かくれた三日月さがしにゆこうよ

すべてうまくいくなんて今日はとても思えない
西の空に燃える金ぴか青に飲まれて目を閉じた
三日月が口角あげてる 捕まえて君に見せれたら
黒い雲 何度も横切ってこたえ隠した

飛行機の点滅 流れ星と信じたい
くらいには空が暗すぎて
靴の汚れが気になった

金ぴかは 青にとけた
君の帰り 待つあいだ
白い靴 汚れてゆく
欠けた月 逃げてゆく
明日を捨て 今日がすべて
終わりの予感 つぶされそう
未来がほしくて胸痛む
かくれた三日月さがしにいこうよ

金ぴか星の安いビール 空っぽの音 からんと鳴る
正直さ誠実さすら 天の気まぐれにまぎれるか
三日月が口角をあげてる おぼえている君の言葉
なにもできないどこにもいかない 僕はただここにいるよ

初めての梅雨がくる
雨は好きになれないよ
ロマンチックで片付けられたら
どんなにいいだろうね

どうか今夜 そばにいたい
それだけさ それだけだよ
気持ちあふれ 言葉にしたい
あふれるほど 形にならなず
夢は現 でもまた夢を
満たされて 見たいつづきを
言える言葉 さがしている
かくれた三日月 さがしにいこうよ

こんな日は きっともう来ないさ
こんな夜は こんな朝は
もう もうたまらない
月の形作る仕事する少年恋におちて
その人のため月をまるくして
すべてを失ってしまった
でも手をつないだ
でも手をつないだのでした

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