りまくったお金の回収方法。

 

とにかく、税金はガンガン上がるらしい。
さらに税金をもっと取れるところ、
これまで取りっぱぐれていたところはないか?と検証。

目を付けた一つが、事業主が市に収める
Business License fee。

基本金額に事業規模に合せた人頭税を払う仕組み。

これまでは、事業登録をしていたところに請求書が来ていたが、
今年は、タックスリターンを元に
フリーランスや、個人の保険やその他のエージェントにも、
請求が来ているという。

さらにだ、過去に遡ってペナルティーの徴収もあると。

「知り合いにペナルティーが来たんですよ。
だから、周りのフリーランスや個人事業主さんに、
この情報提供していますよ」とは、
親しくしてる保険エージェント。

 

きゃー、過去に遡るって・・・。

これがアメリカの怖いところでもあり、

すごいところでもあり、強さでもあるのか。

 

要は、必要だと考えたら、とっととルールを変える。
いちいち「民意がどうの」とか「代表質問」だのしない。

足りないなら、徴収しよう、するなら、とっととしようと。

検証も、決断も、実行も、速い。
周りは文句を言ってても、それでも従わざるを得ない。

払わざるを得ない。

その上で、払えない人には、
交渉次第でディスカウントとか、分割とか、
柔軟な対応があるのもアメリカ。

 

もう一つ話題に上ったのが、
アメリカの医療費。



医療費の高さは、日本の100倍かもしれない。

 

それが、さらに大変な事になりそう、
または、崩壊するのでは・・・との見方。

 

ここからは、私個人の偏った見解も含んでいることを、
予めお断りしておく。

 

国民皆保険を目指した時のオバマ大統領。

オバマケアは、低所得者も加入できる、
安い掛け金の医療保険。

 

その結果、どうなったか?

 

まぁ、要はさ、

これまで医療費が高いしお金がないから、
医療を受けることなく、世を去っていた、
ある一定層の人達がいたわけで。

その層は、いわゆる「Worker」の仕事を担う人も多く、
割と子だくさんでもあるから、
医療を受けられなくても、いきなり減少することもなく、
極端に増えることもなく、
それなりに、アメリカ経済が回っていたとも見えて・・・。


ある意味、そこで医療と医療費と、従事者と、
医療保険のバランスが取れていたとも言えて。

 

それが、オバマケアのおかげで
みんなが医療にリーチ出来て、
病気を治して、怪我を治して、長生きして、

人口も増えていったら・・・

どうなるのか?

 

しかもその中には、
働くのがバカらしくなっちゃった人もいて。

 

治安が悪くなったと、耳にした。
駐車していた車から部品が抜き取られたとか、

ホームレスが街に増えたとか。

 

でもホームレス用の収容施設を、
すぐに作り始めているのもアメリカ。

 

心配性の日本人からすると、
アメリカの将来を不安視する向きもあるだろう。
永住権を持っている人は、
この先、日本なのかアメリカなのか?なども、
真剣に考える。


それでも、臨機応変に柔軟に対応して、
都度都度BestいやBetterな答えを導きだす。
問題があれば、すぐに調整・修正し、
BetterをBestに近づけるのがアメリカだ。

 

そこ、日本と違うなーと。
つくづく思う。

 

今回感じた日米の違いは、第4弾につづく

#コロナ禍のアメリカ #アメリカコロナ事情 #アメリカはやっぱり豊か #渡米レポート

 

写真は、こだわりの寿司屋で食したサンマの刺身!