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「あれ?おれこんなにいい感じで弾けたっけ?」

シンガーソングライター の矢田晃一です。

前々から、書きたいなぁと思っていた体験を書いてみます。

あんましギターの練習してないのに、ふとした時に、「あれ?おれこんなにいい感じで弾けたっけ?」って気づいた時のことです。笑

今年の春くらいから、出演者としてもお客さんとしても、とにかく音楽ライブで、生の音楽に触れる機会が、明らかに増えました。

自分が出演するライブや、オープンマイクとかでは、アコースティックな音楽が多いですが、

モミーFunk!!とか、踊れる音楽みたいなのも好きだったりして、よくライブ行かせてもらっています。

そうやって、いろんな生の音楽を浴びていたら、だんだん「グルーヴ」と呼ばれるものが、気になるようになってきました。

というか、グルーヴを楽しめるようになってきたというのが正しいかもしれません。

音楽に乗って、体ゆらしたり、音楽に乗る心地よさみたいなのを、より感じるようになってきました。

ファンクとか、ラップの曲とか、踊りながら聴く系の曲はもちろんのこと、

アコースティックな弾き語りとかでも、なんかグルーヴ感というものが気になるようになってきました。

「その人(アーティスト)の身体に、音楽が鳴っているか」みたいなのが気になるようになって、

全然有名じゃない方でも、初対面の方でも、

グルーヴのある人の演奏に出会うと、「好きだなぁ」と感じるようになりました。

そんな感じで、自分の感じ方に変化が出てきたなぁというある日(おそらくモミーFunk!!のワンマンライブの次の日)、

ギターを弾いていて、ふと、

「あれ?おれこんなにいい感じで弾けたっけ?」

と、自分の演奏にグルーヴを感じました!

自分でギター弾いて、その音に自分が気持ちよく乗っていました。

あらすごい!笑

急に上手くなった気分でした。

グルーヴを意識するようになって自分の演奏が変わったのか、

自分の演奏は変わってないけど、それに乗れるようになったのか、

その両方か、

もしくは、気のせいか(笑)、

いづれにしても、自分の中では変化を感じた体験でした。

ってか「おれの演奏も悪くないな。グルーヴあるじゃん」と、誇らしく思えました。

自分の中では、野球少年が、初めてプロ野球の試合を観に行って、プロの動きを生で観て、それで頭の中のイメージが大きく変わって、

次の練習の時から、急に野球が上達するみたいな現象(なんて言うんですかね?イメージが変わる現象?)と同じような現象が自分にも起きたんではないかと思っております。

本物のグルーヴに触れることで、自分のイメージとか感覚が変わったということなのかなと。

最近、自分が昔好きだった、KICK THE CAN CREWとか、m-floとか、そういう音楽を聴いているんですが、

めちゃめちゃグルーヴを感じる!

あと、昔よりも、明らかにいろんな音が聴こえるようになりました。

肥えたんでしょうね、耳が。

自分で言いますが。笑

一方で、昔はそれこそ「グルーヴ」なんて言葉も知らないし、意識もしてなかったけど、

その人たちが好きだったということは、もしかしたら、彼らの「グルーヴ」が好きだったのかもしれない。

なんてことも同時に思いました。

今日はグルーヴというテーマで、徒然と書いてみました。

読んでくださってありがとうございます!

矢田晃一

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