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【STORY】 チェシャーゲーム

2020年5月22日に第9章 マジックリングナイトが投稿されてから早1年11ヶ月と28日。日数で計算すると728日だそうです。
ついに…
新曲が投稿されました!!!

まさかの完全新曲。オタク大歓喜です。
新キャラに謎のキーワード…これは考察をしなければいけない…。
ということで今回はチェシャーゲームについて考察していきたいと思います!

https://youtu.be/y7ZwZixwptQ?t=2s


チェシャーゲームとは

2022年5月20日に投稿された楽曲『チェシャーゲーム』のこと。第10章にあたり、11作目のMVである。
Royal Scandalの音楽担当である奏音69はチェシャーゲームについて、下記のように述べている。

今回のMVは、次に再始動するなら「この曲から」と決めていた一作です。勝手に新シリーズ開幕だと思っています。色んな仕掛けも織り交ぜました。

2022/5/20 20:30 by Pony Canyon News

登場人物

キャスリン

チェシャ猫を彷彿とさせる、自由奔放で自由な人物。
賭博場にきた"不思議な少女"の手助けをする。
イカサマをするが、賭け事はかなり強い様子。

https://youtu.be/y7ZwZixwptQ?t=3m2s

不思議な少女

賭博場へとやってきた幼い少女。
キャスリンの手を借りて、賭け事を楽しむ。
お菓子が好き。

https://youtu.be/y7ZwZixwptQ?t=1m28s

盤面を荒らす気まぐれな黒猫。
尻尾が鍵型をしている。

https://youtu.be/y7ZwZixwptQ?t=1m53s


ということでここまで恰好つけた書き方をしましたが、そろそろボロがでそうなので言いたいことを喚き散らしていこうと思います!

キーワードと歌詞

勝機[チャンス]なら跳びツイて、窮地[ピンチ]ニャあ尻尾を巻く。
負け知らずのチェシャーゲーム。
トォワズ・ブリリグ!
摩訶不思議な、この第六感。
他の役じゃあ強[えら]さが違うわ。
この勝負、きっとアタシの勝ちね。
不気味な猫が、黒の中で嗤うわ。

Royal Scandal『チェシャーゲーム』作詞:奏音69

ここのフレーズはディズニー映画『不思議の国のアリス』のチェシャ猫が歌う『Twas Brillig(トォワズ・ブリリグ)』からきています。

このオレは 摩訶不思議
魔力を持った猫だ
そこらの奴らとは 偉さが違うよ

ディズニー/ふしぎの国のアリス 不思議の国のアリス『トォワズ・ブリリグ』


さらにこのフレーズ。

I’m Oddけてはスライスィでトォヴスな、意味不明な関係に賭けてみるわ。
これからもふたりでーー。

Royal Scandal『チェシャーゲーム』作詞:奏音69

「I’m Oddけては」のフレーズはチェシャ猫のテーマソング『I'm Odd』からきています。「スライスィでトォヴスな」は『トォワズ・ブリリグ』の英語バージョンの歌詞にありますので気になる方は確認してみてください。


考察

さてさて歌詞の説明はこれくらいにして、ここからはわたしの考察(という名の妄想爆発タイム)になります。気合を入れていきますよ。

タイムループについて

今回の『チェシャーゲーム』で一番の鍵となるのは、
「未知らぬお菓子」です。

不思議な少女が欲しがって、動画終盤で口にするあのハート形のお菓子のことですね。

https://youtu.be/y7ZwZixwptQ?t=3m21s

『チェシャーゲーム』では「未知[みし]らぬお菓子を食べたなら、午前0時……何かが起こる予感。」と記述されていましたが、『ロイヤルフラッシュ』では「未知[みし]らぬお菓子を食べたなら、午前0時、時間[とき]が巻き戻るよ。」と記述されています。

未知らぬお菓子を食べると時間が巻き戻る、つまり物語の中で タイムループ がおこっているのではないかと考えています。

現在のループ順

ロイスキャ内での現在の時間軸を基準に考え、チェルシーやルイスが生きている時間軸を ループ② とします。なぜループ①ではないのかは追々説明していきますね。
そして『チェシャーゲーム』が描かれた時間軸を ループ① とします。

つまりキャスリンとチェルシーやルイスたちは同じ時間軸にいないということてす。

なぜ『チェシャーゲーム』の時間軸はループ②ではないのか。
鍵はキャラクターの名前にあります。

キャラクターの名前の由来

例えば女性キャラクターで考えてみましょう。(名前:意味・由来)

チェルシー:桜
アリシア:真実
ロゼッタ:薔薇
オリヴィア:オリーブ
リリアン:百合
ロレーナ:月桂樹
レベッカ:魅惑、束縛
キャスリン:純粋

(キャスリンは性別が謎めいていますが一応女性名なのでこちらの分類に入れました)
こうして並べると植物が名前のモチーフになっているキャラクターと、そうでないキャラクターがいることが分かります(ちなみに植物がモチーフになっていないキャラの全て薔薇の品種に当てはまります)。

ループ分けは名前の意味で分かれるのではないかと考えました。
個人的にクリエイターである奏音69に絶大な信頼を置いているので、そういった意味で名前の由来をわざわざ変えるのことについて、少なからず意味があるだろうというところからタイムループに繋がりました。

そういった観点から言うと男性陣はルイスだけが浮いているんですよね…。スヴェンとアルベールが微妙なラインではありますが、この点についてなにが考えがある人がいたらぜひお聞かせください。

話を戻しまして、タイムループ別に分けるとこんな感じ。

  • ループ①
    アリシア
    レベッカ
    キャスリン

  • ループ②
    チェルシー
    ロゼッタ
    オリヴィア
    リリアン
    ロレーナ

なぜキャスリンたちがループ①なのかについては、わたし的にそっちの方が好みだからです。過去(ループ①)・現在(ループ②)・未来(ループ③~エンディング)の方が収まりいいだろうと思ってます。つまり根拠はありません!

これまでの物語で、チェルシーは芸名で本当の名前はアリシアである、と考えて、というかそういうものだと認識していましたが、これによりアリシアとチェルシーが同一人物でない説が浮上してきました。
ようつべのコメント欄やツイッターの考察を見てると、チェシャーゲームの不思議な少女はロレーナではないかと考察されている方がたくさんいましたが、わたしは不思議な少女=アリシア(チェルシーではない別の人物)と予想しています。たぶん当たってないですけど。

アリシアとチェルシーの見た目が非常に似ているのは、ロイヤルカードや王族の血の縛りだったりすると面白いなと思います。
例えばアリシアの母親がレベッカだったらもう大興奮しません?そんな事実が発覚したらわたしがヤバいことになると思います。レベッカはまだまだ色々あると奏音さんが言っていたような言ってないような記憶があるので、レベッカはループ①の記憶を持ったままループ②を生きていて、ループ①の終わりが凄惨で二度とあんな思いしたくないと自死して、でも可愛い我が子はどうしても自分の手で殺せなかったから一人娘を残して死んだとかだったらもうわたしは耐えきれません…いっそ殺してくれ…。

そんなわたしの妄想は置いておいて、キャスリンとリリアンについてお話しします。

キャスリンとリリアン

キャスリンはチェシャ猫でヴィラン側であることは明白ですが、リリアンもヴィラン側、または魔女側だと考えています。リリアンめっちゃ黒猫のイメージなんですよ…。黒猫は魔女の使い魔であったり、魔女が変身した姿だと言われているのです。つまり黒猫は魔女の代名詞!魔女!
また、キャスリンの名前の由来が純粋なのに対して、リリアンの名前のモチーフである百合の花言葉は純粋です。これで繋がりないほうがおかしいんですよ(逆ギレ)!!!!!!!!!
だから生きている世界線が違っていて役どころが同じなのではないかな~と思っています。これからのリリアンの活躍にも期待ですね。


ということで、言いたいことを喚き散らしただけのノートになりました!
ここもっと詳しく教えて~とか、みゃやこ的にここどういう解釈してます?など質問きたらどんどん追記していくので気になることがあればいつでも質問・考察・感想ください!

ここまでご覧いただきありがとうございました!
ハッピーロイヤルスキャンダル!


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