私が使わない言葉遣い


の話です。

それは、「させていただく」です。

社会人になってから気がついたのですが、この言葉遣いは日常的に耳にします。

違和感がある場面とない場面があり、相手にどういう印象を与えるか分からないのでなるべく避けていました。

「送付させていただきます」→「送付いたします」

「発表させていただきます」→「発表いたします」

という具合です。

ただ、ここは「させていただく」の出番やな...と思う瞬間があるのも事実です。

せっかくなので「させていただく」マスターになろうと思い、場面分けをしました。(私見です)


〜「させていただく」に違和感がある文脈〜

①テレビで転職活動の悩みを相談する企画で、相談相手に向かって「10-20社受けさせていただいたのですが...」 の場面。

相談相手が人事な訳じゃないでしょ?10-20社受けたことで相談相手に何か負荷がありましたか?(と、思うなどする。)

②会議において発表の時間が設けられている際に「これより発表させていただきます」 の場面。

こちらが逆に「発表していただく」という感覚...?「させていただく」と言われると、許可を求められている感覚があります。


〜「させていただく」に違和感がない文脈〜

こちらの都合で相手に何か変更を求める時。

「会議を30分後ろ倒しにさせていただいてもよろしいでしょうか!!!!」みたいな?


今の所それ以外思いつきません。


と思っていたら、ありましたよ...
使い方を教えてくれるWEBページが!!!
最初から、ggrks ですね。

読んでみたところあらびっくり。
文化庁様が適切な使用法を提示していました。

それでは、「させていただく」はどのような条件下で使用できるのでしょうか。

文化庁では「させていただく」という言葉について、「相手もしくは第三者の許可を得ているか」「それにより自分が恩恵を受けるか」という2つの条件を満たす場合に使用することが適切だと述べています。

さっき貼ったリンクからだよん


スッキリしましたね。
「許可」「恩恵」で覚えますか。

となると、さっきの違和感がある文脈という認識は正しいかもしれません。

転職活動をする許可を得る必要はないので、使わない。

発表をする許可を得る必要はないし恩恵も受けない(むしろ負荷をかけて準備していただいている)ので、使わない。

なんだかマスターできそうな予感です。

眠くなってきたので、ここら辺で終了とさせていただきします(おい)。

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