雨季浮き

7月がきて、梅雨の真ん中。しばらく太陽をみていないな。こんなこと二年前にも書いていた気がする。

東京に戻ってきて居候暮らしも3ヶ月。最近ようやく料理をするようになってとても楽しい。ルームメイトたちと食べたりもする。ここにいてもいいのかな、と思うこともあるし、ここにいていいんだと思うこともある。やっぱりなるべくはやく出ていきたいのだ。

18歳の7月に狸小路商店街で人生初めての路上ライブをしたことを思い出して、そのころ書いてたブログを読み返してみた。あの頃より自由なのに、自由に飼われちゃってる気がした。心境は案外同じようなものだった。でもうらやましいぐらいの推進力があった。そんな熱が僕もほしいなと思ってしまった。歳をとったということで片づけたくないな。音楽や映画に気のままのタイミングでさわれる環境がほしいなーと思いそうなると僕はここを出なくてはならない。たたみのにおいとかたさと、ひんやり湿った外気を感じながら、僕は寝ころび、電気は消えてみんなが明日のために眠ろうとしているところ。このままでいいとはだれも思ってないことがこの絶妙な居心地をつくっているのかもね。なにかのせいにするなんてつまらないね。ほんとだよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?