RTAinJAPAN Winterに会場管理で参加しました
◯参加したきっかけ
まずは今回参加したきっかけから話します。
夏は受付で応募するも落選、そこから観覧もまさかの応募した5日全てで落選、トドメにコロナ軽症により他のイベントもキャンセルという結末に終わった夏。
その後夏の会場に関して色々な出来事の話がRTA界隈で議論になりました。
特に【会場内の清掃】というポイントを見て清掃業が本業である自分が行かなきゃならんだろと思いつつ冬のボランティア応募が開幕。
【会場管理】というピンポイントの内容が開示されたのを見て真っ先に応募。
とりあえず選考結果を待つことに。
◯会場管理ボランティア採用、そして本番までの日々
RiJのボランティア採用が発表されたのは11月25日。
モデレーターで参加していたIndee Speedrun Summit2のイベントが終わって3時間程してから当落発表がされ無事採用。
夏は観戦全落選からのコロナ発症により1日も観に行けず、RiJ終了後には会場内でのトラブルが話題となったため嬉しさもあった半面責任感も重大だなと意識しました。
かくしてボランティアが決まったのですが翌日の夜辺りにRTA界隈がザワつくニュースが入ってくるのでした。
・にじさんじがRiJにやって来る。
今回のRiJで何かと話題となっていたこの1件。
元々『マリオカート8DX』に関してはこれまでイベントで当該作品を走っていたRTA界隈の方ではなくガチの日本トッププレイヤーである、くさあんさんが受かったという事で一部界隈が盛り上がってたのは聞いていましたがこの一報が入った事で状況が一変。
まず、RTA界隈全体の走者・常連視聴者の年齢層が高く自分と同じアラフォー世代もかなりいるため、にじさんじのような大手VTuber企業に対する知識があまり無いという方が多い状態でした。
そのため本番で会場・オンライン組がそれぞれどういう対応を取るべきかがチラホラ議題に上がります。
オンライン組に関しては事情は聞かされてませんが間違いなくモデレーター最大警戒レベルになるなとは思っていました。
オフライン組に関しては30日朝会場に来れる人は万が一にそなえて来た方が良いという雰囲気になっており、マリカ8の走者・解説が全員オンライン参加とはいえ
観客席が埋まり立ち見が大量発生する
受付に人が集まり対応が追いつかない
ワクチン接種証明もしくは入場登録を準備していない
ここら辺の事態を予想していました。
兎にも角にも私のボランティア担当は29日と30日の夕方〜ゴールデンタイム前半だったためマリカ8の日はガッツリ当番日、この事態を踏まえ30日は朝9時半〜10時には会場入りを決意しました。
話は逸れますが、私自身この一見に対して特別な思いがあった一つの理由は私自身が元々パワプロの再現選手をTwitterに投稿したりするパワプロ界隈の人間の一員だったからというのもあります。
2020年夏に発売されたパワプロ2020にて、にじさんじに案件を渡した『にじさんじ甲子園』という企画が開催されるとコレが開始前の批判を跳ね除け大盛況。
この大盛況ぶりによりにじさんじきっかけでパワプロ2020はダウンロード含めてバカ売れしシリーズ最大の売上を記録した説が浮上、PS2後期から続いた長きに渡る低迷期を終わらせる大貢献を果たしました
一人のパワプロファンである私はにじさんじの方々に関しては暗黒期を終わらせていただき感謝の気持ちしか無いという思いがありました。
そのため今回の件に関してはパワプロファンとして少しでも感謝の気持ちで力になれればなという気持ちも自分の中にはありました。
最もにじさんじのライバーである程度見ているのは下ネタ成分補充での鈴鹿詩子、パワプロファンの小野町春香、あとは中の人が自分の普段から見てる実況者4人組の親友である某男性ライバーくらいしかおらず今回解説に来るシェリンに関しては全く存じなかったのですが…。
こういった気持ちで30日は会場ボランティア朝から入場を決意しました。
・名刺バトルに参加せよ。
RTAイベントでは今やおなじみとなった名刺バトル
思い起こせばGWに静岡で行われたex2は散々「あった方が良いと言われた」名札すら作らず誰か認識されず。
秋のあるらじイベントで名札を貰った結果認識されたのを見て名札を急ぎで作成。
こちらに関しては以前フルトしろくんがまとめた名刺サービスを利用、Wordで画像や文章をまとめて制作。
絶対入れようと思ったのは若く見られるため「昭和生まれの男」というワードを組み込むことでした。
そこにRTA界隈に入り始めたRTA Weekの事を書いたのですが後々RiJ本番で判明したミスで2021年を2001年とうち間違える痛恨のミスをしていました。
つまり今回渡したミスプリント版100枚は貴重な代物です、次のたまRUNまでには治します。
指摘してくれたるなそるさんありがとう。
・仕事の休みを取るため上司を交渉せよ。
こんなやる気を見せておきながらまだ問題が残っていました、それが年末休みの確保という問題です。
例年なら我が家業の正月休みは12月29日からだったのですが昨年は29日まで出勤だったため29日からボランティア応募したものの不安が残っていました。
年内後半のスケジュールがかなりめちゃくちゃになっていたこともあり29日は最低限半休が欲しいという状況でした。
本番2週間程前に今回のボランティアの件を説明し仕事のスケジュールを確認しましたが掴みは最悪でした。
マジなトーンで反対される展開に頭を悩ませる結果になり、自分も当初は対策を考えましたがイベントの規模のデカさを説明してなんとか対応。
特に今回はにじさんじが解説に来た結果「プロ野球やJリーグの案件を貰ってる会社の方が来るので…」とイベントのデカさを伝えやすかった。
最終的には29日は休み、28日が不明という状態となりとりあえずボランティアの予定変更を頼む事は回避できました。
まぁこれはその他諸々を書きすぎると特定されてしまうので割愛します。
◯本番6日間の行動
・12月26日
「俺は仕事だよ!」
開幕のクラッシュから仕事で見れず、12月頭から続く肘の状態検査や買い出しもあり『SIREN』までリアタイできず。
平日昼にも関わらずかなりの入場を確認して29日以後、特に30日はやべーだろうなと想定して時を待つことに。
そんな中マリカ8の次に『激走トマランナー』を走り、先日のプレスピで解説をしていたじゃかさんが本番不安になるツイートを発見。
これを見て私は最前列で応援するべく何か出来ないかを模索する事に。
急遽ヨドバシカメラでプラ板を買いそちらを応援パネルとして作ることを決意しました。
作業工程としてはプラ板にテープを貼り文字を作成、そこから塗装をするという急造作業でした。
本番前日までこちらの作業を進めながらRiJを視聴することに
・12月27日
「俺は仕事だよ!」
この日も仕事です。
朝『スターフォックス64』をちょっと見てから出勤、今回特に見たかったドラえもんゾーンは見れず『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』から視聴。
実は年末当初は翌28日から休みに入る可能性が浮上したのですが前日にクレームが起きたため27日の予定が変更。
27日夕方の予定が28日朝に変更、これにより28日が最低限半休となりました。
この時点で半休なら明日は横浜エリアで終業だし業務内容の確認だけするために現地行く予定でした。
・12月28日
「俺は仕事だよ!」
だがこの日は朝から仕事ガチャが大ハズレになります。
まず朝起きて仕事内容を確認したら昼にも別現場が入り半休が無くなる。
頑張って仕事を進めてなんとか15時終わりになったと思ったら別現場で追加作業に追われ結局仕事終わりは17時前。
予定が大幅に狂い、明日から本番なのに完全にメンタルが壊れました。
結局時間帯や仕事で身体が汚れたため会場には行かず現場から距離がそんなないガンダムベースに行って帰りました。
この日は毎回なにかやってくれるライオス兄貴の『美少女戦士セーラームーン』から視聴、プレスピでお世話になった嵯峨さんの『ゼノギアス』を見ながら就寝。
・12月29日
ボランティア本番1日目。
当初は14時辺りから会場に向かう予定でしたがチラホラ「この日の昼までには帰ります」というツイートの方々がいたのでご挨拶するために予定を速めて出勤。
この日は12時くらいに会場入り。
まずは事前打ち合わせボイスチャットを忘れていたためその件の謝罪をしつつ、ふじぴーさんから作業内容の確認をしてその後本番までは挨拶回り。
とにかくISS2やプレスピでご一緒になった方々や配信をよく見に行ってる方々を中心にご挨拶をしてから本番へ。
今回主に行った業務は
トイレ・喫煙所の簡易清掃
レッドブルの補充、ゴミ出し
会場内での落とし物の連絡
以上の3点がメインになりました。
トイレ掃除に関してはキッチンクロスを使用して手洗い場と水切りブロワの水気を無くすという作業がメインです。
自分の場合は毎回3枚くらいクロスを持っていき水拭きを経て乾拭きで拭く。
基本的に業者が来るから便器は拭かなくて良いという話でしたが自分は使用したクロスを処理する前提で職業柄2時間に1回のサイクルで小便器は下部、大便器は便座の座る箇所も拭いていました。
個人的には手洗い場の鏡がクロスだと水拭きをしっかり絞らないと乾拭きが困難だったためここは使い捨てのタオルがあればなとは思いました。
多目的トイレも1時間おきに人が座る場所を軽く清掃していました。
喫煙所に関しては灰皿の上と灰皿近辺の床に付着したススの掃除という作業です。
こちらも1時間おきでは無くて良いと言う話でしたが極力1時間おきに拭き掃除をしていました。
レッドブルの補充ですが正直これが一番難しかったです。
まずレッドブルの補充に関してですがラウンジはタイミング自由で交換出来るのですが、会場は缶の音が出るためゲームセットアップの最中しか交換できません。
これはゴミ出しも同様になります。
そのためゲームが終わったら真っ先に補充を優先、ゴミ袋がたまりだしたらゴミ袋処分を視野という形でやりました。
次に難しいのがレッドブルの補充方法です。
あの冷蔵庫の中には48缶入る籠が2つ重なっている仕組みになっていますが今回補充用のレッドブルは24缶入りが1箱です。
つまり籠1つに2箱分入ってる訳でしてかなりの重さになります。
さらに、中の籠は取り方がかなり特殊になっていまして指の握力で入れ込む感じの仕組みになっていますし指の位置を間違えると指が切れる恐れもあります。
そこに冷蔵庫が下から冷やしていくシステムのため新しいのは下の籠にいれるという方式が取られていました。
これに関しては慣れればなんとかなるという形ではありましたが夏と方式が代わった故に色々と対応策を考える必要がある作業でした。
あとはゴミ出しも途中まではレッドブル用の缶ゴミを一袋で出していましたがボランティア部屋の匂いがレッドブルまみれになったため途中からゴミ袋処分のタイミングで二重に変更。
実は29日から事前に買っておいた50枚入り500円ほどの厚手ゴミ袋を持ってきていたのですがこれがほぼ使い切るくらいの使用量でした。
それだけレッドブルの消費が早かったのがよく解る一幕でしたね。
他に行った業務は会場の落とし物確認と小さなゴミの処理です。
この2つの業務に関しては2日目になると担当時間ではない時間もちょいと意識するようには動いていました。
特に小さなゴミは会場の視聴者用リストバンドにてシール部分を止めている紙なんかに多く見られましたし、実は走者側練習室の通路にもチラホラ小さなゴミが確認できました。
具体的な業務内容はここまでにして本番の行動の話に戻ります。
まず29日は『ウィザードリィⅣ ワードナの逆襲』終わりのタイミングから『カービィボウル』の途中までが担当時間です。
この日はパズルゲームゾーンだったためゲーム1本が終わるのが早くレッドブル補充等で活発に動いていました。
特に『メテノス』〜『ばくばくアニマル 世界飼育係選手権』までは一切見る余裕が無かったです。
『バベルの塔』の途中でトイレやラウンジの確認、『パズルボブル エブリバブル!』と『BurgerTimeDeluxe』の間に会場のレッドブル管理という作業工程で進めていき担当は終了。
個人的には翌日昼が一番重要と想定していたのでここで作業工程がある程度理解できたのは大きかったです。
その後は担当を終えてしばらくしたら一旦帰る予定でしたがここでラウンジにとあるトラブルが起きていたためその解消が始まるまでは下手に帰らない方が良いと思い一旦夜飯へ。
夜飯は会場に来ていた方々から話題となっていた京都ラーメンへ。
うん、美味かった、美味かったとしか出ない美味しさでした。
その後一旦会場に戻り作業を終え、この日は22時過ぎに会場を離れ23時半に帰宅。
当初は『零～zero～』を見終えたタイミングで寝ようかなと思ったのですがかなりの巻き進行であり、当初の予定到着時刻では『マリオカート8DX』が既に始まっている時間だったため早めに寝ることに変更。
・12月30日
7時頃に起きるつもりがまさかの6時に目が覚める早起き、『ガンヴォルト爪』の途中で家を出て会場に向かう。
会場到着は9時半頃、とりあえず昨日挨拶出来なかった方々に挨拶をして例のマリカ8を向かえるのですがこれが案外視聴者の人が会場にいないという状況でした。
一応後半になると会場に立ち見はいましたが席には座れる状態でして前日のマリオゾーンと同じくらいの人数でした。
やはり走者・解説全員がオンライン参加だと警戒していたモノよりかは入場には結びつかないのだろうなという感想でした。
ただし、ラウンジで見ていた限りオンラインは魔境だったというのは伝わりました。
特ににじさんじが去年下半期辺りからtwitchに進出してきたばかり故にtwitchを普段使わない10代〜20代前半女子がかなりいた印象でしたね。
その後、マリカ8が終わり『激走トマランナー』のタイミングで最前列の席に座り「激走」の自作ボードを掲げてじゃかさんの応援。
トマランナーの時に謎の「激走」を掲げていたのは私です。
アレに関しては本番まで一切話す予定は無く本番直前に話す予定だったのですがじゃかさんと会うタイミングが無く本番でいきなり見せる形になってしまいました。
特に本番やる前に運営さんに「後ろでボード掲げて大丈夫ですか?」と確認しなかったのは完全にミスでしたのでその件に関しては運営の皆様スイマセンでした。
トマランナーを終えてからは再び挨拶周りを終え2時頃にSuperSatoさん、ユタポンさん、ぬこいぬさんとレイドRTAの関係者4名で裏の中華料理で昼食。
うん、ボリュームが桁違いだった(特にご飯)。
これは夜飯食えないなぁという体感だったがマジで夜飯がいらない量でした。
その後16時から会場ボランティアの作業を開始。
この日は4時間シフトでしたが昨日とは逆に『CHUNITHM LUMINOUS』と『風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』という1時間半枠+終了予定が読めない長時間枠というシフトでした。
トイレ掃除やラウンジ管理に関しては余裕があったのですが会場のレッドブル管理に関しては完全にシレン2の調子次第という状況でした。(シレン2が長くなりすぎたら次のシフトの人にふるプランもあった。)
結果的にはシレン2が終わったタイミングでシフト終わりだったのですが3時間もあっただけにレッドブルに会場管理ボランティア総動員で終わらせました。
また、この時間帯辺りから次々とレッドブルの在庫切れが発生したので僅かな数でやりくり、売り切れたら紙を貼っていくという作業が増えました。
2日目はゲームセットアップの入れ替え時間があまり無かったので動きはしたが極端な作業内容でした。
その後はイベントを終えてラウンジで令和の覇権ゲーム『ノンタンといっしょ くるくるパズル』を初見プレイしたり色々な方々を話したり、途中クリスマス前の『アマガミ』初見大並走会にてトリを飾ったひざ丸さんの『ソニックフロンティア』は会場で見てました。
23時辺りからは2時間程ぼぶそんさん、したいさん、squさん、YUDAIさん、あらしさんとボードゲームをやりました。
これはですね、きぬた歯科神経衰弱カードによるババ抜きがヤバかったです。(調べてみたら確実に笑うブツです)
多分だけどあの時間帯に会場入りしたひゅんすけさんからは「あの区域は何物なんだ…」と思われたと思う。
最後は出来る限り運営やボランティアの方々に挨拶をして周り2時前に会場を出ることに。(ここで『アマガミ』初見大並走会組のCmaさんに挨拶出来て良かった)
帰ってきてオンラインをつけたら『バイオハザード6』がどえらいことになっていました…。
・12月31日
翌日からのレイドRTAのクリップ担当ボランティアに備えて昼前に起きる、『メトロイド ドレッド』以降をラジル感覚で流しながら大掃除、エンディングは作業を休んで見ました。
変異と呼ばれたカービィの破壊力にやられつつもスタッフロールでボランティアスタッフにうつる自分の名前を見て「4年前に初めて見たこのイベントに貢献出来たんだな」と色々考えながら私のRiJ2023Winterは終わりました。
まぁ、レイドRTAもあるからまだやることはあったんだけどね!。
終わってからTwitterの反応を見るとボランティアに関わった方々にも感謝のコメントを見かけたので本当に達成感があるイベントでした。
特にボランティア2日目喫煙所でバッタリあったポールさんが真っ先にTwitterでコメントしていただけたのが自分の中では一番嬉しかったです。
その後はRiJレイドが早いタイミングで売名軍の方々に回ったのは良かったなと喜びつつ、年越し後のアジーンさんのRiJ振り返り座談会に初ボイチャ参加。
ここで次回ボランティア応募する人に向けて「会場管理はこういう作業内容ですよ」と軽く説明しました。
ここでもレッドブル管理に関しては色々と議題が出てきましたが、補充に関しては怪我したら遅いので次からはやり方に一工夫した方が良いという話は出ました。
これは配信アーカイブ見れば何となくと思います。
以上がRiJ2023ボランティア参加の振り返りでした。
今回は初めて名札+名刺を持っていたため100人以上の方々にご挨拶が出来ました。
普段からTwitterでやりとりしている方々やイベントボランティアでお世話になった方々、中には自分と同じ地区に住んでいる方々と様々なお話が出来ました。(まさか同じ日に横浜市の同じ住宅街エリア在住の人間が自分含めて3人もRiJ会場にいるとは思わんだろwww)
でもやっぱり2日じゃ足りないんだよ……28日までしか滞在出来なかった方々や31日だけ来た方々とまだまだ挨拶したい方々はいっぱいいたという思いもありました。
夏は再び四ツ谷になると噂を30日昼に聞いていたので覚悟はしていましたがまたボランティア落ちたら抽選になるので会場に参加出来るかは解りませんが夏も会場管理ボランティアが受かれば色々な形で力になりたいのでよろしくお願いします。
以上長い文になりましたが私からの感想は以上です。
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