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南葛SC冠マッチを開催したら三位一体どころではなく四位一体で盛り上がりました!

2024年5月19日SEプラス初となる冠マッチ『THIS IS IT(アイティー) DAY~SEプラススペシャルマッチ~』を開催しました!
南葛SCへのIT教育支援をきっかけに始まったパートナー関係。
初の冠マッチを終え感じたことと、冠マッチの進め方をレポートします。
冠マッチの裏側に興味がある方や、冠マッチがどのようにできていくのかを知りたいという方は是非お読みください!


企画~準備期間

南葛SCスタッフとのキックオフ~「THIS IS IT(アイティー)」はここで生まれた!~

冠マッチを開催するにあたり、IT教育会社である我々の思いとして下記の目標を立てました。

・冠マッチを通じてIT技術に触れてもらう人を増やす
・冠マッチを通じてITに触れる楽しさを感じてもらう
・冠マッチを通じてSEプラスという会社を多くの人に知ってもらう
⇒5月19日は南葛SC春のIT祭(仮)として開催したい

上記を前提に5つほどの案を盛り込んだ企画書を作成し、南葛SCスタッフと初回の打ち合わせに望みました。当日は企画書をベースに、南葛SC側と実施する内容を絞っていこうと考えていました。
しかし、いざ実際に打ち合わせが始まると、南葛SCプロモーション部の天野さんから予想外の一言。
「これ南葛SC側が全部行きましょう!となったらSEプラスさん全部いけちゃいますか?」
てっきり、“これは出来ない”、“これは難しい”などの話になるかと思っていたので驚きましたが、企画を持ち込んだ立場としては非常に嬉しい反応でした。南葛SCのすごいところが、何事もまずはやってみようという考えからスタートするところです。
※SEプラスもやってみようという精神を大切にしているので相性ばっちりです笑
結果的には実現出来なかった施策もありますが、この一言でSEプラスとしては南葛SC側が本気で冠マッチを考えてくれていると感じました。
そして、この打ち合わせで決まったのが、冠マッチタイトル『THIS IS IT(アイティー)DAY』です。
ただ普通に南葛SCとSEプラスでIT祭などにするのではなく、冠マッチのタイトルにインパクトを持たせて楽しそう!と思ってもらうことが重要であるとアドバイスいただき、この冠マッチ名に決まりました。(わかる人にはわかる、スーパースターMJのパロディです)
個人的には、このコンセプト決めから一気に冠マッチの解像度が上がってきました。

初回の打合せは南葛SC本社にておこないました

南葛SCとのコミュニケーションはSlackで

コンセプトが固まると、細かい企画の調整などが始まりました。やり取りの回数的にメールよりSlackのほうがいいだろうと初回の打ち合わせで決まり、連絡はすべてSlackで行いました。振り返ると今回の内容をすべてメールで連絡していたら、かなり大変だったと思います。
その後、Slackでの会話や打ち合わせを通して決まった企画は全部で4つ。
・ICTかるたの配布
・THIS IS IT(アイティー)Tシャツの配布
・AIのポーズ検出機能を使ったポーズを真似するゲーム ※ブース出展
・選手とのタイピング対決 ※ブース出展

SEプラスだけでなく、選手とも一緒に楽しく企画を作り上げたいという思いがありご相談した結果、ブース企画については選手にご協力いただけることになりました。さらに、なんとTHIS IS IT(アイティー)Tシャツのデザインとして風間監督のシルエットを使用させていただけることになりました!選手だけでなく監督も冠マッチの企画に携わってもらえることが、とても嬉しかったです。
※このTシャツのために、スチール撮影にもご協力いただきました!本当にありがとうございました!

冠マッチ当日~南葛SC×IT~

ITを楽しく体験できる2つのブースは大盛況

当日は2つのブースを用意しました。

ゴールパフォーマンスチャレンジ~Pose in the Mirror~
楠神 順平選手、金城 アンドレ泰樹選手、玉城 峻吾選手のゴールパフォーマンスポーズをプレイヤーが真似ていくゲームが体験できるブースです。AI(Teachable Machine)に事前に各選手のポージングを学習させており、学習データをもとにプレイヤーが見本のポーズができているかを判断します
指定ポイントをクリアした方には先着でサイン入りフラッグをプレゼントしました。

ブース設営時から手伝ってくれた選手たち
AIを活用したポージングゲームを多くの方が楽しんでくれました!


②南葛SC選手とタイピング対決!~KING OF TYPING~

パソコンのタイピングスキルで「下平 匠選手、相澤 祥太選手、梶塚 大哉選手」に挑戦出来るブースです。速さや正確性でスコアが出力されるのですが、3選手の平均スコアに勝てた方には先着でサイン入りフラッグをプレゼントしました。

準備中にタイピングスコアをチェックする選手達
こんなにたくさんの方がブースに並んでくれました!

ブースには南葛SC選手も駆けつけてくれました!
我々だけでは中々、集客が難しい部分もあったかと思いますが、選手がサポーターの皆様に声をかけてくださったり、運営に交じり盛り上げてくださったりしたことで、結果本当に多くの方がブースに足を運んでくださりました!

たくさんの選手がブースまで来てくれました!

THIS IS IT(アイティー)Tシャツの配布

コンセプト決めのときに決定したTHIS IS IT(アイティー)Tシャツを作成し、先着400名様に当日配布を行いました。
Tシャツのシルエットに風間監督を使用しており、南葛SC側の協力無しには作成できない、とても貴重なデザインに仕上がりました。
※このポーズの風間監督はなかなか見られないのではないでしょうか?
当日はこのTシャツを、選手をはじめスタッフ、キッチンカーでフード販売している方々にも着ていただきました。
さらにサポーターの方から
「このTシャツはどこでもらえるんですか?」と聞いていただいたり、
「早く入場しないとTシャツがもらえない!」と入場口に急がれる方、
「Tシャツもらえました!」と我々に報告してくれる方などをお見掛けし、多くの方がTHIS IS IT(アイティー)Tシャツを楽しみにしてくれていたことを実感でき、本当に嬉しかったです!


風間監督のシルエット入りTシャツ

お子様へ“ICTかるた”の配布

当日は50のICT基本用語を遊びながら学ぶことができるICTかるたを、小学生以下のお子様に向け先着300名に配布をしました。しかもデザインは南葛SCとSEプラスのコラボということで翼くんが大きくプリントされています!
実はこのICTかるた、今後南葛SCさんと共同で葛飾区の全小学校に寄贈させていただく予定です!
一足先に南葛SCファンのお子様に配布ができました。
ICTかるたを使って、楽しくITを学んでほしいです。

キャプテン翼のデザイン入りICTかるた


試合前のセレモニーで下平選手からのユニフォーム贈呈

今回、冠マッチということで試合前に、
・SEプラスによるスピーチ
・ゲームキャプテンからのユニフォーム贈呈
・イレブンとの写真撮影

が行われました。

スピーチの際には私の拙いスピーチにも拍手をいただき嬉しかったです。

そして何より嬉しかったのは昨年に基本情報技術者試験の合格サポートをさせて頂いた下平選手からユニフォームを受け取れたことです。
THIS IS IT(アイティー)のコンセプトもそうですし、SEプラスとして個人スポンサーもさせていただいているので、たくさんお世話になっている下平選手から受け取れたことは本当に良かったです。

下平選手との撮影

イレブンとの写真撮影
スポーツ大好き人間の私としてはまさかこんな写真が撮れるなんて感無量でした。さらに、南葛SCとの初コラボ企画のときからお世話になっている森山選手が隣にいたことも嬉しかったです。また同じく初コラボ時のメンバーである柳選手や、ポーズチャレンジしてくれた玉城選手もいるという贅沢な写真撮影でした。

ボードも作成いただきました!

サポーターからSEプラスへのサプライズ弾幕

南葛SCのサポーターから当日SEプラス向けに弾幕を掲げていただきました!
“冠マッチを通じてサポーターの方々にもSEプラスを知っていただきたい”という目標が一つ叶ったことと、我々のために作成いただいたということに感動しました。本当にありがとうございます!

メインスタンドより   画像が粗くてすいません、、

南葛SC 冠試合「THIS IS IT(アイティー) DAY~SEplusスペシャルマッチ~」をやってみた感想

冠マッチに向けた南葛SC全体の雰囲気が最高

まず、冠マッチの開催まで、SEプラスではブース情報やTシャツ配布の情報などをXやプレスリリース等でたくさん発信しました。
南葛SCは公式Xはもちろん選手の多くがSNSの活用が活発です。弊社の冠マッチの情報を多くの選手が発信や拡散をしてくれていたので、当日を迎える段階で多くの方がTシャツやブースの存在を知ってくれていました。
さらに、当日もブース出展されているエリアでプロモーション部の天野さんがマイクをつかって今日はSEプラスの冠マッチであることや、楽しいブースがあることなどを終始アナウンスしてくれていました。ときにはブースまで来られて実況中継も!!すごい。

四位一体となり、冠マッチは大成功

SEプラス初となる冠マッチを終えてですが、正直最初は試合名にSEプラスという社名が付いて終わりかなと思っていました。個人的に、そうしたくはなかったので、初回の会議では企画書を持ち込んでやりたいことを伝えました。それに対して南葛SCはできる・できないだけではなく、“こうしたほうがもっと良くなるのでは?”と助言をしてくださり、会議を通して南葛SC側の本気度がとても伝わって来ました。

そして今回、ブースのゲームでは何名かの選手にご協力をお願いしましたが、とても快く楽しそうに協力してくれたのも印象的でした。ポージングゲームの撮影ではノリノリでポーズをしてくださったり、選手のタイピングスコアを事前に確認する際に相澤選手が深夜までチャレンジを繰り返してスコアを出してくださったり、さらに冠マッチ当日も営業開始時から終了まで休まずブースにいてくださったり、、、本当にパートナーのためにここまでしてくれる選手の皆さんには感謝しかありません。

そして、サポーターの方々は横断幕を作成してくださったり、「Tシャツもらえました!」と私に声をかけていただけたり。
さらにタイピングやポージングゲームのブースで、多くの方が笑顔で挑戦されている様子を見て、“ITを楽しんでもらう”といった部分も実現できたと感じました。

本日の最高点を巡る戦いは熾烈でした

このように冠マッチを通じて南葛SCクラブ、選手、サポーター、SEプラスの四位一体となっているなと感じ、感無量でした。
さらに、SEプラス社員への南葛SCパートナーとしての認知度も上がりました。ブース運営に参加した人、サポーター作成の横断幕を見た人、SEプラスのロゴが入ったTシャツを着てる人を見た人など様々なポイントで南葛SCとSEプラスの関係を社員が知ることができたと思います。

もちろん、企画や準備、当日運営などはとても大変ですが、多くの観点からも冠マッチを実施して本当に良かったと思います。

冠マッチ成功の秘訣

最後に今回冠マッチをおこなってみて非常に満足度が高かったので、その秘訣を勝手ながら記載します。
秘訣は、
企画をクラブに丸投げしない です。
冠マッチというのは言い方を変えると、スポンサーマッチとも言えます。
スポンサー側が、「お金を払うので何かやってください」とクラブに丸投げしがちです。ただ、それだとおそらくうまくいかないと思います。
企業側が冠マッチを通じて選手、サポーターと何がしたいのか、何を伝えたいのか。
そして企業側では何ができるのか、何がやりたいのかをクラブ側へ伝えていくことがとても大切だと思います。
今回も我々がやりたいこと伝えたいことを明確にして、南葛SC側等と相談しながら進めていきました。このやり方のほうがサッカークラブ側からもいいアイディアが出てくると思います。
偉そうに書きましたが、結局のところ、スポンサーではなくてパートナーということが大切ということを冠マッチを通じて再認識できました。

最後に、今回の冠マッチに携わっていただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

試合後に選手の皆様と観戦した社員全員で記念撮影


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