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I can't take you out of my brain.

5年前に1人で鎌倉に行った時に出会った
忘れられないカフェ。

Cafe gula

銭洗弁天に入り、脇道にそれる階段を上がると突然現れました。

見落としちゃんうんじゃないかってくらいポツンと。


私は、いつも1人で行動する時に
電車の時間や、食事を取る場所、行ってみたいところは事前にチェックしてTO DOリストにまとめています。
スケジュール通りに予定を終えたいから。
限りある時間の中で自分の好きなことを思いっきりたのしみたいから。

そんなスケジュール通り女が!
このカフェには入ったんですよ。

玄関の戸を開けてると、白髪でショートカットのご婦人が、優しく迎えてくださいました。

私が入った時にはすでにお客さんが1人いらして、窓際で読書をしていました。

席に案内され、
素敵な手書きのメニュー表を頂き
価格帯にびっくりしながら注文して

「素敵なお部屋なので拝見したいのですがよろしいですか」とお伺いしたところ

「好きなように見てくださいね」と快諾してくださり、ケーキセットが届くまでお部屋の中をウロウロ。

置いてあるもの全部が素敵で、
居るだけで心地いい。見ていても癒される。

どこか懐かしい気持ちにさせてくれるところでした。


入ってすぐの廊下にあるイス




飾り棚




通された席




お手洗い前


奥の座敷席



可愛い素敵なティーカップ



窓際



惚れ惚れしながら部屋を見て回っていたら

注文したケーキセットが。


このセットでなんと300円。
すごくないですか。
鎌倉のカフェの値段設定ではない。
まさに破格。

このチーズケーキも手作りで
キッチンも見せていただいたんですが、
何種類かのホールケーキを作ってらして
それを切りわけてお出ししているようでした。どれもすごく美味しそうでした。

一緒につけ合わせてあるクッキーも
バターの味がする優しいクッキーでした。

小町通りから延々と歩いてきたわたしに
このケーキセットはグッときました。
最高。心が満たされる空間。

「すごく素敵で感動してます。」
と、伝えると、
「ありがとうございます。お姉さん荷物が多いけどご旅行かしら?」と聞かれたので
「宮城県から参りました。たまたま通りかかってお邪魔してます。素敵なところで本当に感動してます!」と伝えると
「遠くからいらしたのね。あのね、ここのお店私の趣味だから土曜日と祝日しか開けていないの。」とのこと。
しかも時間も長く開けてないから本当にたまたま開いていたみたい。

いやー。
そんな偶然にもうれしさを覚えながら
ケーキとピーチティーをいただきました。

本を持ってくればよかったと後悔するほど
寛げる空間でした。

うっすらかかっているBGMと
外からの鳥の鳴き声が気持ちよかった。

また絶対に行きたいと思う
思い出のカフェになりました。


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