ハーモニカは吸う楽器

僕の好みだがG,A,Cならマリンバンド、FとF#ならブルースハープ。マリンバンドは消耗しやすい(音が出にくくなりやすい)のは息の強さによってリードが敏感で繊細に振動するためなんじゃないか。低めの音をベンドしたときの枯れはどのハーモニカにもかなわない。ハーモニカは「吹くよりは吸う」楽器という持論においては最もハーモニカであると思う。口がこぶりで唇になじみやすく音の立ち上がりというかリアクションがピカイチで、意外にもベンドを取得するに最適なので最初にハーモニカを買う人にもこれを勧めたい。

ブルースハープは前者と比べて圧倒的に耐久性がある。音は淡白で細めだが目立ちたがらない良さで、高い音を口先を窄めて吹いたときすべてのブルーな気持ちを抱きしめてくれる。吸う音よりも吹く音のほうによさがある感じがする。

ずっと前には、同じくHONERのスペシャル20を使っていたこともある。これはマイクを通して使うとき、とくにバンドでロックンロールをやるにもいい。高い音が耳に痛くないという点でも扱いやすい。木ではなく樹脂製なので衝撃に強く使い続けてもリードがつまりにくい。マリンバンドのように叙情的すぎず、わざとらしく涙目になったりはしない無骨さがある。故にフォークギターとの相性もすごくいいように思う。また使ってみたい。

HONERのプロハープは他より値段が高いわりにあんまりたいしたことない。スペシャル20とマリンバンドの特徴をさらってはいるが音に膨らみがなくて鉄ぽっい音で面白みがない記憶がある。

SUZUKIのMANJI m-20は、この中ではマリンバンドに近く一時期は愛用していた。そもそも別の会社が作っているため音の表情がちがう。吹いたことはないがトンボのあの日本の心ですよみたい音が嫌いだが、MANJIは外国の良さも取り入れているところがいい。吹きやすさ耐久性含めバランスがよくフォークギターにもバンドの演奏の中でも存分に。ちょっと吹き口が角ばっていてあまり使わなくなった気がするが、少し懐かしくなった。

ハーモニカは、ハーモニカであって、ハーモニカのことをブルースハープと呼ぶのはなんか違うのだ。商品名だからね。

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偏っていて、散らかってますが、ハーモニカについて書きました。なんか前にもこんなのどっかに書いた気がするけど、まあいいか。ハーモニカ新調したのでうれしくなって。

https://youtu.be/DrTGLX3I_6E


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