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コトに向き合い、Trustfulな組織を実現するために

※この記事は「LayerXアドベントカレンダー2023春」の29日目の記事です。
前回はmichiru_daさんの「マルチプロダクトを広め続ける、バクラクのカスタマーサクセス」でした。
明日は誕生日を迎えるyu-yaさんの記事です!お祝いしつつ見てください〜

こんにちは。LayerXで事業開発部に所属している植木(@y_ukkyy)です。
簡単に自己紹介を記載しておきます。

新卒でソフトバンク株式会社に入社、大手企業をお客様としてアカウントセールスに携わり、あらゆる業界トップのお客様へITサービス・プロダクトを提供していました。一世を風靡した人型ロボットPepperを世界で一番販売したギネス記録保持者(自称)です。
趣味はスポーツ観戦、ゴルフ、わいわいしながら美味しい食事とお酒を楽しむことです!

前回のnoteでは、LayerXは"組織全体をプロダクトとしてお客様に提供している"と入社当初に感じたことを率直に書きました。

入社してからあっという間に約1年という月日が経ち、この1年間で社員数は倍増・組織が急拡大しています、その状況下においてもLayerXは組織全体をプロダクトとしてお客様に提供し続けています。
むしろ爆速アップデートをしています!

それを支えている一つとして、一人ひとりのメンバーがコトに向き合うために当社が取り組んでいるTrustfulな組織作りについて感じたことを今回は書いていきます。

今回の要点は下記となります。

コトに向き合うためにはTrustfulな組織作りが不可欠
Trustfulな組織作りには人と向き合い、互いに背中を預け合うことが必要
つまり、コトに向き合うために、人と向き合い、背中を預け合うことが大切

コトに向き合う

そもそもコトに向き合うとは、DeNA創業者の南場智子さんが講演でお話されたメッセージです。
当時は新卒で入社したタイミングで、このメッセージが強烈に突き刺さり、寝る時はこの講演動画を聞きながら寝ていた事を覚えています。

誰についていくとか、誰に評価されるとか、あるいは自分ができる、できない、もう少し成長していかないといけないのではないか。そういうことに意識を向けるんではなくて、純粋なチームの目標や自分の目標に向かって、それに本当に集中してみると、すごく充実した人生が送れるんじゃないかと思います。

2013年7月に日経新聞主催で開催「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」での特別講演

では、コトに向き合うことで何がどう良いのか?

先日、代表の松本が書いた記事の中で「楽しい、というのはモチベーションにおいて最も強力な要素」と書いており、これがコトに向き合うことで生まれる最大の利点だと思います。
(毎度の良記事です。ただ読んだ後はこの記事に戻ってきてくださいね)

コトに向き合うから楽しい、楽しいところに人が集まる、互いに背中を預けてコトに向き合う、加えて事業が伸びる&人が伸びる、それにより新たな機会・役割が生まれ、相互に作用して良いサイクルが回るのだと思います。

ただ言うは易く行うは難しです。
様々なバックボーンを持っている多様性のある一人ひとりのメンバーがコトに向き合うために、当社もさまざまな取り組みを実施しており、その一つがTrustfulな組織作りです。

Trustful Team

LayerXの行動指針には「Trsutful Team」というものがあり、行動指針の中で私自身が特に好きな価値観です。
過去の経歴、年齢、所属しているチーム、社歴に捉われずにお互いを尊重・信頼して透明かつ率直なコミュニケーションを行っていく、これがコトに向き合う前に必要な土壌だと感じています。

さらに持っている情報により、コミュニケーションに優劣が生まれる事も往々にしてあるかと思いますが、意識的に情報をオープンにしてフラットにコミュニケーションができるように取り組んでいます。(驚くほど情報が公開されています。)

これはその個々人の能力だけではなく、「情報のアクセシビリティ」により一人ひとりの仕事の成果は変わるという考えのもと、徹底しています。
「情報」と言うと、議事録や意思決定プロセスなどを想像しますが、各メンバー自身の得意・不得意や苦手なこと、仕事におけるスタンスなども情報であり、これがTrustfulな組織作りに大切なポイントだと感じています。

互いを知ることで背中を預け合う

至極当たり前なことではありますが、関わるメンバーが自身の事をよく理解していて、自分も相手の事を理解していたら、背中を預けて純粋にコトに向き合うことができます。
そのために、一度向き合い、個人の心地の良い状態、できることできないことを開示する、共通点や補完し合える点など互いを知る事からはじめるという取り組みを行なっています。

具体の取り組みでは下記の内容を実施しています。

お互いを知る会

この項目を参加メンバー全員が事前に記載して、その内容を見ながら一人ひとりについて理解を深めていきます。

  • テンション上がること(ボールを渡す際にあると嬉しい情報)

  • 苦手なこと、嫌いなこと

  • 仕事の基本スタンス、大切にする価値観

  • スキルセット概要

  • (ぶっちゃけ一緒に仕事する上で知っておいてほしい私のこと)

  • ストレングスファインダー/コンピテンシー診断

こちらが実際に私自身が記載して共有した内容です。

ストレングスファインダーでは''個別化''が最上位

なんだかんだ似通っていたり、意外なポイントが見つかったりとわいわい楽しみながら行なっているのが実情です。

深い自己紹介

幼少期から現在に至るまでの変遷を深く深く掘り下げて文章にまとめていき、深い自己紹介として公開します。ある意味、自分の取り扱い説明書のような位置付けです。

実際のメンバー同士のやり取り

普段なかなか自分自身を客観視することは難しいので、他人から見た自分を知ること・気付くことができる良い機会でもあります。

個人的に好きな漫画 ブルーピリオドの一幕


一部ではありますが、このような取り組みを経ながらTrustfulな組織作り、一人ひとりのメンバーがコトに向き合うチャレンジをしています。
言うは易く行うは難し(2回目)ですが、意識的に徹底的に当たり前を積み上げています。


改めて今回の要点について記載します。

コトに向き合うためにはTrustfulな組織作りが不可欠
Trustfulな組織作りには人と向き合い、互いに背中を預け合うことが必要
つまり、コトに向き合うために、人と向き合い、背中を預け合うことが大切

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回はごく一部の取り組みや私自身が感じたことを書きましたが、LayerXではこれ以外にも大切にしている価値観をLayerX羅針盤に掲載しています。ぜひ他の項目も読んでみてください。


興味を持って頂いた方、今回の内容以外(業務やキャリア・転職など)について気楽に雑談したいという方、ぜひお話しましょう!
応募お待ちしています〜


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