400日のドラマ
眠って早起きをして、この家を、札幌を発つ。
札幌に戻ってきた日から今日を数えると400日きっかりだった。この400日間は僕の人生に強く根を張る。僕はしなやかに生きていける。
僕は愛されている。なんて幸せだろうと思う。
僕も愛してる。
愛こそがすべてだと今ならわかる。
友情より信頼より恋愛よりもっと尊いものなんだ。
そんなみんなが誰かに僕のことを話したくなるような人になろう。そうやって生きていこう。僕は仮にもロックスターなんだ。
僕たちだけのドラマがあるね。
それはまだずっと続くんだ。
そしてまったく新しいドラマを。
いつか僕は君に話すだろう。
歌うだろう。
そのときは君も僕に聴かせてよ。
さっき母さんから寝る前に読んでねと渡された手紙には、人生に正解はないよね。って書いてあった。
ありがとうね。まあ見ててよね。
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