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ノスタルジアという音楽ゲームのお話

目次

0.序論
0.0.はじめに
0.1.あなたは誰?
1.ノスタルジアとは
2.ノスタルジアの楽しみ方
3.ノスタルジア入門編
4.まとめ

0.0.はじめに

 はじめまして。私はノスタルジアというゲームをよくゲームセンターでプレイしているのですが地方都市の辺境のゲームセンターということもありプレーヤーがいない(朝から晩まで入り浸って1人か2人)ためちょっとした布教記事を書こうと思い立ったため書きました。
なるべく専門用語など解説するように心がけますが音楽ゲーム(以下、音ゲー)というものが何かということについては省略させていただきます。そのため、ノーツ、BPM、コンボ、サファリ難民等の音ゲーの基礎的な用語についても説明はいたしませんのでご了承ください。(サファリ難民は関係ないのでご安心ください)
この記事はノスタルジアというゲームに興味がない人からメイン機種としてプレーしている方までお楽しみいただけるような記事を目指す紹介記事です。
一番大事なのですが、主観記事なので「こういう考えもあるんだなぁ」くらいに読んでください。

未プレー、初心者の方へ
初めは誰でも初心者です。最初から完璧にできることはありません。できないことができるようになる楽しさや新しいものとの出会いをゲームは秘めています。ぜひノスタルジアをプレーしてみてください!


ノスタルジアが上達したい!という方へ
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本記事ではあくまでもゲーム紹介から楽しみ方の一種を公開しています。人それぞれの楽しみ方やプレイスタイルがあるのでこの記事の通りにプレイしても上達しないこともあります。というのも、私はノスタルジアというゲームはストーリーと曲が創り出す世界観や独特の演奏感を楽しむゲームと考えているのでやっても楽しくない曲などをやる気にはならない人間だからです。(なんとでも言ってください絶対に革命などはやらないので)
また、疑問やできない曲などはツイッターのほうでなるべく答えますのでページ下方のツイッターアカウントまでDMかリプライお願いします。
*/

0.1.あなたは誰?

まず私は記事自体を書くのが初めてなので軽く自己紹介をします。興味ない人は飛ばしてください。
先ほど少しお話しした通り、私は片田舎で音ゲーを嗜んでいる工業系の学生です。
音ゲー自体を始めたのは高校生のときで、初めての音ゲーはセガさんが出しているアーケードゲーム「CHUNITHM」です。きっかけは東方曲が好きだったからです。疲れるし上達するまでプレーするのもめんどくさかったので一年でやめました。確かレートは14.00くらいです。
その後Dance Dance RevolutionやDance  EvolutionやSOUND VOLTEXなどに手をつけ、ノスタルジアが稼働してから一か月でまらしぃさんのアマツキツネなどがプレイできるということで始めました。
これらのノスタルジアまでのゲームは全くできない~まぁそこそこできるんじゃない?っていう程度の腕前なので基本的に音ゲー初心者という認識で構いません。
ノスタルジアを既にプレイしている人にしか伝わりませんが、一応forteとOp.2では1級を取りました。
KACのオンライン予選では東西合計して100位以内入るかどうかくらいの実力です。
リアルのノスタルジアコンサートも東京の夜公演をマッハで申し込んでCDとか買いました。I'm so happyもう来ないでしょ。
実際の楽器のほうはどうかというと、人生で一度もやったことありません。

1.ノスタルジアとは

ノスタルジアは2017年3月1日に稼働を開始したKONAMIによるピアノを基調としたアーケードゲームです。比較的歴史が浅いためやったことがない人や音ゲーに興味がある人が始めやすい機種だと思います。
このゲームの最大の特徴はピアノを演奏した気分を味わえるというところです。演奏感だけで言えばドラムマニアの方が高いかもしれませんがより気軽に遊べるのはノスタルジアだと考えています。
ノスタルジアをプレーしたことがないという方はこちらのYoutubeのチャンネルをご参照ください。めちゃくちゃ上手い人です。

そしてノスタルジアではゲームのモードが二種類存在します。ですがストーリーや限定的な曲の解禁以外のゲームの進行には直接関係はありません。好きなモードから始めてください。(初めはベーシックをおすすめしますが)
ノーツを適切に処理をしてスコアを出すベーシックモードと、ノーツに対してはみ出して鍵盤を押したり鍵盤を押す強弱を調節するリサイタルモードです。
ベーシックモードではノーツをどれだけ弾けたかがスコアになります。(単にスコアとも、ベーシックスコアとも呼ばれる)
リサイタルモードでは強弱、ミスタッチ、曲そのもののスコアを加味した総合スコアが存在します。(リサイタルスコアとよく呼ばれる)
ノスタルジアというゲームの紹介をするにあたって次は本ゲームの歴史を書こうと思います。


嘘です。

実はノスタルジアプレイヤーの中にはとても献身的な方がいるのでまとめWikiというものが存在しています。
本記事ではあくまでもライトな層への紹介を考えているのでゲーム自体をより詳しく知りたい方はノスしるべさんへGO!!!

2.ノスタルジアの楽しみ方

今回は一番気軽に遊びやすいベーシックモードについて話をします
まず、私の思う楽しみ方を3つ紹介します。

・演奏感を楽しむ
・スコアやグレードなどで目標を作る
・ノスタルジアオリジナルの曲に触れる

・演奏感を楽しむ
ノスタルジアは前述したとおりピアノをモチーフとしたゲームです。
しかし、ピアノのようにきっちり鍵盤の正確な位置を指で押さないといけないということはありません(*1)。これも簡単に演奏感を得られるうちの一つです。ですので、手全体で鍵盤のだいたいの位置を広範囲に押すのもOKです(*2)。
適当にそれっぽくリズムに合わせて押すだけでも十分演奏感を得られます。
(*1 リサイタルモードに関してはその限りではないが初心者に最初にリサイタルモードは推奨したくないので考慮しない)
(*2 所謂ベチャ押しというものです。強く叩き過ぎると筐体に負担がかかるのですが悪意がなければそうそう壊れないです。)
また、誰もが音楽の授業で聞いたことがある魔王という曲に使われているノーツが同じ箇所に複数回降り注ぐ縦連と呼ばれるものやノーツが階段状に広がっている階段と呼ばれるものもありますがこれらの対処はめんどくさいので次回以降に書きます。


最初の100円ではチュートリアルが存在し、音量やノーツの速度や基本のUIについての説明があるので省略します。チュートリアルで注意することは、速度などが調整できる画面でNear設定を探し、OFFにしましょう。詳しくはノスしるべさんへ。
また、ノスタルジアはNormal,Hard,Expert,Real4つの難易度が存在していて、それぞれノーツの数やノーツの幅が大きく違います。HardからExpertにするとノーツが押せなくてイライラするので、私は気に入った曲のHardと別の曲のExpertを交互にやったりして感覚をつかんでいきました。
また、慣れてきてワンランク上の演奏感を求める方はリサイタルモードを始めてみるといいでしょう。

・スコアやグレードなどで目標を作る
ここから先は少し経験者向けになりますのでプレーを始めた方はどうぞ。
スコアは先ほど説明した通りです。最大1000000点までスコアはあります。そしてスコアによってクリアランクが変わります。高い順にP(1000000点)、S(950000点以上)、A+(900000点以上)、A(850000点以上)、B+(800000点以上)、B(800000点以上)、C+(750000点以上)、C(700000点以上)、‐(699999点以下)となります。
基本はSランククリアを目指してプレーをしていましたが、蠍火のような譜面は無理をしてSランククリアを目指す必要はないです。達成しても中指を立てたくなるくらい楽しくないので。


そしてノスタルジアには他の音ゲー同様グレード(他機種ではレート、jubility等呼ばれることも)システムが存在します。
グレードの計算式は一応存在するのですが早い話
「難易度の高い曲で、コンボをつないで、高いスコアを出せばいい。」
ということです。簡単でしょう?
このグレードを得ると、〇級などの称号のようなものが貰えるようになる権利を貰えます。いまのところ、曲のプレーに影響はありませんけど。
ですが、苦手な曲を克服するきっかけになったり自分のプレーが上達する指標になるので「次は5級に挑戦だ」という風に目標を作るといいと思います。はじめて7級になったときから6級、5級となったとき、気持ちがいいですよ。他の音ゲーに比べて対策をすれば地力が無くてもある程度高い級に受かるのでこれも楽しみ方の一つです。

・ノスタルジアオリジナルの曲に触れる
多くのプレイヤーはノスタルジアをやるときは有名な曲のピアノアレンジ曲などからやっていくと思います。私もDeep in Abyssやアマツキツネ(削除されましたが)がすごく好きですし、ノスタルジアを始めたきっかけはネイティブフェイスが収録されたからといっても過言ではないです。
しかし、ノスタルジアのオリジナル曲はいい曲が揃っています。と言われても中々踏み出しづらいかもしれませんので私の好きな曲を書きます。
最初から遊べる曲として私がオススメする曲はネリと琥珀糖Ater RegisTheme of Ricercaです。ぜひプレイしてみてください。

3.ノスタルジア入門

まずゲームセンターに行く前に必要なものを確認しましょう。

もちもの
・e-AMUSEMENT PASSなどのアミューズメントICカードもしくは交通系ICカード(300円、ゲームセンターで買える)
・100円玉
・(あればイヤホン)

以上です。音ゲーマー以外が見たら意味わかんないかもしれませんが、よほどのことをしない限りノスタルジアは疲れませんので長居しないのなら水分はいらないですし、適切に遊べば手が痛いなんてこともないので軍手もいりません。
次に、ノスタルジアがあるゲームセンターに行きましょう。KONMAIのサイトにのっているので「ノスタルジア 設置店舗」と調べましょう。
ゲームセンターのノスタルジアの前にきたら鍵盤の右斜め下側の100円投入口に100円をいれ、その隣くらいにマークで示されているところにICカードをかざしましょう。
ちなみにイヤホンジャックは鍵盤やコイン投入口がある機械の左側面です。あとはゲームの指示通りに最初のプレーをしましょう。
また、最初にプレーするモードのおすすめはベーシックモードです。
そして並んでいるプレイヤーがいたら(大都会じゃない限りないけど)譲りましょう。
逆も然りで、誰かがプレーしているからといって諦めないでください!最初は並んでまでプレーする必要はないと思うかもしれません。周囲の音ゲーマーの視線が気になることもあるでしょう。
しかし音ゲーマーがプレーの合間に後ろを見るのは並びを確認するためとも言われています。諸説ありますが。
マナーのなっている音ゲーマーがほとんどです。連コ(連続してプレーすること)してる音ゲーマーは紛れもなくカs...おっとお目汚し失礼致した。
大抵のノスタルジアプレーヤーはプレー人口が少ないことに悲嘆しているため、ノスタルジアをプレーしている人がいるだけで優しくなれます。本当です。


とは書きましたがここまで丁寧でなくてもプレーは誰でも出来ますよね?
ということでここからはプレーを始めた初心者の方に向けた指南を書きます。
と言っても前項目のノスタルジアの楽しみ方に結構書いているのでこの項目では私が最初にした具体的な目標設定と期間を参考までに書きます。あくまでも参考ですので自分にあったペースを保ちましょう。

初心者の方にアドバイスすることは次の3つです。
最初はHardの7以下でノーツを押す感覚をつかもう!
慣れてきたらExpertのノーツに慣れよう(難易度9付近)!
気に入った曲をやろう!
・上手くなりたいと思ったら具体的な目標を立てよう!

まず、最初は待チ人ハ来ズやアマツキツネ(削除された)、マトリョシカなどの好きな曲をしてノスタルジアのノーツを押すことに慣れるようにしました。
慣れるといってもまず何から慣れるかというところですが、まずは目を慣らしましょう。
音ゲーは視野が狭いと気づかないうちにノーツを落としてしまいます。したがってノーツがどこに落ちるのかとそこに腕を持っていける思考能力を身に付けましょう。
難しいことを言ってるように思えますが簡単にいえば最初は一箇所じゃなくて横一帯を見るイメージを持ってゲームをプレーしましょう。
そして自分の反応速度に適した速度を見つけてゲームをしていればあら不思議、譜面が見えてお金が消えているではありませんか!
私はこれを約3ヶ月(5000円分くらい)やりました。その中でも後半の一ヶ月はHardとExpertの8、9を中心にプレーしました。
レベルを切り替える指標としてはスコアランクがSをとれたらExpertに挑戦しました。
グレードで言うところの0~3000Grdくらいのところだと思います。また、Expertの9でもTheme of Ricercaチョコレートスマイルはかなり難しい部類ですのでそのくらいの難易度の曲に挑戦するようになったらExpertの10をやるのがいいと思います。
このあたりから譜面の理解に脳が追いつかないか腕が追いつかないかになります。
譜面の理解に脳が追いつかないのは譜面の認識を横一帯でしているからというのもあります。
譜面を横で認識するか縦で認識するかは個人のタイプなのでこれから先は自分で打開するしかないと思いますが、
このくらいの難易度ですと右手と左手の動作が多くなるので横一帯を更に縦に伸ばすか、画面中部から上側にかけての横一帯を見てノーツの密度が濃いところでは局所的に下方を見るのもいいと思います。
また、手元を見る必要はデメリットが大きいのでないのですが自分が今どこの鍵盤を弾いているのか不安な場合はキービームという機能をつけましょう。
チュートリアルでみた速度などの設定画面の右側をいじるとでてきます。
腕の疲労のカバーに関しては回数をこなすしかないです。
その後はExpertの10を中心にプレーしました。これも5000円分くらいですが、この5000円は1ヶ月で溶けました。よくわからないです。
個人的におすすめなExpertの10マトリョシカ初音ミクの消失felysです。
腕が辛くなってうどんみたいになりますが回数をこなしていくと疲れなくなります。
このあたりはグレードで言うところの4000~4500Grdを目標にしました。このあたりで一回グレードの壁にぶつかると思います。
どう乗り越えるかはあなた次第ですが、そもそも4500~5000Grd自体実はとても長いので気長にプレーするのがいいと思います。
ここまでくるとExpert 11ナイト・オブ・ナイツに手が届く範囲になると思います。
一つの目標としてナイト・オブ・ナイツがSランククリアできるようになったら基本は身についていると思います。
Expertの11は個性的な譜面ばかりですのでExpertの10と交互にプレーすると良いかも知れません。
ここまでできたら後はおまけみたいなものなんですが、Expertの12であるEvansなどに手を出してみてはいかがでしょうか。
これがSランククリアできるようになったらもう手の動かし方は十分です。
これより先は個人差の譜面に対してどう対策していくかが上達のカギです。
もはやこの記事で触れることではありません。

また、今回は技術的なことはあまり書いていません
ノスタルジアは自由度の高いゲームだからということと、余裕がないからです。
今の私でも余裕はあまりないので反復練習をして身体に覚えさせるしかなく、一番最初は自分にあったプレーを気ままにさせたいので本当にどうしてもつまづいたら次回を見てください。
スコアを取るだけがこのゲームの面白さではないんです。
あと、いっぱいプレーしているのに全然上手くならないという時期があると思います。
しかし、音ゲーは10000円まではチュートリアルですので気長に楽しむことをメインでやりましょう。
課題を解決できるようになる楽しさも音ゲーの良さですが、できないことをずっとやっているよりも出来ることがもっと上手くなることや純粋に曲や譜面を楽しむことも楽しみ方ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?最初の一歩を踏み出したなら、あなたはもう立派なノスタルジアプレーヤーです。
次は自分でグレードなどの目標を立てて達成していきましょう。その手助けとなるようなアドバイスを次回以降書いていけたらいいなと思います。
また、グレード管理システムとしてノスタルジアプレイヤーの方が作ったNosdataというものがあります。
これに登録することによって同じグレード帯のライバルを見つけることができたりするのでモチベーションを高める上でとても有効的なサイトです。
活用してみてはいかがでしょう。(利用にはKONAMIの毎月課金制のサービスに加入する必要があります)

それでは次回のノスタルジアスライド部の部門でお会い致しましょう。

Twitter(@yabayabadotcom

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