見出し画像

船整備 走行充電器取り付け

お久しぶりです。

いろいろ作業はしていましたが、今回は前回取り付けしたソーラーパネルの充電器を交換しました。

今まではソーラーパネルからエンジン始動用バッテリーに充電していましたが、実際運用するにはハウスバッテリーの方が消費量が多いんです。

将来的にエンジン始動用バッテリーは今のまま鉛バッテリーを使うつもりですが、ハウスバッテリーはリチウムイオンバッテリーにする予定です。

ヨットの場合、帆走している時はエンジンを切ります。そうなると、冷蔵庫、オートパイロット、GPS、レーダー等でバッテリーを消費します。

1日6時間帆走して港に入って、翌日朝7時くらいまでバッテリーが消費されますので、港に入ってからはウォーターポンプ、冷蔵庫、電動トイレ、照明器具で使います。

やはり、バッテリーが重要なんですね。

今回取り付けした、走行充電器はサブバッテリーを優先的に充電します。もちろんリチウムバッテリー対応してます。

ちょっと心配な面もあります。サブバッテリーが満タンになると、エンジン始動用バッテリーに充電が開始されるため、消費が多すぎて充電が追いつかないとエンジン始動用バッテリーが満タンにならない可能性があります。

エンジン始動用バッテリーの管理は必要になりますが、今後サブバッテリーの消費が多いので充電スタイルを変更しました。

その前に、ソーラーパネルの逆流ダイオードを2箇所とヒューズを取り寄せしたので追加しました。

取り付けはカプラなので簡単でした。
次に配線をチェックしました。昔のヨットは配線が多数オーナーに渡るため、かなりぐちゃぐちゃに配線が通ってます。

下側の赤いコードが入ってる箱がアイソレータと言って2個のバッテリーの容量の格差を減らすものですが、今回取り付けした走行充電器にはアイソレータ機能が内蔵されているため、サブバッテリーの配線を抜いて走行充電器に繋ぎました。

バッテリーと充電器の間にはヒューズボックス80Aを取り付けました。

取り付けが順調に進み過ぎて、電源用ケーブル22sqを忘れてしまい無理矢理線を繋いで圧着端子を付けました(笑)

これは、仮に取り付けて動作確認用ですので真似しないでくださいね。


なんとか繋いで試運転開始しました。

取り付け時間2時間ぐらいですね。

まずは、冷蔵庫を起動してみました。外気温33度で真夏です。

冷蔵庫を入れて30分で、ガンガン冷えます。冷蔵庫も新品に交換してます。

庫内温度は1度になってます。冷え冷えです。

夏場で昼間なら200wのソーラーパネルでも冷蔵庫を稼働しても30wぐらいの消費みたいです。

ちょっと太陽が落ちても71w充電に使われています。

仲間に来てもらってマストトップの風見をカラスに壊されたので、軽く修理しました。
あとは使わなくなっていたフルノのレーダードームも撤去しました。

今後の整備予定は、レイマリンレーダー購入と取り付け、リチウムバッテリー追加。
段々と最新設備取り付け完了に向かってきました。
理想的には、バッテリーでエアコンが起動出来たら最高ですが、ちょっと今のところ厳しい感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?