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『深瀬屋』-大分大学×深耶馬渓 vol.10

 「深耶馬×大分大学」のNoteをご覧いただきありがとうございます!

 今回の記事を担当する、大分大学経済学部3年 永嶌紀香(ナガシマ ノリカ)です。

今回お邪魔したのは、「深瀬屋(ふかせや)」さんです。


【基本情報】
・営業時間 10:00~17:00
・電話番号 0979-55-2055
・おすすめメニュー 山かけそば、山菜そば

深瀬屋家族

店主は藤本輝雄さん。写真のお隣は娘さんです。
この深瀬屋は店主のお義母さんが始めたそうで、半世紀以上の歴史があり、創業当時は現在8店舗そば屋があるこの商店会も、そば屋は1軒しかなかったそうです。おばあちゃんが始めたこの店を守っていくためにも深耶馬に住み続けているそうです。

深瀬屋

深瀬屋さんは、公共駐車場から展望台のある方に道路に沿って進むと、そば屋が8軒あるうちの真ん中あたり、左手にあります。「元祖深瀬屋」の看板を目印にしてくださいね!

深瀬屋内観②

 お店の中に入っていくと真ん中の大きなテーブルが目立ちます。テーブル席と、奥には座敷もあり、ゆっくり過ごすことができます。店内では昔ながらの雰囲気を味わうことができ、各テーブルの柚子胡椒の入れ物もかわいいので是非探してみてくださいね!
 席数は全部で30席ですが、現在はコロナ対策で相席はしていないため、安心してソーシャルディスタンスを保つことができます。


メニュー表はこちらです。

メニュー1

メニュー2

メニュー3


店主のおすすめ
①山かけそば 950円
②山菜そば 950円


一番人気は、やはり「山かけそば」です!それと、おすすめメニュー「山菜そば」の2つをいただきました。

①山かけそば

深瀬屋(松本、濱田)_201126

 まずは山かけそば!多くのおそば屋さんがあるこの深耶馬商店会の中で、初めて山かけそばを出したのは、ここ深瀬屋です。とろろは地元で採れた自然薯をそばの出汁で伸ばして使用しています。自然薯は同じ耶馬渓町の家篭(えごもり)というところで採れたものを仕入れています。地産地消ですね!!!自然薯は洗うのに時間がかかりますが、このような前日の準備は店主1人で行っているそうです。
 私はここで初めて山かけそばをいただきました~!繊細な口当たりのとろろがそばにからまって、このほどよい粘り気が最高です。私の個人的なおすすめは、この山かけそばとおにぎりを注文して、ごはんにこのとろろを掛けたいですね。山かけそばととろろ飯を同時に食べることができる裏技ですよ~!(笑) おにぎりやごはんもメニューにあるので是非試してみてくださいね!

②山菜そば

深瀬屋 山菜

 続いて「山菜そば」です!
 こちらに使っている山菜は、ぜんまい、わらび、たけのこ、ふき、しめじ、しいたけ、こんにゃくです。この、ぜんまい、わらび、たけのこは山かけそばに使用する自然薯を提供してくださっている家篭の方が採ってきてくれたものです。この方とは40~50年のお付き合いだそうです。
 そして、山の幸でいっぱいのこの「山菜そば」もいただきました~!一人暮らしの私にとっては普段食べない食べ物ですね……。(笑) 山菜って苦いのかな~?と思っていましたが、たけのこが甘く、しいたけが溶け込んだ出汁も次へ次へと飲みたくなるような香りが出ています。見た目からも食欲をそそる、そしてそば全体で地元耶馬渓の山菜を味わえる「山菜そば」はいかがでしょうか?

この、朗らかな店主が打つそばを食べに深瀬屋に是非足を運んでみてください!



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