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【初心者向け】競馬予想が上手くなるには🗒

こんばんは😀
薮からスティックです!

現在日本ダービーが終わった日の深夜4:00となります。ちよっと目が覚めてしまったので自分に対する備忘録も兼ねてnoteを書きました。

ここ最近指数表noteを購入してくれた方とオープンチャットにてワイワイ競馬をしていますが、複数の方からDMなどで質問やお願いがありましたので、その回答をせっかくなのでnoteに書いておこうと思います。

【質問】競馬予想の仕方がわからないのですが、どうしたら予想が上手くなりますか?

少し長文になりますが回答させていただきます。
※私は各レース毎の予想を公開しているわけではなく、基本的には競馬予想する為のツールとして各レースの指数表を公開しています。 オープンチャットの中で各レースの狙い馬や、買い目を投稿することもありますが、基本的には自分のガチンコ勝負を公開しているだけなので、予想家ではないと思っています。 それなのになんで薮からスティック@競馬予想という名前なのかと思う方もいると思いますが、薮からスティックという名前自体、なんだこの人。となってしまうので競馬アカウントですよ。 予想のための指数表を公開していますよ。私もガチンコで、馬券勝負してますよ。 が伝わるように競馬予想という言葉をつけています。

 まず、競馬予想と一言で言っても色々な面があると思います。これを読んでいる方の競馬歴や基礎知識がどれ程かがわからない為、そんな事わかってるよという部分もあるかとは思いますが一般論として回答させていただきます。

まずは的中率と回収率についてです。

❶とにかく的中率を高めたい(当たることに喜びを得る)
❷1撃の回収率を高めたい(年間で回収率が100%切っていても、1撃10万や帯を取ることに喜びを得る)
❸的中率も回収率もどちらも高めたい(これが1番難しい)
❹的中率も回収率もあまり気にしておらず、楽しく競馬ができれば良い(好きな馬や騎手を応援など)

競馬をやる人は基本的にはこの4パターンに分類できると思います。

 今回のご質問の趣旨が❶である場合、答えは簡単で馬券が当たりやすいものを買うべきです。 つまり複勝1点を買うことをお勧めします。バカかと思われるかもしれませんが、複勝全通り買えば的中率100%ですね。この場合買うレースが荒れると見るか堅く決まると見るかのセンスが大事になります。(ここで回収率も考えてしまうと❸のパターンになるのでここでは割愛します)

 おそらく、私の作成する指数表の各レースの指数上位1位と2位の馬からどちらか1頭を選んで複勝を全レース買えば、感覚的にですが的中率は5割〜8割はいけると思います。
5割〜8割と幅があるのは各レースの指数表のそもそもの精度のバラつきと、その日の馬場状態、各レースから指数1位と2位のどちらを選ぶかの2分の1の精度が人によって異なるからです。 この場合❶が目的であれば8割当たる方が優秀となります。しかし、❸の的中率と回収率のバランスを高めたいのであれば、仮に8割当たっていてもトータルで回収率が100%を切っている場合、お金をかけて配当を得るという馬券勝負には負けています。 
では逆に、的中率が5割だとしても、オッズ妙味のある馬を積極的に買っていくことで、回収率が100%を超えるかもしれません。よってあなたがどのようなスタイルで競馬をしたいかによってレースの選び方や、馬券の券種、点数や掛け金が変わってくるので一概には回答が出来ないわけですね。

 仮に❷の一撃で10万円を取りたい、帯を取りたいのように長期的には回収率が暴れる事を許容してでも一撃性を高めたいのであれば、やはり馬単か3連単を買うことをお勧めします。この場合、すごく簡単に説明すると、小点数で馬単と3連単を当てる為には、前提として単勝を当てることができる様になる必要があります。
頭(1着)を固定できるから2着を選べます。 
また、1.2着を固定できるから3着を選ぶことが出来るといった考え方です。

※あなたに競馬用の軍資金が莫大にあって1年間の内11ヶ月マイナスでも1撃でまくって12ヶ月目にプラスになれば良い。という考え方でしたら、1着を固定する必要はなく、広く買えば当たります。
そのうち3連単で100円が100万円、500万円など土日で1.2回位発生するかどうかのレースを取れればプラスになると思います。
 しかし、当たり前ですが、買い目を広くすればするほど期待値はそれぞれの馬券によって変わりますが、長期的に見ると75%に収束します。 

 これは、JRAの競馬の仕組みがパリ・ミッシェル法と言って、1つずつの馬券毎に馬券の購入金額の合計から25%を胴元が取り、残った75%を的中した口数で割って配当が配られるからです。
※馬券によって控除率は変わりますが、今回は説明のために25%の前提で書きます。
 つまり、確率論的にはどの馬券種でもいいのですが全パターン買っている場合、長期的に見ると回収率は75%位に収束します。したがって、あなたの年間回収率が75%以上あるのであれば、予想としては悪くはない。と言えると思います。 
 なぜならJRAが控除金として取る25%がもし無かった場合、本来は計算値的には回収率は100%位になるからです。
極論、我々は馬券を購入した時点で25%負けている段階から始まっています。よって馬券勝負を初めてしまったら負けている25%分以上勝たないと最終的には回収率100%を超えることは出来ず、しっかりと回収率が100%を超える思考と行動を継続できないと、長期的に見た場合に100%未満の成績となってしまう人が多いと思います。

 最後に❸の場合について簡単に考えていきます。ここは競馬だけでなくギャンブルを本気でやってる人にはみんな共通の課題であり、人それぞれ考え方や、アプローチの仕方が異なるので、詳しく説明するとなると文章では書ききれず、半日あっても終わらない気がします。

 まずは、回収率をどの程度にしたいのか。または年間で具体的にいくら勝ちたいのかのイメージがあれば、その目標に向けて計画を立てていきます。
 ここでは毎月競馬に使えるお金が5万円で、年間60万円まで最大で賭けらる人を例に説明します。

年間で10万円勝ちたい場合、年間の回収率は約117%になります。次に回収率117%とする為には、どうするか。

回収率を高める為にできることは大きく分けて2つあると思っています。
一つ目は予想ファクターの精査
二つ目は馬券の買い方です。

予想ファクターについて

前半部分でJRAはパリ・ミッシェル法ですと書きましたが、要するに大勢の人が買う馬を買うと損をします。これを過剰人気といった言葉でオプチャ内で表現していますが、ある一定層の人は競馬新聞の馬柱を見てもどの馬を買うのが良いのか。どの馬が3着以内に来そうなのか。に対してあまり考えを持っておらず、人気の馬=みんなが来ると思っている馬なのだから、人気馬を買えば当たりやすいと考えます。 この時点で前半部分で書いた❶のパターンの人ということになります。

つまり、過剰人気の馬は馬柱から見て明らかに綺麗な戦歴となっていることが多く、素人的に見てもなんか今回も来そうだな。と判断される。または人気を見て買う人がいるから、より過剰人気になる傾向があり、本来のその馬の能力や、今回のレースに出走する馬たちとの相対比較で上位3頭にいるのかどうなのか。といった能力の評価とオッズの関係性が崩壊していることが多々あります。

指数表を使っていただいている方は気がついてるかもしれませんが、よく1番人気のルメールJとか川田Jで単勝1倍台後半から2倍位に人気を推されているにも関わらず、指数的には低い事が多々あります。そういった時は、私は積極的に馬券から外して自分の買う馬券の期待値を高めています。
結局は❶の思考を持った人が、ルメールJは複勝率が45%あるから馬券内に来る確率が高いだろう。といったように馬の能力をあまり考えずジョッキー人気してしまう場合は、逆に狙い目です。

予想ファクターを決める上で大事になるポイントは他の人とは違った見方(競馬新聞の馬柱からは読み解けない要素)で馬の能力とオッズの関係性が良い方向に崩れている馬を見つけることが大切です。 つまり、馬の能力的にはあるレースで上位4位くらいと判断でき、上位人気の馬が逆に能力的にあまり高くないが過剰人気している場合、その狙い馬は馬券内に来そうだし、尚且つオッズもつく状態になっています。 この状態をオッズ妙味があるという言葉で、オプチャ内や予想noteの中で表現しています。 今回の日本ダービーでいうと、私の本命であったタスティエーラが4番人気だったことは非常にオッズ妙味がありました。 結果的に1着だったこともありますが、馬券内に来る想定で馬券を組み立ててもかなりプラスになった馬だと思います。

競馬新聞の馬柱からは読み解けない要素とは何かというと、追い切り(調教)評価や、過去のレースレベルが高かったのか低かったのか、過去レースにおいて不利があったかどうか、血統的にどうか、などです。 この点が、競馬予想で非常に大切なポイントとなり、それぞれの予想している方の1番のコアスキルかつノウハウとなります。

馬券の買い方について


これに対する答えというかアドバイスは人によって全く違う回答になるので、あくまでも私が10年近く競馬をやってきた経験からの回答になりますが、私のおすすめの買い方は❶複勝1点+ちょっと単勝買いか、❷ワイド1点〜2点+馬連2点、または三連複の数点位の組み合わせです。

 複勝転がしという言葉がありますが、複勝1.1倍をひたすら賭けて1000円を100万円にするみたいなことは、まあほぼ不可能で、何故なら1.1倍ということは確率的に馬券内に9割以上来る馬を毎レース見つけることが出来てようやく回収率が100%に近づくので、リスクの方が高いからです。

よって、複勝オッズ1.5倍から出来れば2倍近くつく馬を見つけて、ひたすら複勝一点を買っていれば年間で117%はいけると思います。 
仮に、土日で合計5レースを絞って勝負した場合、
最低1.5倍付くのであれば、4回(8割)当てることができれば、回収率120%となります。
しかも、他の2頭の人気次第ではオッズも上振れして2倍近くつくこともあるので、その場合は結果的に3回(6割)当てることができれば120%行くこともあります。
また、少額でもいいから複勝を買うときは単勝も買うべきです。これは経験的に複勝を買うということは馬券内は硬いと見ているわけで、自分の想像以上に好走して1着だったという事が多々あります。 その場合、2.3着が上位人気で決着したとすると複勝は最低配当しか付きません。 しかし単勝はなかなか良いオッズがついているはずです。
例えば人気の1.5倍の馬が結果的に2着で、自分の買った馬が1着だった場合、単勝で5倍から9倍くらい付いていると思います。
 私も複勝をかけることがありますが、まあ欲が出て1回のレースの金額を上げすぎたり、ワイドや馬連も買いたくなったりして、結局複勝だけ当たってもちょいプラにしかならないまたは、トリガミになることもあります。
私の性格もあるとは思いますが、複勝を買い続けることはあまり面白くない。いや、私からするとつまらないということです。派手さはないし、一撃性もないし。 私は1年間複勝1点を買い続ける我慢強さと忍耐力はきっと無いです。
 ここでも、一つ重要なことだと思うのですが人が出来ないことを出来る人はギャンブルで勝てると思います。人が面倒臭いと思うことをコツコツやる。 人がつまらないからといって、自分で決めたルールを曲げちゃう人が多い中、最後まで自分のルールを曲げずに貫き通すことができる人がいれば、きっと回収率も150%以上、いや200%以上もいけるかもしれません。


次に❷ワイド+馬連、三連複の買い目についてです。

私がよく買うパターンとしては、軸馬を印馬(薮、穴)である中穴(4番人気から9番人気位)の馬で、オッズ妙味がある馬から、人気上位だが能力的に高評価できる(指数が高く、尚且つ各ファクターの点数が満遍なく入ってることが望ましい)馬へのワイド、また大穴だが、一発が期待できるへのワイドを流します。その際に強く意識していることは、ワイドの場合の合成オッズが3.5倍以上あることを目安にしています。
何故3.5倍なのかについてですが、これまでの自分のワイドを2点か3点購入した時の的中率を考えると悪い時で大体30%位〜良い時で40%位です。
よって3回に1回は大体当たるという感覚を持っています。 そのため最低でも合成オッズで3.5倍以上つく買い目を常に買うことができれば、長い目ではプラスにできると考えています。感覚的には最悪3.5倍といった感じで、出来れば5倍位あると尚良いです。

仮に、的中率が50%ある人が、合祭オッズ2.5倍を買い続ければ計算上はプラスになるはずですが、オッズが2.5倍ということはそもそも過剰人気の馬を選んでいることが多く、実際には馬券外に沈むことも多々あるため、長期的に考えるとリスクが高いと思います。私の感覚的にはワイド10倍の買い目を毎回1点買って行った場合、10回に1回当たればプラマイ0ですが、2回や3回当たることが多々あるので、回収率がプラスになります。

やはり、馬が走るわけであり、体調や馬場適正などから、1倍台の馬が馬券外に沈むことは皆さんもよく見かけると思います。では逆に最下位人気の馬が馬券内に来ることは1日にそう多くないと思います。 つまり中穴(4番人気位〜9番人気位)の馬が馬券内に入った時にしっかり高めのワイドを取れるような買い目をにしておくと、回収率もプラスになりやすいです。 そして、そんな中穴でオッズが結構着くのに、好走する期待度が高いと評価している馬が、印馬となります。そのため私は積極的に印馬を買い目に入れるようにして高めのワイドを的中出来ています。

※稀に、ワイドを買うより2頭軸の3連複全流しの方が合成オッズが良いことがありますので、締め切りまでにワイドと3連複どちらが良いかを判断して、買い分けることや、ワイドと2頭軸3連複全流しを半分ずつ買うこともあります。
更に配当を高める工夫としては、3連複2頭軸を買う時は、人気馬の買い目は敢えて買わないorちょいプラス位になる掛け金に抑える。といったこともポイントです。資金配分でどの買い目が来ても同じくらいの配当になるように分配してしまうと、せっかく3頭目に大穴が紛れたとしても3連複で回収できる金額が少なくなってしまいます。
そのような場合、私であれば3頭目に人気上位が来てしまった時はワイド側でしっかり取って、3頭目に大穴が来た時に爆発するように逆に資金配分をしています。

馬連の買い目に関しては、また時間ができたら追記します。

そろそろ、文章も長くなってきましたので、今日はこの辺にしたいと思います。こんな回答で皆さんの質問に答えられたかは分かりませんが、一般的な回答(そもそもJRAの競馬の仕組み)、過剰人気の考え方、予想ファクターは大衆が気が付かない部分から馬の能力とオッズの良い面で崩壊している(オッズ妙味がある)点を見つける。
最後に、自分で決めた目標に対して計画を立てて愚直にこなしていける人は高い回収率を叩き出していると思います。

私も、欲が出て回収率を下げてしまっている部分がまだまだありますので、これからは忍耐力と冷静さを高めていきたいと思っています。

また需要があれば書きたいと思います。

ではでは。

by 薮からスティック

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