7月のドラマ

8月になった。
7月は、一瞬だった。梅雨は案外早くあけてくれて、今年はぜんぜん憎くない梅雨だった。むしろ道を歩けばあじさいを探すって感じで、5回目の梅雨をやっと楽しめたんだ。きっとまた来年もね。
夏が来たのは半月以上前のこと、なんかもうだいぶ前の感覚。9ヶ月ぐらい続けた徒歩通勤をついにやめた。出勤時間が昼前になりさすがにバテてしまうからだ。帰りは21時とかなので家ではまだ一度しか冷房をつけてない。休みの日しか夕焼けを見れないのが少しさみしい。いつかこのサイクルが変わったとき、毎日夕暮れを見れたならいっそう嬉しくなるだろうな。今しばらくはこの生活を続ける。むしろ維持することに徹っすとき。家の更新が迫ってる。仕事では、やや悩んだが抜け出した。自分なりにすべきことってのはやっぱりシンプルなことなんだ。できることをやってこそできないことをできるようになるんだろう。人に恵まれていることをもっとよろこびたいのだ。

酒は飲む日飲まないをはっきりさせた。とにかく二日酔いが悲しい。6月買わなかった煙草は、レコーディングを言い訳に楽な方の煙草に戻してしまった。録音は、ばっちり進んでいて手応えがある。すこしはベーシストになれたかなって。ついに大好きなバンドの新作をつくりあげるんだ。

7月のドラマチック。
七夕の翌日。ついに動き出しそうな僕のバンドのドラムとミーティング。ベースを弾いてもらいたい人がいるって話をした。早く叩きたいって言ってくれた。そんなうれしいことはない。手を振った帰り道、ほろ酔いにまかせ古い友人へ電話。バンドをやるからベースを弾いてほしいんだ。向こうもほろ酔いだったが、それにしても軽いのりでぜんぜんいいよやろうよと言ってくれた。ほんとにそんな感じでやってくれるのかと何回も聞いてしまったが、とりあえず後日ミーティングすることにきまり。わあ、まさか、だめもとだったのに、ほんとかよとスキップしそうなところ、近所の友人から電話、近所のとある店へお呼び出し。そこに立っていた


こうして書き始めると1時間があっという間だ。
7月は3つ4つ歌ができてうれしかった。
さあ8月はどうなるか。いい夏を。

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