後輩には最後まで聴いて上げる。そして感謝する。
2014/04/23
自分の後輩がいる以上、立場が上になるということは、人に「教える」、「怒る」こととか必然的に伴ってくる。成長させていかなければいけないってこと。
僕も店長という立場になるまでは、辞めていくスタッフも、技術チェックで不合格なのは、できないのは自分のせい。教える立場も悪いかもしれないけど、できないのはやらない自分が悪い。と思ってました。
もちろんそれはありますが、本当に全力で教えたのかとか、できないで終わらせず、できるように導くことができなかった教える側のせいでもあると思います。教える側は絶対諦めちゃダメだと思います。
今僕が心掛けてることは、アドバイスもそうだけど、後輩にやる気を起こさせ、できないことをできるようにして、成長させこと。
「何でできないのか?」をできないから怒るのではなく、できない理由を探す。
下が全部意見言いきるまで、僕は自分の想いはまず言わないように心掛けてます。下が話しきる前に、上がババッと言い返すことってありますよね。あれが僕は嫌いで。結局相談しても、「やっぱり話聴いてくれないんだ」と思ってしまうのではないか。
相手が話すことに「そうなんだ」「大変だったね」「その気持ちわかるよ」って最後まで返す。そして、「どうしたら良いかな?」に進める。どうしたらできるようになるか考える。期日もしっかり決めて。それでもって、一緒にやってみる。でも一緒にやるのが良いってわけでなく、コミュニケーションをとるってことが信頼関係になるのかなと思います。
コミュニケーションは絶対的に必要なこと。時間や量ではなく、質の良く、タイミングの良い的確なコミュニケーション。
関係のないことでもょっとしたことを聞くことが、安心になり、気にかけてもらえてる存在であり、居場所があるってことになる。
でもやっぱり最後は、「あなたが必要なんです。頑張って欲しいんです。」って気持ちを伝えることが必要かなと。
僕ら美容室、スタイリストだけでも仕事はできます。でもアシスタントがいるから、お客様をたくさん施術できるわけであり、売り上げが上がるんです。売り上げが上がるから存在価値が上がる。アシスタントがいるから、今の自分を保てる。アシスタントはありがたい存在であるから、絶対感謝のありがとうを伝えないといけないんですよね。
まだまだ僕は未熟だし、コミュニケーションに迷ってしまう(特に初対面とか、2度目にお会いした時とか尻込みしてしまう)。
だから、+αのコミュニケーションを先輩にも、後輩にも、お客様にも、友達にも心掛けていこうと思います。