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【#12】「家族」という概念をどのように乗り越えるか【f_Y.A.(today)】
これはその道ではきっともう既に議論がされていて、幾つもの派閥みたいなものが存在しているんだろうけれど、「家族」というものの滑らかでなさは尋常じゃない。
社会一般に浸透している概念として、「家族は何よりも大事」というものがあるだろう。僕もそうなので否定しない。
だが、それはある意味でとてつもなく残酷なことだと思うのだ。
確かに親は良い。誰にだって一応生物学上の親は存在するからだ。
でも、それが自分と同じ年代もしくは下だったらどうだろうか。
少なくとも、同じ年代となる家族は兄弟がいない限り自分の配偶者しか存在し得ない(六親等くらいまで行けばいるのかもしれないが)
まして、その下となるとさらに子供を授かる必要がある。
この本の中でなぜ「家族」だけを殊更今の若者は神聖視して、求めているのかと書いてあったが、この壁が問題である。
「家族とは何よりも大事である」
「最後に看取るのは家族である」
「家族のみが同居するのが許されている」
このようなことを全て放っておいて、なんで家族だけ..いわないで欲しいなと若者としては思う。
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