天皇賞・春 予想

ご覧いただきありがとうございます!

クラシックも牝馬牡馬ともに1戦を終え、ひと休憩…と言ったのも束の間でまたGIラッシュが続きますね。

新装した京都競馬場はまだまだ未知数な点も多いですが、如何程なものになるのでしょうか…。

ということで今回もガッツリ予想+消し馬の【なせまる】と、穴馬よりの予想の【ももにこ】の2人の観点からお送りします!

まずは【なせまる】から。

天皇賞・春の前提条件
①スピード勝負。2000m台の重賞で通用するスピードを持つ馬は好走しやすい。
②トニービンの血を持つ馬やサンデー系が特に好走。
③最終直線は約400m。阪神よりも50m長い

◎タイトルホルダー
○アスクビクターモア
▲ボルドグフーシュ
▲ブレークアップ
△ジャスティンパレス
△ディープボンド
△シルヴァーソニック
☆ディープモンスター


◎タイトルホルダー
・この馬の走りは特徴的であり、疲れが残ったままであると走りが窮屈になってしまう。それが、凱旋門後の有馬記念の敗因と言える。
・しかし、前走の日経賞(G2)と今回の調教では、のびのびと走っている印象を持った。
・稍重であれば最適であるが、どんな馬場状態でも走ってくれるだろう。


○アスクビクターモア
・前走の日経賞(G2)は出遅れ+不良馬場で絶望的なレースとなった。この馬のパフォーマンスを発揮したとは言えないため、度外視。
・スピード勝負となるであろう京都の春天、日本ダービーの瞬発力勝負で3着の好走できたのならば、通用するだろう。
・血統的にも素晴らしく、ディープの血の魅力が引き立つ。春天の適性はかなり高い。


▲ボルドグフーシュ
・前走の阪神大賞典(G2)では、この馬らしくない調教からのレース。叩きの可能性大。
・中間から最終コーナーでペースを上げ、直線で前目につけながら先頭を捕らえる走り。上がり最速のレースがほとんどである。
・しかし、逆に上がり最速のはずであるのにも関わらず、有馬記念では直線でイクイノックスとの差を詰めることができなかった。
・阪神大賞典でも、上がりが0.1秒差しかないブレークアップと直線始めは2馬身あった距離が、最終的にはクビ差まで縮まっている。
・この馬の課題は直線の伸びであり、直線が長い京都競馬場でタイトルホルダーやアスクビクターモアを捕らえるのは困難か。
・しかし、実力は十分。今回の印は▲とする。


▲ブレークアップ
・去年の秋に本格化、阪神大賞典(G2)で3着の走りを見せ、長距離適性を示した。
・馬場が重くなった時に注目したい。血統的にも道悪に強く、実際に稍重以上の成績は(3.0.0.1)と新馬戦以外は全勝。
・稍重や重馬場であれば、印を更に上げたい。


△ジャスティンパレス
・有馬記念→阪神大賞典で+16kgの中勝利。この走りは本格化した可能性あり。
・勝った阪神大賞典と神戸新聞杯はどちらもスローペースの最内を走って展開の恩恵あり。
・スピード勝負の菊花賞で3着の走りをしているが、後ろから追い上げるボルドグフーシュにかわされており、更に直線が長くなった京都競馬場でも、菊花賞のように捕まる可能性が高い
・本格化がこの差をどこまで縮めているかが予想の鍵となるが、今回は天候を見て印は低めに置く。良馬場寄りの稍重になった場合は印を▲に上げる。


△ディープボンド
・スタミナ勝負のレースに強く、雨がたくさん降り、重馬場・不良馬場になった際には更に印を上げたい馬。
・良馬場や稍重の際には、前を走るタイトルホルダーとアスクビクターモアがそのまま残る可能性が高く、この馬では直線で捕らえることは困難か。


△シルヴァーソニック
・勝ったレースのレベルや成績から見ても軽視したい。血統的には怖い部分があるが、メンツ的にも馬券内は厳しいと判断。


☆ディープモンスター
・前走の金鯱賞(G2)は、マリアエレーナと同じく前が詰まっての5着であったため度外視。
・菊花賞5着のスタミナ、体重を460kg台にしてからの好成績は見逃すことはできない。
・血統的にも是非穴馬として注目したい。

続いて【ももにこ】。

◎タイトルホルダー
○ボルドグフーシュ
○アスクビクターモア
▲ジャスティンパレス
▲シルヴァーソニック
▲ディアスティマ
△ブレークアップ
△ディープボンド
☆ヒュミドール
注アイアンバローズ

◎タイトルホルダー
前走日経賞では圧巻の走り。中山が苦手とかではなさそうなので恐らく寒さが苦手なのだろう。昨年も日経賞からギアを上げていったことから今年もいいパターンで来れていると言えるだろう。馬場が渋ればより確実だろうが、良でも全く問題はない。

○ボルドグフーシュ
叩き良化型の割に前走はよく走った方だろう。有馬記念時から言っていたことではあるが、アスクビクターモア及びジャスティンパレスより力は上だろう。1戦叩いたことで馬体も引き締まり、調教も抜群。直線は長い方が脚を使いやすそうなのでここでも1発。

○アスクビクターモア
想像以上に新装京都競馬場の水捌けがよく、馬場も良によりそうなのでやはり侮れない存在に。前走は落ち着きがなく出遅れたのと、不良馬場が祟ったものだが、力は十分にあるので度外視でもよい。パドックや返し馬での様子は注意深く見たいところ。

▲ジャスティンパレス
前走阪神大賞典では前目での作戦が上手く刺さり1着。今回はタイトルホルダーをはじめ前に行きたい馬が多いためすんなりとは行けないかも。だが、後ろからでも十分やれる力はあるし、馬場が渋らなければ1発あるだろう。

▲シルヴァーソニック
オルフェーヴル産駒の母父トニービンで7歳という血統的に非常に怖い存在。近2走も同じ鞍上と上手く走っている。去年の春天から見ても非常に賢い馬で、どんなレース展開になっても上手くペース配分出来るだろう。

▲ディアスティマ
京都大賞典で復帰してから3走目の前走日経賞、勝ち馬が抜け出ていたが2着馬とは0.1秒差の3着をマーク。ディープ産駒ながら馬場が渋ってもやれるしぶといタイプ。確実に調子は上向いてきており、怖い穴馬の1頭だ。

△ブレークアップ
前走阪神大賞典3着。有馬記念こそ振るわなかったものの、アルゼンチン共和国杯時から力は感じていた存在。いよいよ本格化といった印象を受けるいい馬体で、力は発揮できるだろう。

△ディープボンド
春天2年連続2着で京都での実績もある、経験値だけで言えば明らかに抜けた存在。しかし、疲れが残っていた、レース展開が向かなかったといった理由が考えられるにせよ、近2走からはどうしても年齢を感じてしまい、勝ちのビジョンが見えないため△まで。

☆ヒュミドール
前走から長距離路線に戻ってきて一発目からしっかりと結果を残した。ここに来て馬体もガラッと変わり、力をメキメキ付けてきた印象。オルフェーヴル産駒の7歳で本格化に見え、京都での鞍上武豊という点、調教もここ最近で1番良く見えることから、1発ある怖い穴馬だろう。

注アイアンバローズ
近走は迷走しているものの、ステイヤーズSではそれなりに食らいついており、昨年の今頃はもっとやれていた。それでもやはり怖い存在で、パドックの様子次第では考えてもいいだろう。

良かったら参考にしてみてください!

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