社会って「気づかい」が必要。でもちょうど良い気づかいって何だろう。

今日、最近社会に出始めたお客様のKくんとお話ししてて、

「先輩に気を使うんです」

「1回だけじゃなくて2回、3回伺うんです」

「社会って『気づかい』なんですね」

って言ってました。

僕はとても勉強になりました。


僕は、先輩目線でいろいろ考えました。

まず、「先輩に気を使うんです」「1回だけじゃなくて2回、3回伺うんです」ってこと。だってわからないことだらけの人は顔色伺って、そうなっちゃうでしょ。

これは美容室でもあるあるネタで、お客様に「染みてないですか?」とか「おかゆい所ないですか?」みたいなことをお客様に聴くこととかに近い。

1回じゃ足りない。2回聞いても構わない。3回聞いてちょうど良い。4回聞いたらちょっとウザいみたいに、いつどのこともタイミングもあるし、聞き方もあるけれど、やっぱり丁度良さが重要かなと思う。

先輩は丁度良さを言ってあげなきゃいけないし、説明してあげなきゃいけない。経験を踏まえて、「見ればわかるでしょ」じゃなくて「これが丁度よいんだよ」って。特に、

「大丈夫です」

って何が大丈夫なの?後輩が伺ってくれてるのに「大丈夫」って言うのではなく、何が大丈夫で、何をどのタイミングでして欲しいのか。プラスひと言をわかりやすく言ってあげないと、後輩は「???」のままなはず。

何が大丈夫なのかを言ってあげることが、後輩の気づかいの質をあげることに繋がることを、僕は今日改めて思いました。今日からちゃんと説明しようと思います。



そもそも気を使ったり、気を使われたりすることって、悪いことではないはず。気を使わないことの方が問題かと思う。

気を使ってるか使ってないかって、行動したり、伺わないと伝わらないし、それを第3者が見てて判断することもある。

美容室で言うと、スタイリストとアシスタントの言葉でのやりとりや鏡の中での仕事やコミュニケーションや表情は、お客様が良いか悪いか判断すること。

つまり後輩が先輩に気を使ってるとか、先輩が後輩に気を使ってるとか見えてるわけですよね。見えちゃってるんですよ。判断されちゃうんですよ、この美容室が社会的にどうかってことを。

だからお客様の頭の上で、ちゃんと後輩やヘルプに入ってくれるスタッフに説明しなきゃいけないし、先輩が手伝ってくれるときは敬意が必要ですね。



こうやって、日々お客様との会話に勉強になってます。

今日もお客様に感謝。

ありがとうございます。


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