スープカレー屋・ポニピリカの話
下北沢にオープンして6年目(たぶん)のスープカレー屋・ポニピリカさん。
僕のバイト先のラーメン屋で店長やっていた人が、スープカレーの味を考案して料理長的な立場で、その友人(美人)がオーナー。
ポニピリカを始める前から、スープカレー屋に連れて行って貰ったり、試作品を食べさせて貰ったり、あーだこーだ2人でお酒飲みながら話したり…
そんな縁でポニピリカを始める時、「手伝ってー!」と言われ、埼玉から下北にちょいちょい行っていた。
オープン当初の味は…2種類だったか3種類だったか忘れてしまったが…笑
・トマト・海老・和風(カツオ出汁)
の3種類だったかな?オープン当初、和風あったかな…?
というのも、メインはトマトなんですが、店が成功するには海老かなと思っていたんです!
当時、ラーメンでも海老は人気の食材でしたし、スープカレーの海老出汁が、これまた美味しいんですよ!
で、何度も食べて最終的な海老の濃度を何パターンも試食…
「この海老の濃度、めちゃくちゃ美味しい‼️」
と、僕が言うと、
元店長「マジか❗️じゃあ、それより一段階薄めの海老出汁にしようか❗️」
自分「…ですね!!!」
所詮、僕の舌はラヲタの舌。
より強いインパクトを求めがちなので、それより弱くしたくらいが世間的に合いそうなんです!
という事で、味も決まりプレオープン!
夕方頃に顔を出すと、オペレーションがうまく行かず、オーダーを取るのも、商品を提供するのもスムーズに行かず…
まぁ、それは当たり前ですね!
店を出す方も初めて、バイトも初めてのお店。やりながら、修正していくしかない。
で、20分くらいホール見てから、キッチンに行き元店長に、何がやりづらいか聞いたら、
「とにかく、オーダーを取った紙が見づらく分かりづらいから、作るまでに時間がかかる!」
との事。
オーナーも元店長も北海道出身で、北海道から生野菜を取り寄せるというのもコンセプトの1つ。だから、デフォで好きな野菜などを3種類くらい選べるシステムなんです。
だが、スープカレーのオーダーをお客さんが頼むのに、
・スープの味を選ぶ
・辛さを選ぶ
・好きな野菜を数種類のうちから3種類選ぶ(ここ記憶が曖昧!笑)
・さらに、トッピングで追加を頼む人もいる
これをバイトのホールの子が、メモ書きみたいに書いて、キッチンに提出…
これは見づらい上に、お客さんが店員を呼んでから、システムに気付きトッピングを考える時間とかあると、膨大な時間のロスが生じる。
で、考えたのが…
全ての項目に、お客さんに丸をつけてもらうシステム‼️
そうです…
一蘭さんのパクリ!!!!!笑
でも、めちゃくちゃ有効的!
オーダー時の時間短縮+オーダーミスが無くなる(口頭注文だとお客さんが言った物と違う物を提供してしまったり、お客さんは商品Aと言ったので商品Aを持って行ったら商品Bだと言うパターン←これ意外によくあるんですよ)+キッチンが把握しやすい(字だけで把握するより、場所でも把握できる)
で、とりあえず一つ解決。
そして次の問題が、キッチンの元店長が、ホールのオーナー(美人)にホールの文句を言い始める。あーしろ!こーしろ!と。
そこは、すかさず間に入る!
このオーナー(美人)とは、3回くらいしか会ってないが、我の強さと仕事が出来る頭の良さを兼ね備えているタイプ!
と勝手に思ってたので…
元店長に、
「キッチンが外から口出しちゃダメですよ。オーナー(美人)にはオーナー(美人)の考えがあるので、まずはホールの全権利を与えて任せましょう。バイトの子達も、上の2人が違う意見言ったら混乱するので、いったん形を作りましょう。オーナー(美人)は、しっかり考えているので大丈夫だと思いますよ。」
すると、元店長は…
「そだねー!!!」
軽っ!!!笑
まぁ、こんな関係性だから、お互いやり易かった訳ですね…
そしてオープン後は・・・
瞬く間に人気店に!!!
ちなみにこの画像は、オープン初期!
今は、味も見た目もリニューアルしてパワーアップ!
久しぶりに食べたくなってきた。。。
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