『雨滴は続く』を読んだ!

こんにちは。

今日は、西村賢太さんの『雨滴は続く』を読み終わったので、その感想を。

それにしても長い!ですが、読み応えがありました。
いつも、短編か中編なので、まだまだ読みたいのに、終わってしまう…
物足りなさが、少しばかりあったのですが、これは、「長い長い!」と
心の中で、囁きながら、読み進めていきました。

それにしても、ダメな人ですなぁ 笑
ですが、この私小説を、あの手この手で書きまくっているのは本当に才能だなぁとは感じます。
なかなか書きづらいことを、俯瞰でユーモアを交えながら描いていく…
本当に惜しい人が亡くなってしまったなぁと、亡くなられた後で読み始めた口ではあるのですが、そう感じられるのです。

北町貫多という人を、実際には距離をおきたい人ではあるけども
小説の中では、愛おしく感じてしまっているので、
ドン引きしたり、ひどいゆえに思わず笑ってしまったりしたけども、
本当に面白い読書体験でした。


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