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私の使命は「ため息」を「桃色の吐息」に変えること。

私の上司の話。


通称「桃色の吐息マスター」(長いので、以下「桃色先輩」と書きます。)

口癖は「~やで、~やに」


そして私が気に入っている桃色先輩の方言は「あっぱっぱ~」

▶物などが何にも包まれてなく、むき出しの状態のことを言っているらしい


私が任されている最も重要な仕事は、桃色先輩が吐き出す「ため息」を「桃色の吐息」に変えることだと思っている。

桃色先輩は、部署の要を担い、ありとあらゆる他部署やプロジェクトのメンバーから引っ張りだこである。

常に鳴り響く電話。電話が終わったと思ったら、内容を確認いただくために待つ部下の相手。打ち合わせからの打ち合わせ。そして自分の仕事。

隙を狙って、しょうもない絡みや特に意味のない鬼絡みをする私の話もしっかり拾って返してくれる。きっと、学生時代の野球部としての経験がいまだに生きていると勝手に思っている。


そんな息をつく暇もないくらい忙しい桃色先輩がつくため息は、どっしりと重みがある。

ため息と聞くと、「ため息をつくと幸せが逃げていくよ」とよく聞く一方で、「ため息をつくことで体内バランスを整えストレスを低減している」とも聞く。

一概にため息は無くすべきとは言えない。

NOため息ではなく、WITHため息。


私は、考えた。

どうすれば桃色先輩がハッピーになれるのか。

そして、行き着いた答えが「ため息の名前を変える」ということ。


色々な方のnoteを読ませていただくと、内容にもコメントにもどこか人の暖かさがある。言葉の力ってすごい。

だからまずは、言葉をハッピーに♪


ため息よりも、同じ意味合いがある「吐息」の方がネガティブ感が少ない。

「まぁ、なんて素敵!」という言葉と共に吐息が出てくるときもある。


ため息を吐息に変えられたら、次にやることは「桃色」にすること。

なぜ桃色かというと、

青春時代、好きな人を見ると「今日も一日がんばれそう!」と思ったり、会話できたら嬉しくなって1日がルンルン気分で過ごせたり、好きなことに夢中だったあの頃は、桃色だったはず。そんな気持ちでハッピーに過ごしてほしい。

そう思って、桃色にしたというのは、もちろん後付けです。


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言葉の力で、人をハッピーに。

桃色先輩の吐息で、世界を桃色に。