ぶつかっていた目

静かな夜。この夏は風が強い日が多いね。朝起きて夜眠れる日々がうれしい。

あるひとりの古い友人を思いだすときイメージはとても遠くまで浮かぶ。あの日々のことをときどきは思い出したりするかい。そんなひまはないのかも。いつからか、一方的にその活躍だけを遠くで見るようになった。きっと元気でいるだろう。誰にも言えないことを話せる人はそばにいるかい。僕は君に会ってもなにも話せることはないだろうな。君の話を聞いても唇を噛むだけで相槌もうまく打てないだろうな。顔を合わせる日はもう少し先でいい。負けたくないとつよく思ってる。だからまたぶつけあいたい。いつかグータッチしようよ。そんときは。もっと最高な日々がそこにあれば、僕らはやっと友達になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?