4/17の気づき(国体最終選考会)

おはこんばんちは。

先週末は国体最終選考会でした。長きに渡る選考会もいよいよクライマックスを迎えました。昨年の12月に本格的に競技復帰して目標の1つとしてきた国体出場が、叶うのか叶わないのか。この日でついに決定します。
そもそも国体の選手はどのように決まるかご存知でしょうか。私も細かい点は把握していないのですが、開示されている情報をご紹介しましょう(あくまで2022年度千葉県の選考基準です)。
まず選考日ですが、3/21の1次選考会に始まり4/2の2次選考会、そして4/17の最終選考会を経て選手と強化指定選手(控えの選手、選手のサポート役)が決まります。選考基準は以下にまとめます。

1次選考:原則男子は8射5中以上、女子は8射4中以上を通過とする。
2次選考:的中率男子70%以上、女子60%以上を通過とする。
最終選考:1次選考を通過した者により選考会を行ない上位的中者から代表選手を選考する。選考にあたっては、過去3年間における県大会以上の入賞経験や団体戦を考慮したチーム編成となるように勘案する。
(2022年度千葉県民大会第二部 弓道競技実施細則より)

1次選考、最終選考は近的・遠的各8射、2次選考は近的・遠的各20射でした。この年の選考は1次選考で14名ほどいた選手候補者が半分ほど落とされ(1次選考にしてはめずらしいそうです)、最終選考でそこから選手3名と強化指定選手2名を選出という形になりました。
先に結果をお伝えすると、私は2022年度の国体強化指定選手に選出していただきました。過去の投稿にもありますが、それぞれの選考会の結果を以下に記しておきます。
<1次選考>
近的:8射8中
遠的:8射6中(34点、1立平均17点)
<2次選考>
近的:20射10中
遠的:20射14中(89点、1立平均17.8点)
<最終選考>
近的:8射3中
遠的:8射7中(47点、1立平均23.5点)

率直にいって、何故落選しなかったのでしょうか?笑遠的は向上してると言えなくもありませんが、他の候補選手はもっと的中、点数ともに上ですから、今回の選考の意図を考えるにものすごく期待されている、と捉えてもよいでしょう。最終選考会終了後、千葉県の国体部長の先生に選考理由を伺うと、やはり「期待しているから」という一言をいただきました。恐らく落選してしまった候補選手の中にはどうしても国体選手になりたくてこの最終選考会のために鍛錬を積み重ねてきた方もいるでしょう。そんな方々と戦いこんな不甲斐ない結果でも選出されてしまいましたから、これから選手を越える勢いで稽古に励むことこそ落選した方々に対する誠意であり、義務でしょう。そう考えるとさらに身のひきしまる思いです。控えのメンバーとはいえ千葉県の代表に恥じぬ働きをしなければ、と痛感するのでした。

というわけで今年の「国体出場」という目標は達成せずとも実りありという結果でした。1つの節目でほっとしましたが、まだ国体は始まっていませんからいつ交代しても選手以上の結果が出せるように稽古に励みます。
前回に引き続き私を陰ながら支えてくれた皆様には厚く御礼申し上げます。来年こそは代表選手として千葉を背負って国体に出場し、総合優勝を狙います。

来週は段級審査が控えていますので、結果報告も兼ねて来週このnoteをまた更新します。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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