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メルボルンのようなコーヒースタンドを目指す理由

2020年1月末から2月にコーヒースタンドをオープンさせる美容師のヤベです。

前回の
なぜ美容師の僕がコーヒースタンドを出すのか

の反響が大きく、たくさんの働きたい方から連絡を頂いております。
本当にありがとうございます。

まだ無いお店の「silo coffee stand」に経験値申し分ない方々からのたくさんの応募(現在30人超えました)
未経験のない僕が選ぶのは申し訳ないです。
皆さんとても良い方々なので選べません。
(コーヒーで働く方々に悪い方はいないのではないかと思うほど)

毎日会ってお話し伺える方には来てもらって話をしてます。
いろいろ考えてますので、気になる方は会いに来てください!

今回感じた「美容業と飲食業の採用に関する違い」は、また後日noteに書きたいと思います!

【メルボルンにとりあえず行ってみた】

11月19〜22日、僕はメルボルンにいました。
コーヒースタンドを作るにあたり視察にきました。

いつかやりたいコーヒースタンドのためメルボルンに行ってみたかった。だからとりあえず行くことを決めた9月。
まさかの物件がでてきて、事業計画書を作成した10月。
物件契約をして、銀行融資を取りまとめ、メルボルンに行った11月。

今回、コーヒーの味、文化に触れることができ、結果お店の内装に落とし込むことができそうになりました。
奇跡的タイミングでした。 ラッキー!!!

【なぜメルボルンなのか】

僕がメルボルンに行こうと決めたのは
#BRUTUS のコーヒー特集のこのページ。

果実としてのコーヒーに注目し、素材そのものが持つ味をいかに引き出すのかという点にフォーカスしたサードウェーブは、アメリカ西海岸から海を渡り、オーストラリアの南部で独自の進化を遂げる。
メルボルン。1950年代にイタリアやギリシャから多くの人々が移り住んだこの街に届いた波は、深く根づいたエスプレッソ文化と相まって、日々に落け込むコーヒーを育んでいった。爽やかで、軽やかで。でも、芯のあるコーヒーの街。多様性が、この街の誇りだった
『コーヒーの小さなコミュニティが少しずつ街全体に広がっていく』

そんな街一回行って見て、感じて見ないと何も始まらないような気がしてました。

ちなみにメルボルン着いてから行った最初のコーヒー屋さんは、たまたまこのBRUTUSに載ってたコーヒースタンドでした!(スーパー偶然でびっくり)


【日常的に「こんにちは」が言える場所】

僕が感じてた、美容室の限界、つまり毎日美容室には行かないこと、つまり美容室が日常的ではない場所ということ。
逆にそれが美容室の良さでもあり、楽しみ方でもあるけど、毎日の楽しみではないなと思ってました。

今回行って思ったのは、メルボルンのコーヒー屋さんってこんなにアットホームで、明るくて、楽しくて、すごく良い空間な、日常的な場所だということ。

僕は日常の中の、「こんにちは」が言える、場所が僕には必要だったし、僕も作りたかったんだよなーと改めて思いました。

【silo coffee stand で大切にしたいこと】

今回、すごく大切していきたいことは、

・地域とのフィットしてること
・コーヒーを楽しめること
・人に会いにくる場所であること

を大切にします。

メルボルンのような形が僕の理想です。
街へのフィットは、住んでる方、仕事にきてる方、学生さん、生活習慣やリズム、距離感、想いやスタンスなどなどを、バランス良く考えていきたいと思います。

silo coffee standの前の通りは、中野駅から中野ゼロホールへの唯一の道の真ん中にあります。
日曜日、中野ゼロホールでしまじろうのコンサートがある時、約4000人が行き来します。
そういった外部からの方へのフィットももちろん考えてます。

コーヒーの味は知識あるスタッフと一緒に考えていきます。(スタッフ雇用の仕方も今回独特の採用をしてます。こちらも今度noteで書きますね!)
当たり前のようにオリジナリティある美味しいコーヒーを提供します。美味しいコーヒー飲みたいよね。

人に会いにくること。これはとても大切なポイント。今回採用にあたり、1番大事にしてること。
僕の直感はあてにはならないと、hair のスタッフや家族には言われてますが、直感を大切にしてます。 

今回、
「応募→メッセージのやり取り→一度会う」
が一連の流れです。人によって違うのは、この流れのスピード感。
やる気やスピーディーさには想いや熱量を感じます。会いたい!って気持ちが強ければ、必然的にすぐ会える。
これすごく大切です。

相手ありきなのが、接客業。
顔色を伺いながらも、しっかり自分の想いを伝えるかとが大切。想いは伝わる。楽しんでもらえる。
そのためには自分が一番楽しむこと。

僕はそんな美容師ですし、siloはそんな美容室。

silo coffee standも人に会いに来る場所にしたい。
スタッフでも、待ち合わせの友人でも、誰でも良い。
そこにいる人に会いに行く。

会いたい気持ちがあれば、自然な笑顔が生まれる。
それって、すごく楽しい毎日になるはず。


silo
ヤベケンタ


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