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後輩と友達と僕

今日は家のWi-Fiの調子がすこぶる悪い。
家を出る前もなんだか調子が悪くてそれに総じて機嫌も悪い中出勤。
今日も受付でアイドルオタクたちから600円を徴収し、お目当てを聞く簡単な仕事をこなしてきた。
今日はバーカンに新人の男の子が入っていた。フランクに余裕があるいい先輩を装う為に年齢を聞くと02(ゼロニー)です!と言ってきやがった。
「あ、こいつ絶対ここら辺のバンド好きな奴じゃん。」となんとなく察したが
「矢口さんもちろん存じてます!」と目をキラキラさせながら言ってくれるもんだから可愛くて仕方なくて餌付けついでに台湾まぜそばを食べて帰ってきた。

そういえば昨日、後輩と飲む機会があったのだが「矢口さん怖い1番怖い先輩でした」と話された。
そうだぞ、矢口さんは怖いんだ。なめんな。
(実際はコミニュケーション能力が著しく欠如しているだけな為、初対面だと目を合わせて会話ができないだけである。)
と思いつつキラキラした目でペルシカリアが好きですと伝えられてしまうともうそれは可愛くて可愛くて仕方がない。
その内矢口軍団を作りたい。

怖いってなんだろう。
俺って怖いのだろうか、
この前サーキットイベントで中垣と街を歩いていたら中垣にのみ写真を要求して、俺と目も合わせてくれないお客さんがいた。
中垣推し(推しという日本語大嫌いです。)ですか…とテクテクと先に箱まで歩いていたが後から中垣に聞くと
「いや、結生が怖いんだってさ。」
と溢す。
自覚がない、自覚がない。のだが、
客観的に見てどうなのだろうか、
成人式前に慣れないスーツを着て、
「ホスト見たいって言われる(笑)」
ってストーリーに自撮りをあげるまんざらでもなさそうなクソガキみたいに思われてしまいそうで嫌だが、

実際。舐められるよりはマシだと思うんだ。

うん。マシだと思うだけさ…
けどわりかしTwitterもあんな感じだし、
思ってる事ベラベラ喋るタイプだから、
客観的に自分を見て全く怖くなさそうと思う。結構これは本当に。

まあけどなんて言ったって俺のことを怖がりつつも慕ってくれている子にカッコつける日がとうとう来てしまったんだなと照れ隠しで書いたもののカッコつけさせてくれるのがクソうれしく浮ついた気持ちで今日も10km自分たちの新譜を聴きながら歩いて帰って来た。

やっぱりいい。超名盤。
まだうまく歌えないのが残念。
照明の星さんとPA兼店長の横江さんに次ミルキーに来るのはライブの時ですねと伝えたが、そうだ。次俺がShibuya Milkywayに行くのは8/13。待ちに待ったyutoriとツーマン。マネージャーに急かされて提出したセットリストを見直しながら、こんな俺のバンド人生の中でも一位二位を争うくらい絶対に負けられない決戦の日にこんなんでいいのか!!と白紙に戻して妄想しながら2時間ちょっと歩いて帰って来たのである。

もう色々思っていることがある。
お世話になったゆーしくんの最後の企画。
久しぶりのホームミルキーでのライブ。
劣等を抱き続けたyutori。
負けるわけにはいかない。
この夏1番アツイんじゃねえか、と思いつつもまさかの次の日も負けられねえ鉄風とBlue Mashとのシャングリラのライブがある。こっちも色々言いたい事がある。

言いたいことしかない。
言いたいことしかないんだ。
嗚呼、バンドがあってよかった。
制作期間を終え、当分曲も作らなくていいんじゃねーとダラダラとしていたが、
今の俺は言いたい事が山ほどあるんだ。
勝手に言葉が溢れて曲になって、っていう
今の状態がかなり理想系に近い。
ロックスターみたいでいいな。

ちょっとでも誰かに期待されてるって感じるとすぐにカッコつけて調子に乗ってしまうし、文章もなんか、キザになる。というか、
今読み返したらちょっとまだカッコつけ抜けてなくてキモい。
けど俺ってそうゆうタイプなんだ、
そして後日誰かに打ちのめされてちゃんとしょげる。倍しょげる。

けどなんだかんだそんなところも矢口結生
って感じがして、人間臭くて
それを人間臭いで言いまとめちゃうところも俺っぽくて、それ書いちゃうところも俺っぽくて.......


悪くねーって思うんさ〜

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