『シン』のそれぞれの魅力
5/25で自分の近所の映画館のシン・仮面ライダーの上映が終わるということで、自分がシンシリーズに対する作品への簡単な感想を綴っていこうと思います。
それでは参りましょう!
シンシリーズ3作品のそれぞれの良さ
シンエヴァを除く、庵野監督によるリブート作品。(シンエヴァを除く理由は、シンエヴァはあくまで新劇場版の完結編という立ち位置なため個人的に抜いて考えてます。)
『シン・ゴジラ』(SG)
『シン・ウルトラマン』(SU)
『シン・仮面ライダー』(SM)
今後()内の略称で進めてまいります。
それぞれ良さを簡単に言うならば、
SG→ 空想と現実(リアル)の融合
SU→ストーリーとキャラクター
SM→原作再現とアクション
主にこんな感じだと僕は考えます。
・シン・ゴジラの魅力
先週久しぶりにSGを見返した時感じたのは、初見の時よりめちゃくちゃ楽しく面白く見れました。
初見の時は、自分のゴジラのイメージはやっぱり過去のゴジラ作品にあった『バトル』『ゴジラのかっこよさ』とかでした。
なのでSG初見時はかなり肌に合わなかったのを覚えております。それもあってSUやSMを見ることがあまりに進まなかったのもあります。
しかしSGやSUを見て、久しくSGを見返したらあら不思議。こんな良かったか?ってなるくらいでしたw
ではどこが良かったか。それは先にも言った通り、空想と現実の融合でした。
ゴジラという未知の生物の進行。イレギュラーすぎる事象に対応が遅れる国・政府。ゴジラから国民を守ろうとする派閥とゴジラから日本を守ろうとする派閥。まさに映画のテーマにもあるニッポン対ゴジラが作品に溢れていたと感じました。
初見時はこの部分が逆に自分の考えてる部分に会わなすぎて、いわゆる解釈不一致を勝手に起こして毛嫌いしてました。
ですが久しく見たら、やはりSM、SUでシンシリーズにハマったことでそういった部分を『面白い』と感じるようになりました。
(少しか成長したのかもしれません。)
しかしひとつ残念なところは、エヴァでも使用されてるBGMが多数使われてることですね。
・シン・ウルトラマンの魅力
SUは、つい先週1年経って初めて見たシン作品でした。
ちなみにその感想をnoteにまとめてますので、是非そちらも読んでいただけると嬉しいです。
さて本題の、SUの魅力。(感想noteと被る部分があると思いますがご容赦ください。)
それは、まさしくストーリー。
個人的にシンシリーズの中で話の流れや話の作り、ストーリーの良さはずば抜けてると感じます。
外星人と人類。禍威獣と人類、そして国。そしてウルトラマンと禍特隊。
こういうキャラクター同士のストーリーや、その世界全体の動き。この映画も正にテーマに沿った『空想と浪漫』が溢れる作品でした。
個人的にSMはシンシリーズで一番好きと言っても過言ではありません。
・シン・仮面ライダーの魅力
シンシリーズのうち唯一5回も映画館に行って見たシリーズでした。(シンエヴァを除いて。)
そんなSMの良さ。それは庵野監督の石ノ森章太郎先生へのリスペクトを感じる原作再現の忠実さ、そしてアクションだと思います。
SMのキャラクターに、石ノ森章太郎先生が手懸けたキャラがたくさんオマージュされておりました。
K→ロボット刑事K J→キカイダー・ジロー 緑川イチロー→サブロー・イナズマン
そして、初代仮面ライダーの第1話でも使われたロケ地でのクモオーグ戦。
原作再現を忠実に行うべく、細部への調整や庵野監督のこだわり。それらが染みるように感じ取れました。
そして先月放送されてたドキュメンタリーや、Twitter・YouTubeで配信されてる調査報告でのメイキング映像から感じる部分として、やはりそれまでのシンシリーズと違ってアクションが際立っておりました。
SUとSGは元より巨大特撮という部類のためCGが多くなるのはやはり必然的。しかしSMは、特にクモオーグ戦とチョウオーグ戦はアクションが非常に多い。そこが仮面ライダー好きの自分としても好きなポイントです。
俳優さんとアクターさん達が悩み相談し、提案しながらアクションをこなしていったり、時には俳優さん達でどういうアクションにするかを考えたり、そういう姿を見て、よりSMのアクションシーンあるシーンが好きになりました。
CGもあるはありますし、逆にCGが多すぎるっていうシーンもあるはあるのですが、時折それCGだったん!?っていうところもあり、そこも好きなポイントのひとつです。
シン仮面ライダーは、今日から最終入場者特典。5/25にはいくつかの映画館では上映終了となるとこも増えてくるということで、自分も来週月曜5/22に見納めの兼ねて最後見に行こうかと思います。
シンシリーズは、どれをとっても良さもあり、逆に悪い部分もありますが、結果今はどれも好きな作品であります。
シン・仮面ライダーがBD化して発売された時はシンシリーズ円盤で揃えたいですね。
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