4月1日

4月1日。すすきのは小雨。久しぶりに行くライブハウスへの道のりもすっかり忘れてた
いつかのライブ終わり、朝までくだを巻きに巻いたあのビルの前を通り過ぎすぎる。君は僕の東京だった。と友達の歌を口ずさむ。缶ビールを飲みながら歩くには少し寒い。90分上空をいけば季節はひとつ逆もどり。Tシャツの上の革ジャンを少し閉める

たいした友達だよ
たいした街さ

きょう友達が結婚する
肩まで髪が伸びて
きのう君が歌ってくれた
ガットギターの歌を思い出してる

つまらないこと
ぶっとばせパンクロックで
君の歌、もうすぐできそうだよ

きょうもう一人の友達が結婚する
遠くに出かけたこと
おたがいよいつぶれたこと
たまに思いだしておくれ

4/1に歩きながら走り書いたこと。

この日、東京から札幌についてそのまま、久しぶりのライブハウスに出掛けた。古い友達のバンドを見た。懐かしい人ばかりで少しこわかった。再会するときに胸をはって、と常々思っていても。
とにかくうれしかった。お互い変化し続けても、あんたの歌で笑えたこと。また笑って話しができたことも。

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