7/11 朝待ち眠る人

7/11ローグ セットリスト
夕方五時のテーマ
朝待ち眠る人(新曲)
待っててねBABY
僕のロックのバイブル(新曲)
夢景色

ローグ行く前、久しぶりにつばくんと会った。東郷さんと三人でアークスのフードコートのソフトクリームを食べた。そのあと海天丸という元町の回転寿し屋に行き、お金をあまり使わないように、厳選して食べた。やはり美味しい。彼らと会うときはいつもああでもないこうでもないのと、話をする。自分にとって大切なものについてたくさん考えた。

ローグに着いていろいろ準備している頃、ケイさんが今日から夏だねって言ってた。ようやく、夏らしくなってきたの。今年も。この日はあみだくじで出演順を決める日だったので、見事トップバッターになった。

となると、歌うのは30分後。セットリストを考えながら、ふとトートバッグに入れていた大好きな本、の続編を読んだ。手に入れたばかりなので、最初の一章だけを読んだ。そこに全ては書いてあった。
出番の10分前に走り書きした言葉で、僕のロックのバイブルという曲ができた。作ったというよりは、できた。自動詞じゃなくて他動詞のような。

もうひとつこの日必ず歌いたかったのが、朝待ち眠る人 という歌。先日のデラシネナイトでマスターの長津さんが歌っていたことや、話していた反戦のデモの話。札幌の19歳の女性がデモ隊を率いてる。そのことについて、調べてみた。僕は、テレビやメディアにはあまり関心がない。世の中で何が起きているかもあまり知らない。詳しいことも知らない。だけど、戦争はいやだという意志をはじめて自分の中にリアルに感じた。今まではどこか他人事だった。目の前の人や目の前のことが、僕はいちばん大切だから。だけれど、戦争によって、当たり前に続いていくと思う生活が壊れるのは、たまらなく、いやだ。今夜君に会いに行けるのなら明日なんていらないとか、この夕暮れを見たらもう世界なんて終わってもいいんじゃないのかとか、思うことはある。とはいいながら、また会える日を待ち、いつか一緒に暮らすことを思い、50年後も明日を待って眠りにつくだろう。明日さえ来てくれたら、そうやって世界が続くだけで僕らはいくらでも夢を見れる。

音楽で政治や社会を歌うことは、それぞれの意見や考えや感じ方があると思う。僕は今までどおり、君が好きだよどこまでもいこうよと、そんなことを歌いたいのだ。そうするためには、このまま平和であれば、それだけでいいんだ。好きな人がいるから戦争はしたくない。僕はただそれだけなんだ。とにかく僕の中に、はっきりと、こんな気持ちがめばえたことは確かだ。よく知り、自分で考えて、動きたい。生活がおびやかされるのは、 とめたい。

話は戻り、ライブの最後に夢景色という歌を久しぶりに歌った。これからも大事にしたい。
打ち上げは、マスターの長津さんがそうめんを茹でて玉子焼きを焼いて出してくれた。夏だ。千葉から来た川村ケイタさんにお客さんが差し入れてくれたかまぼこもとても美味しかった。

夏仕様。


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