ChromeOS Zork (1 - 7)

ChromeOS Zork (1)



 ChromeOSを Athlon 200geで試してみました。

chromeos_14150.87.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v7.bin.zip (1.7GB)
brunch_r94_stable_20211127.tar.gz (749MB)

 参考サイト: Chrome OSのブータブルUSBを作成する
https://becre8ive.tech/dev/oss/chromeos-liveusb/

 USB SSDにインストールして起動しました、USBテザリングで通信接続して言語設定やアカウント設定後に使えました。
 問題は Chrome OS の設定 -> 電源の設定で、アイドル状態で [画面をオンのままにする] に設定しましたが、Linux開発環境のインストールでダウンロード中に、画面が消えて復帰出来なく成りました。

 公式の使い方では無いので自己責任です。

 リブート後に Linux開発環境をインストールして Debian 10を Debian 11にアップグレードしましたが、不安定になりました。
 設定変更しようとしただけでフリーズしたり、画面出力が切れて復帰しなくてリセットを押したりと、使えませんでした。

 CloudReadyが使い易くなっていましたが、Androidアプリが使えません。
 android-x86_64-7.1-r5-k419 で Androidアプリも使えたりしましたが、Androidのバージョンが古い事や Android source buildで失敗ばかりなので ChromeOSなら linuxだし Android変換機能が有るので、カスタマイズして Androidアプリも速度向上出来るかと試した訳です。

 Debian 11 Bullseyeを別の USB SSDにネットインストールしましたが、Ryzen APU用のグラフィックドライバーがインストールされない為、1024×768画面から変更出来ません。

 Debian 11で pixman-0.40.0のソースをダウンロードして、オプションで -mssse3を指定してソースコンパイル。
 ChromeOSのドライブが Debian 10と Debian 11でマウントエラーが出ました。
 Linux Mintを起動して ChromeOSの ROOT-A/usr/lib64 に rootで libpixman-1.so.0.40.0 を上書き。
 ChromeOSを起動して、ブラウザーの動作が軽く成ったのを確認しました。
 躓いてばかりですが、一応 ChromeOSをカスタマイズ出来る事が分かりました。

追記:Debian 11で rootで mousepadが起動しないし、pcmanfmで rootアクセスが出来なかった、ターミナルから rootでファイルコピーしたら落ちました、rootアクセスで問題が出て不安定です。

追記(2021/12/18): ChromeOSを別のPCで起動した場合は、初期設定からやり直しで不安定に成りましたので、ChromeOSはインストールしたPC専用かなと思います。

追記(2021/12/19):Debian 11でサウンド関係にバグが有ります、Ryzenだからか分かりませんが何度も音声ボリュームの再起動を繰り返します、athlon 200geと ryzen 7 1700でも同じでした。
 pulseaudioと pavucontrolを削除して、alsaをインストールしてリブートして収まりましたが、firefoxで音声の再生が出来なく成ります。

追記(2021/12/20):Linux Mint 20.2とLMDE 4(Debian 10)でも Ryzen PCでアナログ音声出力で、サウンド設定でアナログ出力が認識されないバグが出ました。
 USB DACは認識されて音声は出ましたが原因は分かりません、USB DACが劣化したのかノイズが出る様になったので、PCにヘッドホンを繋いで動画再生をした所で気付きました。

追記(2022/03/19):ノイズの原因は、テザリング通信中のスマホが USB DACの近くに有ると、ノイズが出る事でした。

追記(2021/12/29): Debian 11.2 で Ryzenでのバグが改善されていました、ChromeOSでは試していません。


以上です。



ChromeOS Zork (2)



 alsa-lib と libdrm2 のカスタマイズをしました。
 openSUSE Leap 15.3 x86_64 でソースコンパイルを行いました。
 Debian 11では、普通に libcairo2をソースコンパイルしただけで makeエラーが出たので、使用を止めました。

 試される方は自己責任でお願いします。

******************************
https://drive.google.com/drive/folders/1rHZoXZauob8boV_tvAEbAe6y27lcocKr?usp=sharing
 圧縮ファイルをダウンロードし、解凍して下さい。

 端末から
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
su
zypper si -d alsa-lib
zypper si -d libdrm2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 alsa-lib
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
./configure CFLAGS='-g -O3 -march=native -mavx2 -flax-vector-conversions' --disable-static
make
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 libdrm2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
cd libdrm2.4.104
mkdir build
cd build
CFLAGS='-g -O3 -march=native -mavx2 -flax-vector-conversions' meson
ninja
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ChromeOSの ROOT-A/usr/lib64 に rootで
libasound.so.2.0.0
libdrm.so.2.4.0
 をコピー。


以上です。



ChromeOS Zork (3)



 ChromeOSのアップグレードが出来なかったので、新しく作り直しました。
chromeos_14388.61.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v7.bin.zip (1.7GB)
brunch_r97_stable_20220121.tar.gz

 Ryzen5 3600 PCで USB SSDにインストールし、起動後に初期設定しました。
 Ctrl + Alt + T でターミナルを起動。
>shell
>sudo edit-grub-config
 で 英語のテキストメニューから、enable_update と pwa を設定後、再起動後にアップデート (1240MB)。
バージョン: 99.0.4844.57(Official Build) (64 ビット)

 アナログ音声出力で、音量コントロールの起動を繰り返すバグが出て、youtubeの動画再生が出来ませんので USB DACを使いました。
 linuxでの Ryzen関連の症状が遅れて来ました。


以上です。



ChromeOS Zork (4)



 ChromeOSのアップグレードに合わせて、openSUSE Leap 15.4のパッケージソースでコンパイルした所、GCCの仕様変更によりカスタマイズした部分がエラーに成る事が有ったので、全て見直しと修正が必要に成りました。

 コンパイルオプションのデフォルト値の変更や、CPU拡張命令と openMP命令でコンパイルチェックの厳格化や、最適化レベル上げでの出力コードの変更か Leap 15.2では動いていたものがバグってしまう様に成りました。

 GCC仕様変更や linuxのアップグレードで古いパッケージは削除されて、ソースコンパイルも出来ないまま見捨てられたので、以前にカスタマイズしたパッケージは削除しました。

******************************
https://drive.google.com/drive/folders/1rHZoXZauob8boV_tvAEbAe6y27lcocKr?usp=sharing
 上記URLに新しく作成したファイルを用意しました、試される方は自己責任でお願いします。

追記(2022/05/25): GCCの仕様変更により GCC 7.5 以上でソースコンパイルした場合、CPU拡張命令や openMP命令でエラーやバグが出る場合が有りました。
 なのでカスタマイズしたソースは GCC 7.3 以下でコンパイルする事が無難だと思います。
 openSUSE Leap 15.4のリポジトリからのパッケージでも、Leap 15.2では動いていた pcsxr や ppssppなどが動かなく成ったりと安定していません。
 ChromeOSは Gentoo linuxでビルドされていますが、GCCの仕様変更の影響が無いとは言えません、回避策などはネット検索しても分らなかったので、カスタマイズは停滞したままです。


以上です。



ChromeOS Zork (5)


 ChromeOS R115 を Ryzen3 3200G で試しました。

chromeos_15474.84.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v8.bin.zip
brunch_r115_stable_20230814.tar.gz

 Linux Mint 20 で インストール作業を行いました。

sudo apt-get update
sudo apt-get install pv
sudo apt-get install cgpt

sudo bash chromeos-install.sh -src chromeos_15474.84.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v8.bin -dst /dev/sdb

 インストール作業は Ryzen5 5600X の PCで行いましたが、ChromeOSがカーネルエラーで起動せず、Ryzen3 3200G のPCで起動したので試しています。
 Linux環境をインストールして、Debian 11 から Debian 12 にアップグレードしました。
 Debian 12 では Wayland 未対応なツールやアプリが起動しないので、苦戦しています。

 ChromeOS Ryzen カスタマイズは下記からダウンロードして下さい。
https://drive.google.com/drive/folders/1dNfkJXvVD2B8yVZn1C7QEXcfMl28y2es?usp=sharing

 試される方は自己責任でお願いします。

 Debian 12 Bookworm のネットインストール ISOを試しても、Ryzen PCでは USB WiFi や USBテザリングが認識されず、Ryzen用の Firmware や WiFi用ツールなどがインストールされない様なので、お手上げでした。
 Devuan Linux 5.0 や Sparkylinux も駄目でしたので、再度 ChromeOSを試しました、通信は問題無く出来ました。

追記(2023/09/28):LMDE6 も USB WiFi や USBテザリングが認識されませんでした。

追記(2023/09/30):訂正と修正。
 USBテザリングは使えました、USB-Cケーブルを変えたら接続されましたので、Sparkylinux と LMDE6 で日本語インストール出来ました。
 LMDE6 はUSBテザリングが不安定で、切断と接続を繰り返す事が有りました。
 どちらも /etc/apt/soures.list に non-free-firmware が入っていましたので、使用していた rt2800usb が認識されなく成ったのだと思います。
 Linux Mint 21.2 では USB WiFi は使えています、/usr/lib/firmware を LMDE6 と比較すると、Debianベースの方が半分くらいに減っているので、古いモデルは削除されたのかと思います。

追記(2023/10/29):ChromeOS をアップデートしたら R118 に成りました、Linux が起動しないので削除してインストールし直しましたが、XFCEデスクトップ環境を入れた後 GUIアプリを起動すると Linux が落ちて使えなく成りました。
 Debian 11 を Debian 12 にアップグレードしてみても変わりませんでした、CUI は使えますが GUI に頼り切りなので、不安定さも有りカスタマイズをやる気が無くなりました。

追記(2023/11/04):sparkylinux-7.1-x86_64-minimalgui (1.4GB) を試しました。
 USB WiFi は駄目でしたが USBテザリングが普通に使えました。
 LXDE環境の軽量で良かったので、libpng のカスタマイズを試しました、メニューや pcmanfm ファイルマネージャー のアイコンは問題無かったのですが、meld のアイコンの一部がバグりました。
 linux mint 21.2 でマルチスレッド処理でアイコンやサムネをpng作成すると成ってから、アイコンがバグりましたからマルチスレッド処理から openmp や simd命令を使った png機能を使用するとバグると思います。
 Debian は CPU拡張命令は否定派ですが、マルチスレッドは容認している様です。
 systemd もマルチスレッド処理を使用しているので、疑わしいです。
 linux のマルチスレッドは複数のアプリを起動していても、linux がフリーズしない様に考えられた古い仕様で、グラフィックやサウンドなどの処理に向きませんが、近年は多く使われる様に成り linuxカスタマイズがやり難く成ってきました。

追記(2023/11/04):ChromeOS Ryzen カスタマイズを sparkylinux-7.1-x86_64-minimalgui でソースコンパイルして試す様にしました、R115 と R118 でカスタマイズライブラリのバージョンが同じなので使えます。
 試される方は自己責任でお願いします。

追記(2023/11/29):libfreetype6 のカスタマイズを追加しました。
 マルチプラットフォーム対応で近年は、libxfont2 より使われています、ChromeOSやAndroidOSでも使われています、FirefoxなどのWebブラウザーも使っていますので、フルHD以上の解像度で遅くなったと感じる、要因の一つだと思います。
 古いCPUにも対応する為にバイト単位で処理を行う部分が多かったり、64bit 演算をC言語で作った物で行ったり、全く64bit CPUの性能を活かせないので、SIMD命令で高速化しました。

追記(2023/12/14):sparkylinux-7.1 をアップデートしたらフォントが表示されないバグが出ました、libfreetype6 カスタマイズは Debian 12 で使用しないで下さい。

追記(2023/12/23):sparkylinux-7.2 をインストールして、ライブラリのソースコンパイルと /usr/local/lib にインストールをしただけで、LXDEデスクトップのフォントや壁紙がバグりました。
 XFCEバージョンも同じでした、訳が分かりません、tmpfsを使用したのが悪いのか?。
 しかし Ubuntuや openSUSEで、ソースコンパイルしただけで問題は出ていません。

追記(2023/12/29):Debian 12.4 のネットインストールで USBテザリングが使える様に成ったので、インストールして試しました。
 USB WiFi は認識しないままで、USBテザリングも不安定な時も有りましたが、ソースコンパイルしただけでバグは出なかったので、カスタマイズ制作用で使おうと思います。

追記(2024/02/13):ChromeOS をアップデートし R119 で再起動したが、ログインパスを認識しなくなりました、クリーンインストールで R120 を試しても、カーネルロードエラーで起動しません。
ChromeOS Zork のデスクトップ用 Ryzen CPU でのアップデートは困難に成りました。

追記(2024/03/16):ChromeOS Zork R121のインストールを試したら成功しました。
brunch_r121_stable_20240224.tar.gz (860MB)
https://cros.tech/board/zork/
chromeos_15699.72.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v9.bin.zip (1.9GB)
kernel 6.6 です。
現在の Stableは R122です、アップデートはまだ試していません。

追記(2024/03/16):起動直後はUSB WiFi 通信接続していましたが接続が切れます、USBテザリングで接続したと思ったら通信出来なかったり通信関係が不安定になりました。
USB WiFiで通信が切れたのは、Chromebookと Ryzen ChromeOSで同じアカウントを使用したからかも知れません、別アカウントだと切れませんでした。
 

ChromeOS Zork (6)

ChromeOS Zork R121の Ryzenカスタマイズを試しています。
開発環境とソースを Ubuntuに変更し、ライブラリのバージョンが新しくなったので見直しながらカスタマイズしています。

https://drive.google.com/drive/folders/13gydJwjLyePs2ASX_2ua0d2YMRcMYxSk?usp=sharing

ダウンロード後は前記事を参照して、ChromeOS Zorkに書き込んで下さい。
お試しは自己責任でお願いします。

追記(2024/05/04):libpixman-1.so.0.42.2のカスタマイズを作り直しました。
処理速度が上がったので、お試しは自己責任でどうぞ。

追記(2024/05/11):libzstd.so.1.5.2のカスタマイズを見直しました。
お試しは自己責任でどうぞ。


以上です。


ChromeOS Zork (7)

ChromeOS Zork R124のインストールを試しました。

brunch_r121_stable_20240224.tar.gz
chromeos_15823.40.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v9.bin
Ryzen3 3200G & Linux Mint 21.3 にて作業。

brunch_r123 だとインストール後に、起動でカーネルが見つからないとエラーになるので、brunch_r121 を使いました。
Ryzen CPUやインストールに使用した Linuxの種類やバージョンなのか、組み合わせが合わないと起動が成功しませんでした。

追記 (2024/05/24):USB WiFiがエラーな為、Google Playで通信エラーが出て Androidアプリがインストール出来ませんでした。


追記 (2024/06/10):ChromeOS Zork R125のインストールを試しました。
brunch_r121_stable_20240224.tar.gz
chromeos_15853.53.0_zork_recovery_stable-channel_mp-v9.bin

インストール・起動・設定・Chromeブラウザーは問題有りませんでしたが、Google Playで通信エラーが出て Androidアプリがインストール出来無いのは同じでした。


追記 (2024/06/29):Acer Chromebook Spin 311 でも R125では WiFiテザリングが不安定で、アップデートで R126に成りました。
Chromebook のメモリー4GB版は ARM32bit版でしたが、いつの間にか 64bit版に成ってました。

追記 (2024/09/02):Acer Chromebook Spin 311 のアップデートで R127に成りましたが、WiFiテザリングがまた不安定に成りました。
スマホとの接続は切れていないのに、通信エラーでWebサイトが表示されない事が頻発します。
Ryzenでの USB WiFi通信の改善はまだダメそうです。



以上です。

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