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教えてくれないなんて、意地悪!

Hola! ya です。iPhoneで書いているのですが、なぜがスペイン語キーボードが表示されないので、自己紹介のスペイン語書くの諦めました←

さてさて、ことばに関する記事も20個目となると、いよいよ何を書こうかと悩み始めました 笑

だいたい私は文章書き始めると、考えがどんどん広がって、横道にそれる事も多いんだよね。だから、分かりやすく、読みやすくするために、この部分は次回に繰り越しって事で、削った分をコピペした下書きはいくつかあるんだけど、そのどれも、なんだか今じゃない感があって・・・

どうしよう。。。毎日更新危し!と思ったところで、ヒッポファミリークラブ(以下ヒッポ)に入って、湧いた疑問について書いてみようと思いついた。

「どんな英語でも大丈夫」を書いた時、チラッとまた書くって書いていたんだった。思い出した自分を褒めよう 



最初、ヒッポの講演会で、創始者榊原陽氏の話を聞いて面白そうと思い、体験会に参加してみたんだけど、費用の事とか、1歳3ヶ月の長男を連れて、ちゃんと通えるのか?とか色々悩んでいた。

なんせ、長男は講演会の時の託児ルームでは、ぎゃん泣きし続け、体験会では、ちょっと目を離した隙に、ヒッポのマテリアルカセットテープ(当時はなんとカセットテープだった)のテープをびろ〜んとケースから引っ張り出して遊んでて、、、

主催していたMさんは、「このテープ丈夫だから大丈夫よ」と優しく言ってくれたけど、夫も私も青くなったよね。

だからすぐには決められず、次は毎週メンバーが集まる「ファミリー」と呼ばれている場に何回か出てみた。

実は講演会より前に、実家に行った時に偶然再会した高校の同級生から、ヒッポやってて楽しいよという話を聞いていて、自分もやってみたいと思って講演を聞きに行った私だったのだが、本当に本当に本当に優柔不断で、決められない性格だったから、決断までに時間がかかってしまったのだった。

良いとは思うんですけど・・・と言いながら、あれこれ質問して、なかなか決断しない私たち家族は、きっとヒッポに入らないなとMさんは思っていたらしい。でも、メンバーみんな私たちの色々な疑問に優しく答えてくれていた。

結婚して住み始めた土地で、知り合いもいない私たち家族が、急にたくさんの優しい人達に囲まれて、今まで聞いた事もない多言語で話す人達とお友達になれるなんて、すごく嬉しくて、メンバーになる事をやっと決めることができた。

だかしかし、である。

メンバーになったら、みんな急に冷たくなったのだ。(と、私には感じた)

ya「何言ってるか全然分かんないんですけど、教えてもらえませんか?」

「大丈夫、そのうち分かるようになるから」「私たちも全部分かってるわけじゃないし」

ya「全然マネして言えるようにならないんですけど、どうすればいいですか?」

「大丈夫、そのうち言えるようになるから」

ya「韓国語でイットマンナ〜って聞こえるんですけど、日本語のおいとまと関係あるんですか?」

「うふふふふ、どうだろうねー」

夫「エストペンド!」

「すごい!ぴったり」

夫「えっ、何が?どこがぴったりなんですか?」

「タイミング バッチリだったよ」

夫 褒められて嬉しいけど。????

こんな感じ。

メンバーになる前は、手取り足取り教えてくれる感じだったのに、メンバーになったら、急に突き放されたような・・・釣った魚に餌はやらないってことですか???


でも、これこそが最大の優しさだったんだよね。

ヒッポには先生はいない。お手本があるとしたら、それは赤ちゃん。という説明は受けていた。でも、こちとら1歳児を育てる中で、「母さんだよ〜」「ワンワンかわいいね」「ブーブー来たね」と色んな言葉を教えてるつもりもあった。

ヒッポのファミリーで、幼稚園児もペラペラ言ってるスペイン語の自己紹介とか、自分のバージョンで教えて欲しいよ。何ヶ月か経って、やっと、オラ!とかアンニョンハセヨとか、言えるだけって・・・

教えられた事はすぐに忘れちゃうけど、自分で見つけたことは、忘れないからって言われるけど・・・それも分かるけど・・・


でも、今、想像力を働かせて赤ちゃんの事を考えると、赤ちゃんはまず、伝記で読んだヘレン・ケラーのように、物に名前があることすら知らない状態から始まるんだよね。

それが、この物とこの音は結びついてるんだ!という発見があり、「ママダヨ」なのか、「ママダ・よ」なのか「ママ・だよ」なのかも、自分で見つける。

飼い犬が、「ワンワン」で「わんちゃん」で「イヌ」で「ポチ」で、みんな一つのモノを指していることも、自分で分かっていくんだよね。

そう思うと、外国語のなかで繰り返し聞くことで、分かる音を自分で見つけるって、まさに赤ちゃんをやること。

どんなに文句を言っても、見守ってくれた人たちは、本当にお母さんお父さんみたいな存在だったんだなぁ。

自分で見つける事は本当に嬉しくて楽しいし、間違っていた事も、自分で気づいていける。

そして、この赤ちゃんの時間を楽しむ事が、外国語を母語のように自然に話せることへの、第一歩なんだな。

理屈っぽくて、「大人がなかなか赤ちゃんになんてなれないよ」と文句を言い続けた私だったが、ちょっとずつ赤ちゃんになれるようになったのかな。

余談だけど、ヒッポでどんどん話せるようになるタイプの人って、自分の自己紹介なんてこだわらず、○○さんの自己紹介マネして言います!って、さっと口から出しちゃえる人なのかなって思ってる。






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