アイデンティティとブランディング

四年前に書いた記事です。
ご参考までに。


僕は32歳美容師です。大学を卒業して、11年目。スタイリストになって6年目。お客様も4〜5年のおつきあいの方も増え、毎月来て頂けるお客様もいる。毎月130〜150人くらい来て頂いてます。一番下のお客様は2歳。上は70歳くらい。での僕と同じ世代のお客様が多いかな。お店の中でマネージャーという立場で仕事しています。


というにが今の美容師としての僕。面白くないですねーこれだけじゃ。もっと説明します。僕の今の想ってること。

美容師さんって自分の美容師としての生き方とか想いとかをわかりやすくお客様に伝え、認めてもらい、長い期間人と人のお付き合いを成立させないといけない。お客様はお金を払って、髪を切ってもらいに時間を使って、わざわざ美容室に来る。そもそも美容師も、切ってあげてるっていうのはおかしいし、切らせてもらってるていうのが正しいでしょう。切らせてもらうってお金を頂くから、最善のサービスを提供しますよ。また来て下さいねってね。

切らせてもらいたいって想いと、お店に来てもらう以上、一番のサービスを提供して気持ちよく過ごして欲しいっていうのが僕の美容師としての本音。

「何が好きで何が嫌いですか?ちょっと話しましょう」「僕は、こういうスタイル作るんですよ、素敵でしょ?やってみませんか?」とか「透明感と抜け感がある作り込み過ぎず、作るスタイルが好きなんですよ」とか「今の僕の流行はこのスタイル。やってみませんか?」というのが今のヤベケンタとう美容師のスタンスです。

少し前までは、「常にスタイルチェンジ」をテーマでやってました。今は「2、3回同じスタイルを試す。それからのスタイルチェンジへ。」です。何回か同じスタイルをやらないと、わからないことも多い。やるからもう少しこういうのが良いかなって見えてくる。でも変えたいタイミングは見逃さない。コミュニケーションのキャッチボールをし続けることが目標ですね。

アイデンティティはこんな感じで、おかげさまで芽生えました。今度は美容師としてのブランディングをして行く段階かなと思っています。今はそのたの土台と資料作りを、スタイル撮影という形でしてます。むしろ美容師はこれやらないと始まらないでしょ。髪切り屋さんなら。

同じ場所、同じ位置、同じ設定で。でも人が違えば、全てが変わる。人っていう個性に髪を合わせて、より個性を引き立てること。だから僕色に染める為に、必ずカットする。1mmでも20cmでも関係なく✂を入れて、シャンプーしてスタイリングする。そして写真を自分で撮る。ここまでやらないと今のぼくをブランディングしていくことができないから。

それを見て、切ってもらいたいなって思う方を増やしていく。今の時代、発信して、見てもらって、いいねって思ってもらえる事ができる。そこからの紹介へ繋げていきたいと思う。

「ヤベさんに髪を切ってもらいたいんです」って撮影モデルさんに言われてすごく嬉しかったんです。やっぱりこれだなと。

この気持ちを忘れずに、美容師続けていこうと思います。


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