ホロスコープ的🌕牡牛座満月(2022.11.8)

天王星とタイトに月が合の状態で起こる今回の牡牛座満月。天文学的にも数百年に一度の天王星蝕と皆既月食として話題です!
そんな今回の満月についてホロスコープ、サビアンシンボルの視点から読み解きました🌕🪐


簡易図

8日牡牛座満月の予想🌕🐂


エネルギーとして強いのはTスクエア(牡牛座月天王星、蠍座太陽金星水星、水瓶座土星)です。先月に引き続き太陽水星金星が合なので、コミュニケーションと人間関係また金銭についてクローズアップされそうです。ここに月と天王星、土星がハードアスペクトを取るので、例えると衝動買いをしたいけどできない!自分の気持ちを伝えたいのにうまく言葉にできない!引っ越しや人間関係を断捨離したくなる欲求が強くなるが思い切れない!といった葛藤が生まれやすいと思います。

牡牛座に月と天王星があり、蠍座に太陽水星金星があるため個人と他人(他人に依存している)の間の葛藤が出やすいかもしれません。また自分の問題なのに思い切れない理由を他人からどう思われるかといった他者の存在を知らず知らずのうちに組み込んでいることに気がつくかもしれません。

この葛藤Tスクに調停として魚座木星海王星の緩めるエネルギーや山羊座冥王星の自立のエネルギーを意識するとTスクの調整がしやすいのではないかと思います。魚座の緩めるエネルギーや想像力を活用して葛藤を表に出すよりも明るくポジティブな内省に活用したり、自分の想像力を使って解決方法を考えると葛藤のエネルギーが分散しそうです。また山羊座冥王星の自立のエネルギーを効かせて葛藤や問題から本当は自分はどうありたいのか望みを再確認したりできそうです。鍵になるのは他人に依存した望みではなく自分自身のための望みであるか、と言う点になると思います。

現在双子座火星と魚座木星海王星が90°ハードアスペクトで怒りを上手く具体化できず押手に暖簾状態になりやすく、怒りだけでなく行動もふわふわとしやすいので無理に動くよりも自分と向き合うデトックスの期間と考えた方が良さそうです。
元々満月はデトックスのエネルギーが出やすいです🌕


サビアンシンボルから見る🌙

今回は牡牛座で天王星と月が合、つまり天文学的に天王星蝕、月蝕となる珍しい配置の満月です。

満月時の月のサビアンシンボルは牡牛座17度「剣と松明の戦い」です。剣と松明はタロットのソード(思考)とワンド(情念)です。この戦いは勝者の決定ではなく二者の対立のそのものに注目することを教えてくれます。このサビアンシンボルは牡牛座で天王星と月が合の状態で起こる今回の満月ととてもリンクしていて面白いです。
牡牛座は「好き/嫌い」「価値の有無」といった二元論的な判断が得意なサインです。そこに革新を司る天王星が入っているため、価値基準の大きな変革を促すエネルギーを受けやすくなります。
そして今回は月が重なるためその革新の要因に「自分自身が心地好いこと」という月の性質が入ります。
今回の満月は自分自身の最適化のために価値観をアップデートするのに良い期間と言えます。牡牛座(不動宮/地のサイン)で起こるのでゆっくり熟考するのにも良いですね。


まとめ

•自分の価値基準に矛盾を感じやすくなる
•葛藤の中で新しい答えを見つけられるチャンスでもある
•葛藤のループに陥った時は想像力や自立のための自分の望みを意識すると良い
•無理せずゆっくり考える

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